家族会議の議事録をとっておくべき理由

ノートと鉛筆の画像子育て

家族なのに、いったい何を考えているのかわからない…。そんなときにおすすめの家族会議。

子どもたちは学校や保育園で毎日どんなことをしているのか?
夫は忙しいこの毎日をどう思っているの?
ママはこの先の働き方をこう考えているけど、家族はどう思うかな?

共働きの家庭では、毎日の忙しさのせいで、こういうことを話し合う機会がなかなか持てないものです。

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家族会議のメリットは家族の円滑なコミュニケーション

家族会議は形式ばった「会議」という場だからこそ、普段言えないこと、言いたかったこと、忘れていたことなどを言えるメリットがあります。

家族のコミュニケーションをあえて取りに行く、という努力なくしては、スマホやゲーム機を手にした子どもたちとは、どんどん会話が減っていってしまいそうです。

おそらくもう長男は反抗期に突入する(してる?)でしょうから、こうした話し合いの習慣づけをして、親子の間に言いたいことはきちんと言えるような風通しの良い関係を築き、将来「うるせぇばばぁ」と言われないようしたいと思っています。

ただ、家族会議のメリットはそれだけにとどまりません。

議事録をとっておくことで新たな発見が!

家族会議のやり方をお伝えしたこちらの記事にも書きましたが、きちんと議事録を残しておくことをおすすめします。

子どもの意見を受け止める「家族会議」のすすめ
最近ちゃんと、家族で話し合えていますか。うちの子、いったい何考えてるんだろう?と感じるなら、家族会議がおすすめですよ。わが家の家族会議をご紹介します。

先日、家族会議を始めたころの議事録を読み返していたんです。

私は2年前に新卒からずっと勤めていた会社を退職し、転職しました。

退職したのは、残業が社内で最も多い苛酷な部署に理不尽に異動させられ、心身ともに不適応を起こし体調を崩したことが原因、だと思っていました

ところが、まだその異動がある前の家族会議での私の発言を読んだとき、目からうろこが。

それまで、あの理不尽な異動があったから辞めざるを得なくなってしまったと思っていたのですが、実はそうではなくて、異動する前から私は「何がしたいのかわからない。今の仕事を辞めたい」と発言していたのです。

そんな風に言っていたこと、まったく覚えがないのが自分でも恐ろしいのですが、実は、異動は単なるきっかけに過ぎなかったのです。

ある意味、ずっと辞めたいと思っていて、異動によってあまりに苛烈な職場に送られたことで、やっと退職する決断ができた、新しい道へ行く背中を押してもらえた、ととらえることもできるのです。

家族会議の議事録が教えてくれた、過去の自分の発言によって、ネガティブにしか考えられなかった自分の退職に至る経緯を、前向きにとらえなおすことができました。

成長の記録。写真は残しているけれど

子どもが生まれたらたくさん写真やムービーを撮りますよね。
かわいいわが子専属のカメラマンとなって、もうそれは狂ったようにシャッターを押し続け、整理がつかないほどの写真データがたまっていきます。

赤ちゃんの頃のぷにゅぷにゅした肌。
はじめて立ち、歩いた記念すべき瞬間。
七五三のお祝いや、入園・入学の凛々しい姿…。

見た目の成長は写真にたくさん納まっています。

でも心の成長、頭の成長はどうでしょうか。

家族会議では、基本的に同じお題に対しての発言を定点的に記録していきます。

議事録をとることで、その中で話された発言の成長過程を継続的に追っていけるメリットがあるのです。

大きくなったな、を感じられる発言の記録

次男が3歳だった時の発言はこんな感じでした。

次男
次男

ミカンとトミカ行って、電車行って、トーマス買ったから、丸いのタイヤして、仮面ライダー行って、映画行って、ヘンリーのトンネル行ったんでゴー!ミカン食べて、ブドウ食べて、虫がいたからね、おっきいの虫がいて、ライオンの左にいた。お豆食べたからね、おみやげたべたからね。電話食べて、なんかしまじろうみたいのねむいの、おねえちゃんとトーマス行くんですよ。

かわいいんだけど、

ちょっと何言ってるかわかんないです(サンドウィッチマン風に)。

 

5歳となり、こちらの記事で母が冷静さを失っているときに、

ゲームなんかいらない!と吠えた翌日、緊急家族会議の開催
家族で暮らしていると、日々持ち上がってくる、ちょっとしたトラブルや困りごと。誰かが怒鳴り散らして終わりにするのでも、うやむやにするのでもなく、冷静にみんなで問題を話し合うと意外な解決策が見つかるというお話。

紛糾するゲーム問題にバシッと決着をつけた「イエローカード、レッドカードルールの提案」。

その成長ぶりには本当に驚かされます。

子どもの目には見えない心や頭の中の成長。

議事録という形でその時その時の子どもたちの言葉を切り取って残しておくことは、貴重な記録になるとともに、将来読み返したときに思いもかけない気づきや発見を与えてくれる、未来へのプレゼントでもあるのです。

 

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プロフィール
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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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母さん、あんまり無理しちゃいけないよ

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