あ、どうも、つむぎです。
自民党総裁は、まぁほぼあの人で決まりなんでしょうけど。
人が変わったからって、何も変わらないだろうなぁと思いますわね。
そこ、ドヤるとこちゃうで
先日のニュースで見てびっくりしたんですが、菅官房長官。
討論会にて子育てに関する考え方を語る。
私には3人の息子がおります。息子たちにとっては、厳しい父親であったと思います。小さい頃、土日はほとんど家にいることができませんでした。
ただ私、子どもたちに言ってきたことは、とにかく中学校、高校では運動部に入って最後までやれということです。やはり運動部の中で育ててもらう、そうしたことを子どもたちには伝えました。
勉強しなくてもいいから、人と人との関係を講じることができるのは、そうした部活だと思っています。子どもたちもそのことはみんな感謝してくれているようです。
うん、うん。
うーん。
いや、まぁ、いいんですけどね。
菅さんのお子さんたちはお父さんの期待に応えて、運動部で心身を鍛え、人間関係にもまれ、立派に成長された、ということなのでしょう。
いいんですけど。
ただねぇ。
どうしても引っかかったのは、お父さん、
これを自らの子育て観として、誇らしげに言っちゃうのかぁってことです。
3人息子さんがいらっしゃって、みんな似たようなタイプだったんですかね。
だったらあなた幸運でしたね、としか言いようがないけれども。
たとえば、ですよ。
運動するより本を読むのが好きなお子さんだったりとか。
男子同士の、時に暴力的な人間関係が苦手な子だったりとか。
おしゃれとかかわいいものが好きなお子さんだったりしたら。
その子にとっては菅家の教育方針、地獄だっただろうなと。
子育てに関する考え方は、それぞれのご家庭で決めればいいことです。
その通りに育てられればめでたしめでたしだし、何の問題もありません。
ただ、一国の総理になろうという人です。
今後、この方が政策を議論する場において
「多様性」
という言葉を口にしたとして、どれほどの説得力があるんでしょうかね。
この人たちじゃ無理そうだ
他の2人の候補者も菅さんも、自分は子育てには「ほとんどかかわってこれなかった」ということを認めています。
それは時代的な背景もあったとは思います。
専業主婦の奥様に支えられるのが当たり前の議員先生たちですから。
こういう人たちが子育て施策だ、女性施策だ、ああだこうだと言ったところで空念仏に聞こえるっていうか。
世界の中で日本のジェンダーギャップ指数は121位だそうで。
先進国ではぶっちぎりの最下位です。
いろいろ理由はあるんですが、特に足を引っ張っているのは、政治分野です。
突出した女性議員の少なさ。
世の中の制度を男たちで決めているから、日本社会全体のあらゆる面でのジェンダーギャップが埋まらない。
結局自分たちが変わる気はない
女性議員を増やすためにどうしたらいいか、とも討論会で問われていました。
そこで「政治家は24時間、365日休みなしの仕事だ」と前置きしたうえで、
保育施設の充実が大事だとか、
男性の家事従事を増やさねばとか、
お三方、さも真面目そうにおっしゃっていましたけど。
変えるべきなのはこれから男社会に入ってこようとしている女性議員側の問題や条件であって、自分たち政治家や政治の在り方の方ではない。
という意識を強く感じます。
それらしいことを言ってはいるけど、結局は女性議員を既存の「男の政治家の働き方」に合わせるための方法について言っているだけだな、と思って聞いていました。
政治家をするなら自分の家庭をかえりみてなどいられない、子育てしたり介護したりしている余裕はない。
そういう政治のやり方・政治家の働き方、つまりは自分たちが慣れ親しんで当たり前だと思っているやり方・仕組みそのものを、変えていこうという気はさらさらないんだろうな、この人たちは。
で、そういう人たちが国のあり方を決めていってるんだから。
ダメだな、こりゃ。
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