浅間山が噴火しましたね。
夜中にスマホに通知が入ってきて、びっくりしました。
周辺の方、大丈夫でしたでしょうか。
どうかご安全に。
思いを馳せられる
夜が明けて、噴火のニュースを子どもたちと見ていたら、降灰の被害が出ている自治体の名前が挙げられていて。
そのうちの1つが、ついこの間、家族で訪れた場所だったんです。
すかさず次男、
「あっ!ぼくたちが行ったところだよね?」
「大丈夫かなぁ」
「(宿のオーナーで、息子たちにとてもよくしていただいた)おじさんとおばさん、平気かなぁ」と。
東京から離れた場所で起きた災害などのニュース。
自分たちの生活に直接の影響はありません。
それでも、こんなに小さな子でも、そこで生活する人たちの身の安全を心配し、「他人ごと」ではなく「自分ごと」としてとらえているのがすごいなぁと思いました。
あの大震災でさえ
昔、夫の実家(関西)に帰省した時、夫の親戚の方に
「3.11の揺れは東京でも異様なほど長くて、船酔いしているみたいでした」
という話をしたら、
「そうなん?こっちは全然揺れへんかったから、えらい騒いでるな~と思てたんよ」と。
あれだけの人が亡くなり、原発事故もあったから、
「えらいこっちゃ」とは思ったけれど、
「正直、いまいちピンとけぇへんねん」と。
同じ日本なのに~?と温度差がちょっとさみしくなりましたが。
そういえば。
阪神大震災の時の東京の人の反応も、同じようなものだったかもしれません。
「大変なことが起こった。高速道路が倒れるなんて!」
と流れる映像に恐ろしい気持ちになりましたが、当時関西にほとんど行ったことがなく、知り合いの一人もいなかった私には、やはりどこか、遠いところで起こっている災害ニュース、という捉え方でした。
次男が噴火のニュースに反応したように、災害の起こった場所が、大好きな誰かが住んでいる県とか、自分が何度か行ったことのある場所の近く、とかだったら、やはり身近に「自分ごと」として感じられると思うのです。
現地の人たちの安否を気遣ったり、あの楽しい思い出のある場所は大丈夫だろうか、と心配したり。
最近よろしくない流れ
近頃のニッポン。
外交関係がちょっとよろしくない方向に行っているのを、仕事の面で感じることが多々あります。
国と国とのいがみ合いが、民間同士の関係や、草の根の交流にまで影を落としつつあるな、と。
不測の事態に備えて、大使館前などはモノモノしい雰囲気ですし。
ネット上で特定の国を攻撃している血の気が多い人たちがいますが、そういう人たちって、その国を訪れたことや、その国の人たちと触れ合った経験がない・乏しいんじゃないかなぁと。
もちろん、実体験としてマナー違反や嫌な思いをさせられて○○人は嫌い!って言っている人もいますけど。
それにしたって、一人のふるまいを見て、その国の人全体を嫌うのって、一般化しすぎだよなぁと思いますし。
1対1で話してみれば、一緒に時間を過ごしてみれば、その国やその国の人に対するイメージってたいていよくなるものです、私の経験上。
そして、知っている人、訪れたことがある国が多ければ多いほど、
世界中で起こっていることに興味がもてる、
他人ごとでは済ませられなくなる。
子どもはいろんなところへ
仕事で大学の先生とお話する機会があるのですが、
「最近の学生は内向きで、海外に出ていこうとしない」
とよく嘆いておられます。
かわいい子には旅をさせよ、と言いますけども。
ある程度の年齢になったら日本国内だけにとどまらず、いろんなところに連れて行く、送り出すのがいいんだろうなという気がします。
そういう経験を積ませてやりたいなぁと。
余暇の過ごし方が「もはやじーさん」の夫にまかせておくと、夏休みの計画も、何度も行ったことのある馴染みの温泉宿とかになってしまうので。
まだ、行ったことのないところ、経験したことのない異文化を、どんどん体験させてやりたいなぁと思ったのでした。
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