今の職場に来て以来、ずっとお世話になってきた上司が、近々異動されます。
15名程度の課内会議の場で内々に発表されました。
「実は、僕が今度異動することになりました」
息をのむメンバー一同。
そして一呼吸おいて、沈黙の後、みんなの苦笑い。
もうね、ショックがすごくて。
笑うしかない。
言葉がない。
メンバー全員がそんな気持ちになるという衝撃でした。
それぐらい、みんなからの人望の厚い上司でした。
上司に恵まれていました
今の仕事に転職するとき、面接をしてくれたのがこちらの上司でした。
職場に来てすぐの歓迎会でも、すごくよくしていただき、
「よかった、私、ここでやっていけそう」
と安心できたのは上司のおかげにほかなりません。
仕事でもとても頼りになり、この人の下でなら頑張れる、頑張ろうと思わせてくれるリーダーシップを持った方でした。
問題山積の中、どでかい山を攻めねばならず、ああでもない、こうでもないとプランを練り直すときも力になってくれました。
一方で、カラオケではピンクレディーのUFOの振りを完璧に踊りこなす、という鉄板ネタをお持ちで、おちゃめな面もありました。
ああ、なんだか亡くなった方を悼むような文章になってしまいますが、それぐらい、私にとって、喪失感がすさまじいのです。
家庭の事情にも理解があった
何よりありがたかったのは、急な残業に対応がしづらい私やほかの個々人の事情を汲んで、適切な仕事の割り振りをしてくれたことです。
それは重要な仕事を任せないということではありません。
突発的な時間外勤務や出張に割り当てることはできるだけ避ける。
その一方で、事前に家族とも調整でき、計画的に取り組める仕事はどんどん任せてもらえました。
「ワーママができないこと」にフォーカスするのではなく、「ワーママでもできること」に着目して、どうやったらもっとやりやすくなるか、どうやったらできることの幅が広がっていくかを考えてくれました。
そういう上司も共働きです。
奥様もフルタイム勤務。
お子さんもいらっしゃいます。
一時期、登校に不安を感じたお子さんに付き添うため、出社の時間を調整されていたりしました。
学校の行事があるときは、仕事に支障がない限り、しっかりと有休をとられます。
仕事を言い訳に家事育児を避けている男性とは大違い。
一緒に仕事をしていて、ふと
「今お腹の風邪が流行ってるよね」とか
「こないだ子どもが学童行くのを嫌がってさぁ」といった会話で盛り上がれるのです。
子どもを育てている者同士の会話ができることで、上司との心理的な距離はぐっと近くなりました。
こういうのは、人によるからな
本当に上司に恵まれてラッキーだったのだと思います。
後任の方の情報はまだオープンになっていません。
一体どんな方がくるのか、見当もつきませんが、願わくば現任の上司のような方を。
どういう方が上司として着任されるかによって、ワーママの職場環境は結構簡単に、よくなったりも、悪くなったりもします。
組織全体としての制度がきちんとしていても、運用の仕方は上司個人の考え方によるところも大きい。
一つ目の職場を辞めたときにそれは痛感させられました。
それから職場に漂う雰囲気も、上司が変わればガラッと変わることもあります。
人間ですから、相性もありますしね。
上司の交代まであとわずか。
吉と出るか凶と出るか。
その日まで、ドキドキしながら過ごすことになりそうです。
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