都内在住の私、都立高校の公開講座によく申し込みをして参加しています。
豊富なラインナップに手頃な受講料。
大人の生涯学習や子どもの習い事にもなって素晴らしいのですが、意外と周りの人たちにも知られていないようなので、その魅力を紹介したいと思います。
都立高校公開講座とは
都内に散在している都立高校などで、一般の方向けの生涯学習講座を開いてくれています。
東京都教育委員会が、都民の「学びたい」という気持ちを応援するためにやっている事業のようですね。
その内容は多岐にわたり、スポーツから自然科学、絵画、仕事に役立つパソコン系まで幅広いラインナップが用意されています。
公的な機関が実施しているだけあって、受講料が民間のスクールなどより断然お安いので、都内にお住まいの方、お勤めの方、都内に通学している方、これは利用しない手はないですよ!
主に土・日・祝日に開講!
講座によってまちまちなのですが、1日の単発で終わる講座もあれば、何週間にもわたって行われるものもあります。
土曜、日曜、祝日の昼間に開講しているものが多いので、働いている方でも予定さえ合えば参加できるのがうれしいですね。
ド平日のド昼間に子ども向けのワークショップとかされても連れていけないですもんね。
ま、高校ですので平日は授業をしてますから当然といえば当然ですが。
どんな講座があるの?
成人向けの公開講座では、テニスやバレーボールなどの健康・スポーツ系、英語や中国語などの語学系、油絵や陶芸などの芸術・文化系のほか、自然環境教室やお住まいの街を探検する街歩き講座、初心者向けのパソコン教室などが実施されています。
結構バラエティ豊かな講座が揃っていますので、近所のカルチャースクールなんかに引けをとらない充実ぶりだと思います。
小・中学生や親子向けには、スポーツ教室やクッキング、理科実験教室やプログラミング講座などが開講されています。
夏休みの時期には工作教室なんかもあり、これだけで宿題の自由研究が終わっちゃうかも!
こちらのウェブサイト「都立高校公開講座一覧」で講座を検索できます。
所在地、学校名、開催時期、カテゴリ、募集状況で検索することができます。
おすすめは「募集状況で検索する」。
募集中や募集開始前の講座に絞って一覧が出てくるので、ちょっと興味がありそうな講座で今申し込めるもの、これから申し込みが可能になるものを調べることができます。
先生ってどんな人?
外部講師を呼んでる講座も中にはあるようですが、大抵の場合はその学校の先生です。
理科実験教室なら化学や物理の先生とか。
高校生に普段から教えてる先生たちですから、説明がわかりやすい。
子ども向けの講座でもきちんと配慮して、小学生にもわかるように説明してくれていますよ。
先生のアシスタントとして、その学校の生徒さんが講座に参加してフォローしてくれることもあります。
学生さんと触れ合うことってあんまり機会がないですけど、学校のカラーが見えて面白いですよ。
校庭で運動部が試合してる様子も目に入りますし、廊下ですれ違うだけでちゃんと挨拶してくれる高校生に会えたりと学生の雰囲気がわかるので、受験生になった時の学校選びがより具体的に検討できるかもしれません。
先生も生徒さんも、わざわざ休みの日に学校に来て開講してくださってると思うと、頭が下がります。
安くてびっくりな受講料!
なんといっても、お得な受講料。
- 20時間講座 2,000円
- 15時間講座 1,500円
- 10時間講座 1,000円
- 5時間講座 500円
時間単価にして100円…。
利益を出そうとしてないから、とはいえ、破格すぎます。
受講料は、納付書により最寄りの金融機関から納入します。
その他、たとえばフィールドワークやスポーツの講座だったら保険料がかかったり、PC講座でテキストを購入したり、クッキング教室なら材料費などの実費がかかります。
誰が受講できるの?
東京都立ということは、都民だけが対象と思うでしょ。
でも実は都内にお勤めの方、都内の学校に通学している学生さんも受講できるんです。
各講座の定員を超えた場合は、抽選となります。
講座にもよりますが、何回かいろんなところの講座に参加してみた経験からは、結構定員割れしているイメージがあります。
みんなもっと申し込んだらいいのに。
休日出勤している先生たち、がんばってますからね。
- 原則として、都内在住・在勤の成人
- 講座の内容により都内在住・在学の児童・生徒
残念ながら、就学前のお子さんを対象とした講座はあまりないようです。
小学生ぐらいから申し込める講座が出てきます。
中には小学5・6年生対象とか中学生対象といったものもあります。
お子さんが小学校に上がったら対象学年をチェックしながら参加可能の講座を探してみてくださいね。
申込方法は?
応募は、「都立学校公開講座電子申込」から可能です。
わざわざ申込に「電子」ってつけるところがお役所だなぁと思ったりしますが、往復はがきよりもこちらが便利です。
初めに「申請者情報登録」が必要なのがちょっと面倒ですが、初回だけ登録してしまえばあとはID・パスワードを忘れなければ簡単に申し込みができますよ。
受講を申し込むときの注意点
全体的にいいことづくめの公開講座なのですが、いくつも受講してみて、気を付けたほうがいいな、というところも書いておきたいと思います。
近くで希望の講座がないと辛い
やはり通いやすさを考えると、家からの距離は大事。
どうしても受講したかった親子向けの講座に、所要時間をかえりみず申し込んでみたことがあります。
内容は大満足だったのですが、1時間以上かけて子どもとバスを乗り継いでいくのはやっぱりちょっときつかった。
ただ、大自然の中で農業体験などをする講座は、やはりその地域の高校だからこそ体験できるので、ちょっとしたおでかけ気分で楽しんでいけたらいいですね。
毎週末がつぶれると休んだ気がしない
数週間連続で土曜日とか日曜日に講座があることがあります。
これ、私のようなワーママには結構つらいんですね。
体力に自信のない方は1日のみの講座や、1か月に1回などの余裕のあるスケジュールの講座にするといいでしょう。
申し込みすぎない
受講料も安いし、調子に乗って夏休みの子ども向け講座に複数申し込んだら、いずれも当選して土曜と日曜がつぶれてしまったことがありました。
送迎・付き添いを一部、旦那さんにバトンタッチして乗り切ったのですが、何をそんなに必死に参加していたんだろう…。
毎日の生活の余裕がなくならない程度に、うまく参加するのがおすすめです。
まとめ
お近くの都立高校で、子どもにいろいろな経験をさせてあげたり、大人も仕事に役立つスキルを身につけられたりできるってすごくないですか。
しかも格安の受講料で!
東京都にお住まい・お勤めでない方も、地元の高校などで同様の講座があるかもしれません。
あまり予定を詰め込みすぎず、なるべく近場で、面白い講座があったら申し込んでみてはいかがでしょうか。
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