秋に公開される映画で、楽しみにしているものがあります。
それが「最高の人生の見つけ方」
日本版リメイク
オリジナルのハリウッド映画の方をご覧になった方も多いかと思います。
オリジナルは、余命宣告された男性2人が、死ぬまでにやりたいことのリストを実行していく感動の物語。
今度公開されるのは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の同名映画を、舞台を日本に移し替えてリメイクした作品。
日本版では主演の2人が、女性になってます。
吉永小百合と天海祐希。
これはね、まだ映画を観てませんけどね、素晴らしい設定変更だったと思うんです。
舞台が日本で、主人公は女性。
なんか、普段の生活の中で、望みやわがままを口にせず、いろいろ我慢してきたことが、アメリカ人男性よりも沢山ありそうじゃない?
特に専業主婦役の吉永さんは。
天海さんのバリキャリ女社長のキャラも楽しみです。
私としては、死にゆくおばちゃんたちが、最期に無茶してはっちゃけるお話の方が、死にゆくおっさん2人の話よりも、共感できそうな気がします。
バケットリスト
ところで、「最高の人生の見つけ方」の原題はThe Bucket List。
バケットリストとは、「死ぬまでにしたいこと」を書き留めたリストのこと。
バケツがどうして?と思いましたね?
私も思いました。
”kick the bucket”=バケツを蹴るで「死ぬ」という意味があり、そこから転じて、bucket list というものが生まれたそうです。
あのほら、ロープを輪っかにして首にかけて、その最後の瞬間、覚悟を決めて蹴るんですね、足場にしてたバケツを。
…。
なんかすごい怖いイディオムだな。
でも覚えたでしょ?”kick the bucket”。
バケツを蹴るまでにやっておきたいことをリストに記して実行していくんです。
私のバケットリスト
私も、2人目の産休中だったかなぁ。
暇を持て余して、やりたいことを書き出して、まとめてみたことがあります。
別に大病を抱えていなくても、余命宣告されていなくても、リストは作れますからね。
むしろ元気で若いうちに作っておくべきですからね。
じゃないと、書いただけで力尽きて、実行する時間がなくなっちゃうからね。
ほら、安室ちゃんも言ってたでしょ。
夢なーんて見るモンじゃない
語るモンじゃない
叶えるものだから
チャーンチェーチャーンって。
ん?言ってたのは作詞した小室か。
あ、それからリストと言っても、もっとビジュアルに訴えるように、絵を描いたり写真を貼ってもいいですからね。
自由でいいんですよ、自由で。
- いつかやりたいなぁと漠然と憧れている夢。
- 人生を180度変えてしまうような大きな決断。
- 誰にも内緒にしているささやかな願望。
まだ、こういった類のリストを作ったことがない方。
死ぬまでにしてみたいことを思いつくだけ書き出してみることをお勧めします。
書き出したあとにリストを眺めてみると、自分がどんな人間か、本当は何をしたいのか、おのずと浮かび上がってくるし、頭の中も整理できます。
実現できたことは、その上に線を引いて消します。
その瞬間がたまらなく気持ちがいいものです。
私は当時働いていた職場での「仕事を辞める」という項目に、ビーッと線を引いたとき、何かそこで一区切りついたような、すっきりとした感覚を得ました。
そしてまた、新しい挑戦を書き足したりもします。
一生のうちで、いくつ線を引いて消せるかなぁ。
おすすめバケットリスト
私は大学ノートに適当に書いてましたけど、専用のノートも販売されているようです。
一覧で100個の望みを見渡せるページや、行きたい場所を落とし込める世界地図のページまでついてて、至れり尽くせり。
いやいや、うっかり落としちゃって他人に見られたら恥ずかしくてたまらねぇぜ!
という方は、アプリを使ってみてはどうでしょう。
これはリストっつうか、インスタグラムみたいだね。
「あれがしたい」「こうなりたい」が集まってる感じの。
写真だとイメージがより鮮明になって、いいかもね。
これから作るバケットリスト
今密かに計画しているのは、夫と私、共有のバケットリストです。
産休中に作ったのは、私の個人的な「やりたいこと」リストでした。
当時はまだ子どもも小さかったし、自分の願いだけで精一杯。
「最高の人生の見つけ方」の映画では、人生の末期になってできた同性の友人との旅の道中で、夢を叶えていきます。
それこそ地球の反対側へ行ったりとか。
でもこれ、もっと若くて元気なうちから、夫婦で実現できることもあるんじゃないかって思うんです。
たとえば夫が「ヨーロッパでサッカー観戦」て書いたら、
私の「ヨーロッパで美術館めぐり」と、ほぼ同時にリストを実現できるわけじゃないですか。
たぶん、うちの夫だと、「ポルシェに乗りたい」とか、私のまったく興味のない夢をも、リストに載せてきちゃうと思うんですが。
そしたら、ちょっとだけ試乗に付き合ってあげるぐらい、別にやってあげても損はないと思うんですよね。
ただ、「ポルシェなんか買わねーよ?」っていう念押しは必要だけどね。
人生の終末期を迎えた人が後悔すること。
家族ともっと一緒の時間を過ごせばよかった、と言う人が多いんだとか。
子どもが巣立っていったら、残るのは夫婦二人。
子育てが終わってからの人生のほうが長いかもしれない100年時代。
楽しく過ごすためにも、夫は気のおけない親友であり続けてほしい、と思っています。
自分のやりたいことも我慢せずにやりつつ、同時に夫の願いも叶えてあげてから、寿命を全うしてポックリ逝けたら、それが最高の人生かなぁと思います。
↓一緒に年取りたい、と思う。
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