職場の近くに本屋さんがあり、ランチを買うついでによく立ち寄っています。
書店の目立つところに平積みされている面白そうな本。
たくさんあって、どれも読んでみたいなーと思わせる本ばかり。
帯のキャッチコピーや、著名な方の推薦文や、店員さん手作りのPOPが、
「さあ、この本を手に取って!」
と私に語りかけてくるよう。
読みたいんだけどさ
ただ、そこでちょっとブレーキがかかるんですよね。
「本を買ったところで、あたし、いつ読むの?そんな時間がどこにあるの?」
そんな疑問が浮かんで手が止まる。
そう、忙しい毎日で、どうやってこれらの本を読みこなす時間を確保することができるのか。
ゆったりと、家でソファーに座り、カフェオレを飲みながら読書とか・・・。
最後にしたの、いつだったっけ?(遠い目)
特に小さいお子さんがいらっしゃるお母さんは大変です。
あいつら(失礼)、本読んでると、邪魔してきません?
わざわざ自分がやっていた遊びにお母さんを巻き込もうとしてきません?
そもそも、働く母親なんて落ち着いて座っていられる時間がないから、本を読む気すら起きないかも?
わが家も、「いーから子ども同士で遊んでてくれよー」と思うのですが、もう子どもにロックオンされたら、逃れられません。
私、今ちょっと勉強したいことがあって、家でもテキストを開いたりしているのですが、わざわざ次男は、「ママー、カルタ読んでよー」と、テキストの上に乗っかってくる。
かまってほしいのはわかるけど、本の上に足から乗るのはやめてくれー。
どうにかして、この「本が読みたい、でも時間がない」ジレンマを解決できないかということを考えていました。
いいこと聞いた
職場の同僚(男性)が最近、昼休みにイヤホンをしています。
こないだ、1時になってもイヤホンを外さずに聞いている様子だったので、肩をポンポンと「午後のお仕事の時間ですよ」と教えてあげました。
するとあわててイヤホンを外しながら、
「ああ、すみません。気が付かなかった」と。
「音楽聴いてると聞こえませんよね」と言ったら、
「いや、オーディオブックを聞いてたんです」と。
「ほほう、そりゃ何ですか、師匠。そこんとこ、もっとkwsk」と。
以下、彼(師匠)の完全な受け売りです。
師匠が教えてくれたオーディオブックとは
彼はビジネス書や自己啓発系の本が好きだったのだが、目が疲れやすいため読むのが億劫になっていた。
そんな時にオーディオブックを試してみたら、思いのほかよかった。
おすすめのオーディオブックサービスは
オーディオブックには2大勢力があって、一つはamazonのAudible。
こちらは、ビジネス書が読みたい彼にとっては、ラインナップがいまひとつのように感じた。
小説とか読む人にはいいかもしれない、とのこと。
2大勢力のもうひとつは、 オーディオブック配信サービス – audiobook.jp
たとえば「嫌われる勇気」「LIFE SHIFT」とか「ドラッカー」などのベストセラーもあり、彼はこちらの方が読みたいと思う本が多くて好き。
数年前からあるサービスだけど、コンテンツがなかなかそろわないのが課題だった。
それが最近は、話題の本もすぐにオーディオ化されて聞けるようになったり、サービスの質が向上している。
使ってみての感想
2倍速にして聞くと、あっと言う間に分厚いビジネス書も読めてしまう。
彼の場合、通勤時間だけでも、1週間で2冊から3冊ぐらい軽く読めて(正確には聴けて)しまう。
プロのナレーターが読んでくれるので、聴きやすい。
たとえば対話形式の本ならば、2人のナレーターで掛け合いしながら進むので、とてもわかりやすくすんなり聴ける。
無料のオーディオブックアプリもあるが、そういうのは音質や読み方がいまいちだったりするらしい。
お値段はどんなもんですか
月750円の聴き放題プランがあり、手軽に試すことができる。
彼は本の虫なので、月額会員プランに入っていて、本はポイントで買っている。
月額会員プランは安いものからあるが、一番高いのだと、32,400円払うと、40,500円分のポイントがもらえるので、約8,000円分のポイントが無料でゲットできる。
継続のプランなので、そのままにしておくと毎月3万円ちょっと引き落とされてしまう。
毎月4万円分も読めないので、継続して3万円引き落とされないように、1回月額会員プランで申し込んで4万円分のポイントを入手したら、すぐに月額会員を解約する。
ただし、半年以内にポイントを使い切らないと消滅してしまうので、要注意。
けっこう頻繁にタイムセールがあるので、定価で買うのはおすすめしない。
半額セールの時にまとめ買いがおすすめ。
試してみた
師匠の話を聞いたら、試さずにはいられなくなりました。
ワーママが読書に割ける時間といったら、限られています。
朝早く起きて読めばいい?
