専業主婦になりたくなる時

主婦のイラスト 仕事

ワーママ人生の中で、あなたは専業主婦になりたいと思ったことがありますか?

子どもが生まれる前から、私はずーっと、この「専業主婦になりたい願望」と戦い続けています。

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赤ちゃんがかわいくて仕方ない時

もうね、こんなにちっちゃくて、かわいいわが子と、離れて仕事に行くとか、意味わかりません(笑)。という時期がありました。

おかげさまで深刻な産後うつや育児ノイローゼになることもなく、大変ではあったけれど、育児休業が幸せで仕方なかったんです。

うちは男子2人とも、1歳過ぎてから保育園に入れました。

なるべく一緒にいる時間を長くしたいと思っていたからです。

半年以内で復帰した先輩ママもいたのですが、職場の女子更衣室で昼休みや休憩時間ごとに搾乳してる姿を見て、すごいなぁとは思うけど、自分には無理だな、と思っていました。

授乳しているときに赤ちゃんと見つめ合うあの幸せな時間。

愛情ホルモンと言われるオキシトシンにすっかり中毒状態で。

憂鬱になるので仕事に戻ることは、考えないことにしていました。

周りの専業主婦と境遇を比べてしまう時

育児休業中は、近所の子育てひろばに出かけて行って、月齢の近い子どものいるお母さんたちとよく遊んでいました。

その周りのお母さんたち、みんな専業主婦だったんです。

育休明けに仕事に戻るのは私だけ。

はじめはよかったんですけど、だんだんと、専業主婦で子どもとずっと一緒にいられる人がいる一方で、

自分はどうして好きでもない仕事に復帰しようとしているのか、と悶々と過ごすようになりました。

平日の天気の良い日にベビーカーを押しながら散歩する。

近くの図書館にいって読み聞かせのイベントに子どもと参加する。

普通にご飯をつくって、家事を済ませて、旦那の帰りを待つ。

育児休業中は当たり前だった日常を過ごすことができない、自分の状況を恨んだりしていました。

今でも、幼稚園の前でおしゃべりしている優雅そうな、いかにも専業主婦という感じのお母さんを見ると、仕方ないとは思いつつ、

その生活を選べない状況にある自分の立場に、微妙に劣等感を感じてしまうのです。

仕事に行くために子どもに泣かれてしまった時

後ろ髪を引かれるんですよね。保育園の玄関で泣かれてしまうと。

仕事を辞めて子どものそばにいるべきなのか、という迷いが生じる瞬間です。

保育園の面談で、子どもの成長について担任の先生と話すのですが、まだ若い20歳そこそこの保育士の先生を前に、いい年した大人が泣いてしまったことがあります。

泣き叫ぶ子どもの声が、自分を責めているようでつらい。

自分の働くという選択は間違っているんじゃないか。

親として、子どもと触れ合っている時間が少ないことに罪悪感を感じると。

先生から優しく言われたのは

「時間の長さじゃないです。触れ合える時間で思いっきり甘えさせてあげてください。大丈夫ですよ」

そう励まされているうちに、子どもも保育園に慣れていき、ほとんど泣くことはなくなってきました。

それでも少し機嫌の悪い時や体調がイマイチの時などは、ぐずぐずと甘えてきたがります。

今は、朝は先に私が出勤せねばならず(朝の送りは旦那が担当)、「ママ、もう行かなくちゃ」という私の膝から渋々と下りる子どもが健気で、

「もういい!ママは今日はお仕事休んで、ずっと一緒にいる!」と言いたいのを必死でこらえて家を出る毎日です。


子どもが病気なのに付き添ってあげられない時

長男が3歳のころ、入院しました。急性腎炎でした。

そのときね、もちろん子どもの体が心配なのは第一なんですが、考えてしまうわけです。仕事の算段を。

旦那と私とどっちがどれだけ付き添うのかと。

今のプロジェクトが佳境を迎えているのに、休めるのかと。

実家の母や旦那と交代で病院に泊まってなんとか2週間の入院を乗り切ったのですが、子どもの看病と仕事を天秤にかけている時点で、母親失格なんじゃないか。

上司に許可をもらって持ち帰らせてもらった仕事の資料を、子ども病棟のベッドでチェックしながら夜を明かした時の思いは忘れられません。

仕事がうまくいかなくなって、逃げたくなる時

これが一番多いのですが。

私が働かなくても、贅沢はできなくなるかもしれないけど、やっていけないわけではない。

何もこんなつらい思いをして働かなくてもいいんじゃないの、私。

時短勤務だったとしても、仕事の量が減るわけではない。

