拝啓、竹内結子様

ティーライト家族

つむぎです。

昨日は朝からショックでさ、しばらく何も手に付かない状態だったのだけど。

ファンレターを書いてみたんだ。

 

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大好きな俳優さん

竹内結子さん。

夫がね、あなたのこと大好きだったんですよ。

好きな女性のタイプはと聞かれれば、必ず一番にあなたの名前を挙げていました。

 

お付き合いしていたころ、デートで「いま、会いにゆきます」を映画館で観ました。

夫はいたく感動して、映画のプログラムはもちろん、DVD化されたときには予約して、日記帳やら逆さのてるてる坊主キットやらが付録でついてくる、初回限定特別版みたいなの買っていました。

 

夫はあなたのこと、こう言っていました。

「すごくきれいなんだけど、すごく気が強そう。そこがいいんだ。」

怒られたいんだそうです。

ちょっと気持ち悪いですね。

ま、私を嫁に選んでいるので、見た目は置いといて、性格的にはほんとにそういうタイプが好きなんでしょう。

 

彼も相当ショックを受けています。

昨晩もね、ちょっとお酒飲みながら

「結子ぉぉぉ、なんで俺に相談してくれねんだよぉぉぉ」

って嘆いてた。

アホでしょ。

悲しすぎるよ。

私も大好きでした

夫の憧れの人は、私の憧れの人でもありました。

凛として、笑顔が華やかで、芯が強そうなところが大好きでした。

 

特に前夫さんの女性問題が持ち上がった時の、あなたの毅然とした態度が同年代の女性として、とてもカッコよくて。

ますますファンになりました。

離婚を経てその後、俳優さんとしてさらにステップアップしていったような印象があります。

清楚で明るく、透明感のある女性から、芯が通ってて、しっかりしてて、カッコいい女性へと。

 

あなた自身も、演じている役柄の通りの強い人なんだと思っていました。

本当はそう見せていただけだったのかもしれないね。

誰にも見せない弱くて脆い部分があったのかな。

本当にいい俳優さんで、演技も上手だから、わかんなかったよ。

どうしてかはわからない

傍から見てどんなに幸せそうだったかは関係ない。

仕事もプライベートも順調そうでも、そうせざるを得ない何か理由があったんでしょう。

周りがいくら憶測しても仕方がないこと。

せめてそっとしておいてほしいよね。

赤ちゃんがいること、思春期のお子さんもいること、そんなことわかってるんだよね。

誰にも踏み込めない。

あなたにしかわからない、あなたなりの理由があった、と思うことにします。

あなたが何も書き残していないなら、永遠にわからないままで、いいです。

引っ張られないよ

同学年で、(最初の)結婚した時期も近くて、夫も私もファンだった俳優さん。

勝手に親近感みたいなものを感じていました。

ショックだし、悲しい。

 

でも、引っ張られないように頑張るよ。

こちらはね、仕事の愚痴吐いて、いうこと聞かない子どもにイライラして、ストレスで胃をやられることもしょっちゅうだけど。

びっくりするぐらい、何もうまくいかない時もあるけど。

しんどくて逃げたいなと思うつらいこともいっぱいある世界だけどさ。

 

生きてりゃいいこともあるし、なるようになると個人的には思ってるんだ、今のところは。

だから、美味しいものを食べて、お酒で浮かれて、好きな音楽を聞いて、夢中になれるような本を読んで、ドキドキするような映画を見て、泣いて笑って、やり過ごして生きていくんだ。

そうやって、ダラダラと生きていきます。

 

本当は、あなたがこの先、どんな「かっこいい女性」を演じてくれるか楽しみにしてた。

竹内結子がかっこいいババア(敬称です)になったら、「老いてみるのも意外と悪くない」と世の女性たちが思えたかもしれない。

 

だから、とてもとても残念だけど。

こんなことに至るまでの経緯を考えようとすると悲しくなるけど。

 

あなたが素晴らしい俳優さんだったことは1ミリも変わらない。

残してくれた作品を、これからも大事に見続けます。

夫婦ともども、これからもずっと、あなたのファンです。

 

 

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プロフィール
つむぎ

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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