いや、これから寒くなるのに早起きとか無理(少なくとも私には無理)。
時間を捻出するとしたら、スキマ時間を活用するしかない。
通勤時間や昼休みには本を読むことはできるかもしれませんが、すごく電車が混雑してたら本を開くのもわずらわしい。
分厚い読み応えのある本だと、毎日の通勤バッグに入れて持ち運ぶのもしんどい。
オーディオブックなら、どんなに電車が混んでいても聞けますし、電車の乗り換えや駅から徒歩の時間も無駄になりません。
車通勤の人も聞けますね。
昼休みにPCから目を休めたい人も目をつぶって聞ける。
家に帰ってからも、家事で忙しく手を動かしながら聞くことができます。
洗濯ものをたたんでる時間や、料理をしている時間、お皿を洗っている時間…。
結構これが、総計するとバカにならない時間で。
私自身、まだ数日、無料お試ししかしていませんが、家事の時間で「ながら読書」するだけで、すでに2冊聴き終えることができました。
それから、夜寝る時も部屋の電気を消したあと、目にブルーライトを浴びせることなく聴くことができる。
とにかく、本を手に持っていなくてもよい、ということの自由さが計り知れない。
人には得手不得手があるもので、耳で入ってくる情報と目から入ってくる情報、どちらが取り込みやすいかは、個人差があると思います。
字面を見たらすぐわかるのに、何回同じことを聞いても頭に入ってこないという人もいるかもしれませんね。
私も最初は、字を目で追う本の読み方とは、ちょっと脳みその違う部分を働かせなくちゃいけないので、慣れるまでは少し違和感がありました。
能動的に聴こうとするので、集中力も要しますしね。
ただ音声を流しているだけでは頭に入ってこないので、聴き終えた本も、もう1周聴きたいな、という感じ。
ま、紙の本でも、気になったところはふせんとかつけてもう一度読み直す、ということをするので、それと同じでしょうか。
耳で聞く読書が自分に向いているかどうかわからない方もいらっしゃると思います。
聴き放題プランでも、最初の30日間はお試し期間で無料なので、いろいろ聴いてみることができますよ。
唯一注意するとしたら、耳に「集中し過ぎちゃう」ことでしょうか。
昼休み終了に気づかなかった彼もそうですが、家の中でイヤホンしてると、他の音が入ってこないので、お母さんに用事のある家族をイラつかせかねません。
「もー、お母さん、返事してよ!」って。
なんでいきなりそんなにキレてんの?って思うけど、こちらが気づいていない間に、家族からしたら何回も「おーい」って呼んでるからなんですよね…。
オーディオブックを教えてくれた師匠の、「半年で3万円(+税)使って約4万円分の本を買う」というサイクルが、ヘビーユーザーには一番お得なようです。
聴き放題プランでは読めるタイトルも限られているので、そのうち定額プランに移行するのでしょうね。
が、どのくらい私自身が読めそうかは、まだちょっとわかりません。
とりあえずは月々750円の聴き放題プランで様子を見てみようかな、と思っています。
忙しくてゆっくり本を読む時間もないワーママが、無理にライフスタイルを変えたりせず自己研鑚していくためには、払ってもいいコストかなーという気がしています。
時間はないけど、向上心はあるという方にぜひぜひ、おすすめです。
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