昼休みも仕事をして、できる限り効率化して、やっとなんとか仕事を回せているけれど、それでも周りに負担をかけている。

特にまじめにやってきた仕事で、報われないような仕打ちにあったとき、働くモチベーションが一気に下がります。

恥ずかしながら、この年になっても、仕事で泣きたくなるようなことを言われたりすることがあります。実際、泣いてもいます。

そういうことが重なったり、ストレスが体調にまで影響してくるようになると、「もう働きたくないな、育児に専念したいな」という気持ちがむくむくと湧き上がってきてしまうのです。

それは単に、未熟な甘えで、逃げでしかないことは、自分でもよくわかっているのですが。

子どもが小学校に入った時

ほかのお母さんは家にいるのに、自分のお母さんが家にいない、ということをはじめて認識するのが小学生。

それまで周りの友だちの家庭もみんな共働きだったのですが、専業主婦のお母さんという存在を認識して、子どもなりに「なんで?」という素朴な疑問が浮かぶようです。

小学校の行事や保護者会は保育園と違って、平日昼間に設定されているので、出席できないことも多いです。

もう大きくなった高学年の長男でさえ、「どうせ今回もお母さん来れないでしょ」とすねたように行事のプリントを差し出してくる姿を見ると、毎回ちょっと胸が痛みます。

それでも働いているのはなぜなんだろう

子どもが生まれる前から専業主婦になりたかったのに、どうしてずっと働き続けているんだろう?

そう思いながら、でも仕事を辞めてしまっては再就職は難しく、長い目で見ればこれが正しい道なんだと自分に言い聞かせ続けている。

住宅ローンも払わないといけないし。

自分が働かないと、ぎりぎりの生活になってしまう。

暮らしていけないことはないけれど、将来のためには備えておかないと。

さらに子どもが大きくなれば、より教育費のかかる理系の大学とか、大学院に進むかもしれない。

留学もしたいっていうかもしれない。

そして家族から、自分の希望する進路に進むことを反対された私は、自分の子どもにだけは、そんな思いをさせたくないので、できる限り、子どもが行きたい方向に行けるだけのゆとりをもっておきたい。

突き詰めると、私が働くのは経済的な理由で、その目的は子どもの将来のためなんだけど、

じゃ、子どもの将来のためにと言って、今、子どもとの時間を犠牲にしていいのか。

ジレンマです。

本当に専業主婦になる覚悟はできているか

ただ、もしも宝くじが当たったか何かで働く必要がなくなり、

私が晴れて、あこがれの専業主婦になれたとしたら。

 

子どもを習い事の時間に連れていけるし、

宿題なんかもきちんとみてあげられるし、

料理ももう少し丁寧につくれるし、

家もいつも片付いた状態をキープできて、

部屋のインテリアなんかもセンス良く整えて、

紅茶でもゆっくり飲みながら、

時間を自由に使えるのになぁ…は、

甘い気持ちにさせてくれる妄想ではありますが、

 

実際にはそんな、ザ・素敵な奥様になれる自信もない。

 

ありがたいことに、家族は私が働いていることで、家事を分担してくれています。

私が働いていることで、家庭内の至らない部分にも目をつむってくれています。

働いていることで、休日少しダラけていても、料理が手抜きでも、文句を言わずにいてくれます。

ワーママだからこそ、甘えられている部分があるのも事実です。

そうして気づいたら10年たっていました。

職場の若手から「仕事と子育て両立しててすごいですよね」とか言われるとなんだかこそばゆい気持ちになるのは、そんなにちゃんと両立できているわけではないからです。

 

そう思うと、夢の専業主婦になったところで、

子どものしつけや教育の責任の一切を背負い、家事をすることがメインミッションとなり、

時間だけはたくさんあるのだから、ちゃんとできないはずがない、という一切言い訳ができない状況に追い込まれるくらいなら、

もうこのまんまで働き続けるか、という着地点に毎回降り立つことになるのです。

こういうのを、惰性と言います。

惰性を動力源に、今日も頑張って働きます。

 

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プロフィール
つむぎ

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムの事務職です。
夫と男児2人(小学6年生、1年生)の4人家族です。

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