会社の若い男性社員が、今度結婚するそうです。
相手は20代半ばのOLさん。
「ヒューヒューだよ!熱い、熱い!」
と牧瀬里穂風に祝福したいところですが、少し気になることが。
こちらの彼女、
「仕事と家庭の両立なんて私にはムリ。」
とのことで、専業主婦をご希望だそうです。
大丈夫でしょうか
彼女さん、さすがに結婚してすぐの寿退社はしないでしょうが、彼曰く「妊娠したら会社を確実に辞めそうな雰囲気」なのだそうです。
だけど、まだ若い同僚の彼。
本人は真面目な仕事ぶりですが、どちらかというとほんわかキャラで、ギラギラとした出世欲があるようでもない。
働き続けることに消極的な彼女と、その子どもたちを養っていく自信など、正直言ってないそうです。
だいたいの彼の給料の額も、同じ会社なので予想がつきます。
うん、彼一人ではけっこう大変だと、おばちゃんも思う。
余計なお世話だよなと思いながらも、
「そこは籍入れる前に、よーく話し合ってすり合わせておいた方がいいよ」とアドバイス。
専業主婦に憧れる女子学生
専業主婦志望の若い女性が増えていると聞きます。
特にまだ社会に出て働いたこともない女子学生の間で。
あまり物欲はなさそうな世代なので、生活レベルを上げなければいい、という考えもできますが。
それにしたって、子育てだってお金がかかります。
教育費なんてヤバいっすよ。
気持ちはね、わかる。
おばちゃんだって働かなくていいなら働きたくないよ。
みんな葛藤しながら働いてんのさ。
でもさ、一般的に言って、旦那さんのお給料、この先どれだけ上がるかな。
多分、自分のお父さんたちの世代とは違って、そんなに上がらないと思うのよ。
で、税金と社会保険の負担はどんどん上がっていくのよ。
現代日本において、妻を遊ばせておけるような「甲斐性のある男」というのは、探せばいないことはないけど、それこそ、ヘラクレスオオカブトとか幻の鳥ケツァールぐらいの希少価値ですよ。
お嬢さん方、世の中のこと、知らなすぎやしませんかい?
私たちのせいなのか
働き続けることにしり込みしてしまう女子学生たち。
これってもしかして、私たちワーママが、
「大変だ、大変だ」
と言いすぎたせいでしょうか。
彼女たち若い世代の女性から見て、ワーママは
「自分にはムリ」とか
「ああなるのはちょっと・・・」と
思わせる姿をさらしているのでしょうか。
私たちを見て、彼女たちが希望を失っているのだとしたら、こりゃまずい。
ワーママでいることって、個人的な選択の結果にとどまらず、次世代へのお手本を示している側面もあって。
責任重大ですね。
私たちが、いきいきと、日々の生活を楽しんで、子どもを育てながらでも働ける、充実して過ごしている、という姿を見せないと、ますます専業主婦志向は高まっていってしまいそう。
私は男の子2人の母なので、息子たちが冒頭の彼女のようなのを嫁さん候補に連れてきたとしたら、「世の中なめくさってんな」と、しょっぱなから嫁姑の戦いの火ぶたを切って落としてしまいそうです。
「うちの息子にそんな甲斐性があるとお思いですか。買いかぶらないでいただきたい」と母親の私が言うのも情けない話ですが。
社会に出る前の女子学生が、
「は?子ども産んでもフツーに働くけど?」
と言ってはばからない世の中になるには、私たちが笑顔で踏ん張るしかないのかなー。
でも、待機児童の件でもそうだけど、「大変だ」という声を上げないことには、世の中何も変わらないからなー。
ジレンマだなー。
こんなところでワーママを標榜し、ブログで発信する側として、少なくとも、誤ったメッセージは送らないように気をつけないといけないなと心に留め置きます。
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