いまだに覚えている夫の無神経発言

母子像家族

夫が少し前から体調不良に。

特にきっかけがあったわけではないのですが、首が痛むようになりました。

あまりの痛みに仕事にも支障が出て、早退したり、休んだり。

とてもしんどそうでした。

 

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万人に効く薬はない

夫は検索魔なので、自分の首の痛みや原因、治療法について、とことんネット上の情報をさらっている人です。

この長く続く梅雨の空模様も作用してか、気分も落ち込み気味でした。

 

近くの整形外科にも相談してみましたが、スポーツのケガを得意としているクリニックだったせいか、あまりよくはならず。

初回の治療で首にぶっとい注射をさされ、

「怖かった。もうお医者さんは嫌だ」

などと治療拒否しそうになったり。

子どもか。

強めの飲み薬を処方されたときは、副作用が強すぎて気持ち悪くなってしまったり。

整骨院で使い切れないほどの前払いチケット買わされたこともありました。

迷走しすぎて、またネットの情報を漁る。

 

カイロプラクティックで改善したという人、

むしろ痛い思いしただけでよくなかったという人。

処方されている薬について、即効でよくなったという人、

全然効果がなかったから違う治療法に切り替えた人。

 

インターネットで個人の体験談を調べれば調べるほど、訳がわからなくなっていく。

 

それでもグーグル先生への相談がやめられない。

どこかに必ず、究極の治療法が存在していて、それをまだ見つけられていないのは、自分が調べ足りていないせいだとでもいうように。

自分にも当てはまるとは限らない

でもね。

出産とか、

授乳とか、

新生児の育児を

乗り越えてきた私たちは知っています。

 

人間は、

 

 

個体差、ハンパねぇってことを。

 

新生児は3時間おきに授乳って書いてある。

ミルクは腹持ちがいいから、3時間は起きてこないという書き込みもある。

なのになんでうちの子は、さっき飲んだばかりなのに30分も経たないうちに泣き出すの?

足りてないのかな。

ミルク足すべきなのかな。

どこかやり方が間違ってるのかな。

こんなこともできないなんて、私ダメな母親なんじゃないかな。

そもそも産むべきじゃなかったんじゃないかな。

わかんない。

誰も手伝ってくれない。

どうしたらいいの・・・。

 

今、振り返ってみれば

「同じ赤ちゃんは一人としていない」

「寝ないのも、その子の個性」

「明けない夜と、止まない雨と、終わらない夜泣きはない」

ということがわかるのですが。

当時は、育児雑誌に出てくる同月齢の赤ちゃんの、一日のタイムテーブルを穴が開くほど見ていました。

授乳や排泄、寝た時間の記録を細かくつけ、わが子はどうしてこんなに寝ないのか、本気で悩んだものです。

ほぼノイローゼでした。

言ってはいけない一言

長男を出産した後の、数か月もの間。

夫は別室で熟睡している一方で、私は深夜でも1~2時間おきに起こされます。

まとまった睡眠がとれずにボロボロになっていました。

 

そんなある日の夕方、仕事から帰ってきた夫が無邪気に、

「同期のところにも同じぐらいの時期に女の子が生まれたんだけどさ。

その子、夜はもう5~6時間ぶっ通しで寝るんだって」

とぬかしました。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

当時、私がTwitterというものをやっていたら、多分こう、つぶやいたことでしょう。

いっけなーい殺意殺意♪私、全然寝ない新生児を育てる新人ママ☺ここ数か月、2時間以上まとまって眠れたことないの✨ でもある日「よそのお子さんはもっとよく寝る」とか夫が言い出してもう大変!そんなクソリプみたいな情報が妻にとって有益と思ってる奴は、豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ☆経産婦のドロップキックが無神経な夫を一掃する!次回「その口、タコ糸で縫い付けたうえで庭に埋めんぞ、この野郎の巻」お楽しみに❤️

思いが溢れすぎて140文字をとうに超えちゃってますけども。

 

実際には、カッサカサに乾いた声で

「その話をしてさぁ、誰かが幸せになれんの?」

と一言いったところで、夫も非常にまずいことを口走ったことに気づいたようで、謝ってきましたが。

12年経とうが、いまだに忘れてねぇからな。

あれこれ調べているよりも

夫の首の痛さは推察できるけど、私には100%理解はできないし。

不安でいろいろ調べまくっちゃう気持ちもわかる。

もしかしたら、有益と思われる情報をネットで拾えることもあるでしょう。

けれど、薬や治療法の効果は、人によって体質に合う・合わないが大きいもの。

すごく効いたという人もいれば、全く効果がないという人も少なくありません

 

育児情報を漁って、ネットの海で溺れた経験を持つ私としてはやはり、信頼できる専門医の受診をすすめ、夫の体質に合った治療法にめぐりあえるように仕向けるしかない。

結局、余計なことは言わず、できることといえば、評判の良いクリニックを調べたり、湿布貼るのを手伝ったり、少しマッサージしてあげるぐらいで。

 

沿線の駅に評判のクリニックがあるというので予約したところ、1か月待ちと言われました。

良くなるなら、と辛抱強く待って受診。

それまでの治療法や薬を、体質に合うものに変えてもらいました。

さすが専門医。

餅は餅屋。

「全快!ヘッドバンギングもお手の物!」

とまではいきませんが、徐々に痛みも和らいで、体調も回復してきた様子です。

とりあえずは、よかった。

 

身近な人がしんどい時には、余計なことは言わない。

不安にさせるようなことはしない。

聞きかじりの素人がもたらす情報は、かえって害になる可能性もあります。

ましてや、

「隣の旦那さんは度胸があって頼もしいから、同じような首の痛み、ぶっとい注射も怖がらずにガマンして一発で治したらしいわよ。」

なんて、口に出しても誰も幸せにならないような言葉は、私は絶対に言いませんよ。

ええ、言いませんとも。

 

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プロフィール
つむぎ

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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母さん、あんまり無理しちゃいけないよ

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