ああ、どうも。
つむぎです。
夫が揺れています。
仕事への不満
会社で長いこと、穏やかで残業も少なく、みんな仲良しイエーイ!みたいなぬるま湯の部署に、どっぷり浸かっていた夫。
指までふやけきったところで、本社の精鋭が集まる部署に戻されました。
仕事はハードながら、なんとかやっていけている様子。
ただ…。
なんかねぇ、ぬるま湯に浸かりすぎたのかねぇ。
最近よく愚痴をこぼしています。
仕事がつまんないんだって。
無邪気な夢
近ごろ彼がよく言うのは「社長になりたい」という言葉。
将来の夢を聞かれた小学生なら「そっかー、がんばってねー」と言えますが。
40過ぎまで、安定した日本の会社に飼いならされたおっさんには、何て言えばいい?
こんな時期になって会社を辞めることのリスクはどうお考えで?
ていうか別に独立できるほどのスキルも身につかないでしょうよ、あの会社じゃ(自分もいたからわかる職場結婚の妻)。
あなたのことは隣でずっと見てましたけど、虎視眈々とスキルを磨いてチャンスをうかがってきたわけでもありません。
どう見ても単なる思いつき。
こないだまで野心のかけらもなかったのに。
なんで急に社長なのさ。
父親の会社
夫の父親は会社を経営しています。
とはいっても、社長1人だけの小さな会社。
義父もまだまだ元気とはいえ70代。
そろそろ会社をどうするか、考え始めているところ。
そこをあわよくば、自分が継いでやろうかと考えたマイスイートダーリン(ほんとに甘すぎ)。
いくら今の仕事がつまんないからって。
やったこともない社長業なんて。
正直、彼が社長に転身して、うまくいっているところが想像できません。
ていうか社長と言っても1人社長ですから。
自分が動かなきゃどうにもならない形態の会社だから、絶対今より大変だよ。
ストレスも半端ないよ。
毎日午後7時には帰宅できてる今の仕事より絶対つらいよ。
と私がいくら言っても声が届かないモードに入ってしまった。
こいつ車を買う時にもこういう感じになるんだよな。
こうなったら私に夫は止められない。
家族としては不安です。
ああ、あなた、本当に辞めてしまうの。
これから子どもたちの教育費もかさんでくるっていうのに。
どうなってしまうの、私たち家族の運命は。
一蹴されてた
気分が盛り上がってきたところで、先代となる自分の父親に相談してみた夫。
その夫に対して、義父が速攻で返してきたメール(一部抜粋)がこちら。
「今の会社を絶対に辞めてはいけません。世間的には職業選択の自由なるものが認められていると聞きますが、この世にあなたを送り出した親として絶対に認めません(怒った顔の絵文字)」
はい、玉砕。
一瞬で木っ端微塵。
パパがここまで頑なに会社を継がせないと言ったら、ボンボンは何があろうと会社を継げません。
可能性はゼロ。
以来、夫も諦めたようで、夢みたいなことは口にしなくなりました。
あえなく40過ぎのおっさんの野望は砕け散ったわけであります。
これ以上ない拒絶の言葉で、夫の横っ面をひっぱいたいてくれて、ありがとう。
日本国民に認められているはずの、基本的な人権を無視してまでも、夫の目を覚まさせてくれてありがとう。
真っ赤っかの絵文字で、今がどんなに恵まれている状況なのか、夫に思い出させてくれてありがとう。
お義父さん、やっぱあなたは最高だよ。
↓あ、夫のことは好きですよ
我が家の旦那様
おもしろ夫婦
主婦のストレス
幸せ家族日記
夫婦、夫、妻
↓全国のワーママ奮闘中
↓応援クリックお願いします。押していただけると励みになります。
コメント