プンスカぷんぷんっ!
つむぎです。
「同性愛者の権利を法律で守ったら、足立区が滅びる」
「LGBTの人たちは楽しいからやってる」
と言ったアホアホ議員がいたようですね。
粋な批判の手法
案の定、批判殺到。
でもご本人、今のところ、謝罪も撤回もしないと強弁を押し通そうとしてらっしゃるようです。
滅びたほうがいいのは、ご本人の発言がマイノリティの人権侵害だということに気づかない、老害の方だと思うのよ。
大変時代遅れで常識はずれな発言に対して、当事者からだけでなく、いろんな声が上がりました。
なかでも、個人的に、SNS上の #足立区短歌 というハッシュタグが素敵だと思いました。
私たち 二人だけでも滅ぼせる 世界があるってニュースで聞いた #足立区短歌
— 花 (@hana0329) October 5, 2020
意趣返しとしてとてもスマート。
いとエモし。
しかし足立区、こんなことで全国的に報道されちゃって。
結構なイメージダウンですな。
お住まいの方も、あんなのが区民の選んだ代表だなんて思われたくないでしょう。
お気の毒に感じます。
次の区議会議員選挙はいつですか。
区民の皆さんは頑張ってくださいね。
何をいまさら
だいたい、今はじまったことじゃないのにね。
歴史的に見ても、日本はわりと同性愛的なものにも寛容な時代が長かったはずです。
美少年を愛し、そばに置いた戦国武将も多かった。
LGBTって言葉が言われるようになったのはここ数年かも知れないけど、それよりずっと前から、普通に存在している。
ただ、なかなか言い出せない世の中だっただけ。
件のおじいちゃん議員、
「私の周りに障がい者や高齢者はたくさんいるけど、LGBTの人はいない」
と言い切ったそうです。
もう、なんか、アレだよね。
想像力のカケラもないんだね。
古代ギリシャから
「男と女」以外の多様な愛情の形が、どれぐらい遡れるかっていうと、紀元前からです。
哲学者プラトンの『饗宴』の人間球体説は、なかなかロマンチックで私は好きです。
人間は元々、男女・女女・男男という3つの性で、2人で1つの完璧な球の形をした生命体だった。
それが、神の怒りに触れ、稲妻が落っこちて真っ二つ分けられちゃった。
以来、人は離れ離れになった自分の片割れを探し求めるようになった…。
男女の生命体だった者は異性を、女女または男男の生命体だった者は同性を求めるってだけの話。
大学に入ったばかりの時に、一般教養の授業で読んだのが、この『饗宴』でした。
宗教によって教会が人々に「アダムとイブ」を植え付ける前は、こんなにも自由な発想で、人間の起源や世の中の成り立ちを考えていたのか!と衝撃を受けたものです。
でもって、めっちゃロマンチックじゃん!と驚嘆し、
ところで私の片割れは今どこ!と焦燥にかられました(彼氏いなかった)。
仕事しろ
少子化の原因をどこかになすりつけたいのか知りませんけど。
「生産性」なんていう切り口でマイノリティの方たちに濡れ衣を着せるような発言をするのは、主に某政党のジジイとババア。
こんな人たちが蔓延っている現代日本より、古代ギリシャの方がよほど「自由」と「民主」が進んでるって気がしません?(あらやだ、伏字の意味が)
特に、人口の多い氷河期世代に対して、普通に子どもを産み育てられる有効な政策を取ってこなかった、当然の結果です。
自分たちの責任を転嫁するのはやめていただきたいね。
議員の仕事は子どもを産み育てやすくする環境を整えることであって、子どもを産まない人々を差別することではありません。
頼むから仕事してください。
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