「一人っ子になりたかった」という子どもたち

赤ちゃんを迎える家族子育て

わが家の男子たち、毎日ケンカが絶えません。

最近の悩みの種はもっぱらこれです。

兄弟の仲の悪さ。

二人とも単独ではそれぞれにいい子なんですが、二人一緒になるともう手が付けられない。

ああ、どうしてこうなっちゃったのかな。

 

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兄から見てみると

二人は5学年ほど離れています。

長男が生まれてから5年間、彼は一人っ子状態でした。

家族からかわいがられ、競争相手のいない平和の中で、甘えながらも少しずつ自立してきていた頃。

ママのお腹に次男がやってきました。

 

切迫早産の気があったため、妊娠後期には甘える長男を抱っこをしてあげられなくなりました。

それでも膝の上に乗せたり、隣で寝たりとスキンシップに努めていましたが、さみしかったのでしょうね、今思うと。

私としては精いっぱい長男に接してきたつもりなのですが、ことあるごとに

「弟なんかほしくなかった。一人っ子がよかった」

と言います。

 

そして思春期に片足突っ込んでいる現在、とてつもなく扱いにくくなってきています。

弟から見てみると

次男が生まれたとき、すでに長男は身の回りのことは自立してできるようになっていました。

あまり長男の世話に物理的な時間がかかることはなく、その分次男に対して2人目の割には結構手をかけていたような気がします。

思い返せば、このころ、もうちょっと長男に時間を割いてあげるべきだったのでしょうか。

正解が分かりません。

 

次男が3,4歳になるころまでは遊べるおもちゃも趣味も異なり、一緒に遊ぶということをあまりしてこなかった兄弟。

そのせいか、仲良く譲り合って遊ぶということを学ばず、それぞれが好き勝手にしつつ、主張を曲げない者同士になってしまった感があります。

 

次男は、いらないちょっかいばかり出してくる兄貴が邪魔で仕方なく、

「お兄ちゃんなんていらない。ぼく一人っ子がよかった」

と言います。

いざ一人っ子状態になってみたら

先月、長男が学校の修学旅行に行っており、数日間不在でした。

疑似的に、期間限定の一人っ子生活になった次男。

 

家の中が静かです。

いつもの怒声が聞こえません。

平和だけど、ちょっとさみしいね。

 

ほら、以前クレラップのCMでもあったじゃないですか。

ある日、姉のクルリちゃんは一泊二日の林間学校に出かけます。
妹のクルミちゃんはひとりでお留守番。
「わーい、わーい、お姉ちゃんがいない、お姉ちゃんがいない!」

いつもは二人で使っている子供部屋も、今日はクルミちゃんがひとり占め。ゴロゴロ、伸び伸び、広々使えます。おやつのどら焼きもひとりで食べて、誰にも邪魔されることなく、自由な時間を楽しみます。

しかし、時間の経過とともに、クルミちゃんの気持ちに変化が出てきました。お話しする人もいないし、ひとりでやるバドミントンはちっとも面白くない。寝るときも、隣にいつもいてくれるはずのお姉ちゃんがいない。
「お姉ちゃん、早く帰ってこないかなぁ。」

そして次の日、待ちに待ったクルリちゃんが帰ってきました。「ただいまー!」
「あっ、おねえちゃんだ♪」 「わーい、わーい!」
「やっぱり、お姉ちゃんと一緒がいい!」 と心から思う、クルミちゃんなのでした。

 

やっぱりシーンとした部屋で、ケンカする相手もおらず、黙々とぬり絵をしている次男の小さな背中は、どこかさみしげな感じがします。

 

「次男くん、お兄ちゃんいないね。

家の中が静かだね。

一人っ子みたいになっちゃったけど、どう?」

と聞いてみると、

 

「もうずっとこのまんまでいいよ!

あいつ帰ってこなくていい!」

 

あのラインスタンプみたいな顔で返されました。

ラインスタンプ

テレビみたいに、うまくはいかないか。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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