子どもたちがどうしてもその魅力に抗えない、テレビにゲームにタブレット。
だけどやりすぎはよくないし、目も悪くなっちゃうし、ゲーム依存症になると困ります。
理想的には、ファミコン高橋名人「バグってハニー」の時代から言われているように、「1日1時間まで」を守りたいところですけどね。
放っておいたら何時間でも
わが家の長男は小5、次男は年長です。
二人ともゲームやテレビ、タブレットで見るYouTubeが大好き。
かといって、大人がガミガミ言うのも疲れちゃうし、いちいち今見始めてから何分経ったか?なんて管理していられないので。
ペアレンタルコントロールができるアプリを利用しています。
TVゲームのペアレンタルコントロール
TVゲームについては1日1時間(休日は午前と午後に分けて1時間ずつの計2時間)と決め、ニンテンドーのペアレンタルコントロールのアプリを使用しています。
親が注意しなくても、時間が来たら勝手にゲーム終了するので便利。
タブレットのペアレンタルコントロール
大人もそうですけどYouTubeってほんとに時間泥棒ですよね。
気づくと数時間たってしまう…。
それにタブレットなら、子どもにも直感的にプレイしやすい、いろんなゲームがあるので、ハマると厄介です。
タブレットについては、こちらのアプリを使用しています。
iOS12から搭載の新機能も
Appleが6月に発表した最新の「iOS 12」には、アプリの使い方を分析する「Screen Time」という機能が追加されます。
「Screen Time」は、子どもがどんなアプリやWebサイトを使っているのか、親の端末から把握したり、アプリの使用を管理・制限できるようです。
就寝中や勉強中など、子どもにデバイスをいじらせたくない時間帯を設定することもできるとか。
あんまりがんじがらめにするのは、子どもにとっても窮屈な感じでしょうけど、学業や健康にまで影響を及ぼすような依存症から守るためには、仕方ない気がします。
なんだかんだで話し合い
ゲームのルールについては各家庭の考え方、やり方があるので、一概には言えません。
ただそのルールをどうやって決めるのか、については、やはり家族での話し合いが大事だと思うのです。
一度決めても、どんどんなぁなぁになっていってしまうので、やはり繰り返し開催し、ルールに問題があれば、それをどうしていくのがいいのかを、みんなで考える必要がありますね。
それでもだめなら強硬手段だ
そうはいっても夏休み。
学童のない小5長男の、タブレット、ゲーム、テレビの時間は、放っておくと1日10時間ペースになってしまいます。
ルールを決めても注意する大人がいなければ、好き勝手します。
親の言うことも素直に聞けない年頃なので、わが家はこの夏、もめてばかりいました。
Apple TVは手放した
うちの旦那、ガジェット好きです。
そしてApple信者です。
iPhoneの発売日に早朝から店の前に並んじゃうタイプの人です。
そういうわけでわが家にはApple TVがございます。
いや、正確にはございました。
TVの大画面でYouTube動画を見たり、NetflixやHuluで海外ドラマを見たりといろんなことができるのですが、エンドレスに見続けてしまうのは困ったもの。
大人にとっては便利ですが、ゆっくり映画を観たりする時間がなかなかない!ということもあり、旦那も泣く泣く、手放すことにしました。
メルカリで秒速で売れました。
テレビのケーブルを抜く
非常にアナログな方法ですが、当初は意外と効果的でした。
テレビの裏に回らないと繋げないので、テレビをつけること自体が億劫になります。
そもそも、私テレビの配線が分かりませんので、これをされると私もテレビを観たいときに見れません。
でも、結局何の支障もなかったなー。
長男に対しても、当初は効果を発揮した方法でしたが、やはりそこは男子です。
どうも親のいない間に試行錯誤した挙句、長男、晴れて、テレビの配線をつなぎなおしました。
結局、メカに強い男子を育てるだけに終わった方法でした。
家にいさせない
もう、共働きで見張り役がいない状況下では、限界があります。
中学受験をする予定もないので、あまり気が乗らないのですが、夏休みは塾の夏期講習でも通わせるほうが楽なのかもしれないと思い始めました(だいぶ遅いけど)。
周りのお子さんは学童がなくなる小4のタイミングで塾に通い始める子が(特に女の子は)多いですが、それもやむなしですね。
私も夫も塾に通ったことがなく、それでも大学まで行けてしまったため、塾事情に疎いです。
長男が家にいない状況が作れさえすればいいので、家から一番「近いから」という流川楓のような理由で、決めようと思います。
意外と効果があった本
ゲームやテレビ、タブレットなどを何時間でもやり続けてしまうのは、単純な理由です。
おもしろいから。
これに勝る理由はありません。
大人がやっても面白いですもん、ゲームとか。
だから単純にやめさせようと思っても、代わりに子どもが取り組める活動が必要です。
この夏、長男には本をたくさん読んでほしいと思い、名作といわれる作品を買い与えました。
これとか、
これとか、
私が子どものとき大好きだったこれとか。
結果、
全滅(まったく本を開かず)。
声をかけても、おもしろいよと勧めても、親が読書する姿を見せても全くダメで。
ところが、あるシリーズの本だけは(名作とはいわないけど)効果てきめんでした。
それがこちら。
かめはめ波を出すことはできるかとか、ゾロの三刀流は強いのかとか、科学的な根拠を挙げながら検証する本です。
まじめに検証しているはずが、あらぬ方向に論理が展開されたりして、読み物として楽しめるらしい。
小5の長男、ゲラゲラ笑いながら、ずーっと読んでいます。
最初は図書館で借りてきただけなのですが、あまりの面白さに「買ってくれ」と。
「全巻揃えたい」と。
うーん、ちょっと親が読んでほしい本とは毛色が違うのですが。
でも、まったく読書が嫌いだった息子が、寝る間も惜しんで、わざわざ朝早起きしてページを夢中でめくっている姿を見ると、ただゲームに時間制限をかけたり、テレビを簡単に見れなくするよりも、単純に、
ゲームより面白くて夢中になれるもの
を見つけることの方が大事なのかなぁと。
そのことに、もっと早く気づきたかった…と感じた夏の終わりでした。
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