コロナのための外出自粛で、色々と価値観が変わりつつある気がするのは私だけですかね?
都内に住んでいますが
一戸建てに住んでおります。
一応、小さい庭があります。
ほんのささやかなスペースです。
あまりにささやかなため、今まで、あんまり有効活用してこれませんでした。
私の育休中にちょっとゴーヤを植えて緑のカーテン作ってみたりとか。
好きな花を植えてみたりとか。
2年前の今頃は、恐怖の光景を繰り広げたりとか。
まぁ、せいぜいそのぐらい。
そもそも共働きで、家にいる時間が少ないので、庭いじりをやる理由もモチベーションも乏しかった。
ところが。
ずっと家にいるとね
気になるんですよ。
ひょろひょろっと伸びてる雑草一つ。
やたらと目について引っこ抜きたくなる。
で、一つ抜くとまた別の雑草が気になる。
で、いつの間にか本格的に庭の手入れを始めてしまう。
そして雑草のない、がらーんとしたスペースを見ていると、やっぱりなんか無性にやりたくなる。
野菜育てようかしら、とか。
ガーデニングしちゃおうかしら、とか。
とりあえず、天候がいいので、連休中はこれを引っ張り出して、プチ・キャンパー気分でも味わおうかしら、なんて。
誰にも迷惑をかけずに自分たちの好きなようにできる土地がある、というのは、これなかなかですなぁ、なんて思ったりして。
もっと広い庭がほしい
たまーに、田舎の祖母の家を思い出すことがあります。
幼い時はお盆と正月に帰省していました。
昔ながらの日本家屋というんですかね。
日当たりの良い南側は障子と硝子戸に挟まれた廊下になっていて。
縁側から庭に出られるんですが、その庭が広い広い。
バスケットコート1面分ぐらいは優にあるんじゃなかろうか。
そこは私たち家族やいとこの家族が来たら駐車場になるスペースです。
なんて贅沢な空間の使い方。
その横には畑があって、祖母がナスとかネギとか育てていました。
先だって祖母が亡くなり、今は誰も住んでいない空き家。
今ね、そこに住みたい。
だって、子どもたちと遊び放題じゃないですか。
ネットを張って、2対2でソフトバレーとかやったら楽しめそうじゃないですか。
あと、スラムダンクにハマってた小学生の時に憧れた、あれを設置したい。
これこれ。
だってとにかく広いんだもん。
ボールがバウンドする時に響く「ッテェン!」っていう音だって気にならないし。
思う存分「くらえ魚住!天才による庶民シューッ!!」って遊べる訳でしょ。
自分の家だから、自粛警察からも文句言われたり通報されたりしない訳でしょ。
家の周りも人だってまばらにしか歩いていないんだから、密にもなりようがない。
満員電車ともおさらば。
時間に追われずのんびりと。
せっかくおばあちゃんが耕してた畑だって有効活用して、美味しい野菜を自給自足で。
サイコーじゃんか。
住宅に求めるものは変わるか
ま、コロナが収まって、普段通りの生活に戻るとなれば、祖母の家はあまりに職場から遠すぎるし、夫はリモートがしにくい職場でもあるので実現は難しいけれど。
もし、アフターコロナと呼ばれる時代が、これまであった前提をことごとく覆すとするなら。
どこからでも働ける在宅ワーカーが当たり前の世の中になったとしたら。
そういう暮らしも夢じゃないんだよなぁって最近思うんです。
タワマンだ、億ションだと、昨今の都心のマンション人気に押され気味でしたけれども。
昭和のサラリーマンみたいな古い価値観と小バカにされて久しいけれども。
ここにきて、ほんのちょっとだけ、その価値が見直されつつあると思うんだ。
庭付き一戸建て。
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