長男が夕食時、
「ねぇねぇ、なんで腕の悪い医者のことをヤブ医者っていうようになったか、知ってる?」
と聞いてきました。
へぇ、そうなんだ
こういうことを子どもが言い出したら、できるだけ興味を持ったフリして聞くことにしています。
どうやら今回は、テレビを見てて仕入れてきた知識らしいのですが。
ヤブ医者の語源は、ざっとこんな感じ。
そもそも、本来「ヤブ医者」というのは、「ヤブ」という土地にいた、腕のいい名医のことだったそうです。
その名医は、他の医者が見放すような重病人も治してしまうほどで、世間の評判になっていたとか。
当初、「ヤブ」といえば安心のブランドだったわけです。
しかし、その医者の評判が高くなればなるほど、「ヤブ医者」という名医の弟子だと勝手に名を騙る、腕の悪い医者もどきが続出したそうです。
そのおかげで「ヤブ医者」は真逆の意味の「ろくに患者を治せない腕の悪い医者」を指すようになってしまったということです。
ま、これにも諸説あるそうなんですが。
たびたび主語が抜けたり、言葉の使い方がおかしかったりする長男。
それでも一生懸命話すのをできるだけ促したい。
見聞きしたことを、他人に伝える。
これはものすごくいい頭のトレーニングになります。
覚えたことを忘れない勉強法
最近どこかの塾でも、習ったことを生徒に説明させて記憶の定着をはかる、という方法を取っているんだそうですね。
おそらく皆さんも一度は聞いたことがあるのではないかと思いますが、
勉強したことを「人に教える」
というのは、すごく効果的な勉強方法らしいです。
人に教えるというのは、やってみると結構、難しいもの。
自分の言葉で、頭の中にあるぼんやりした知識を、きちんと言語化して説明する必要があります。
あやふやなままだと、声に出して目の前にいる人に説明しようとしても、上手く出来なかったり、ちょっとした質問にも答えられなかったりします。
なんとなく自分の頭ではわかったつもりになっていることでも、とりあえず詰め込んでおけば、一夜漬けでもテストは乗り切れるかもしれません。
でもそれは、本当に自分のモノにできているとは言えません。
だって、とりあえず頭に詰め込んだ知識、定着しないですぐ消えていきますもんね。
私も高校時代とか、けっこう勉強したはずなのに、今、なーんにも覚えていないもんなぁ。
逆に言えば、上手く説明できない時、パッと質問に答えられない時は、自分の理解不足やあいまいさ、覚えきれていないことを自覚するチャンス。
その部分について確認したり、自分の言葉に落とし込んで考える作業をすれば、理解力がアップするということですね。
今度は私の番です
今の仕事、2年半ぐらいやってるんですけどね。
人の異動が最近激しくて。
ぼーっとしてたら、どうやらすでに古株化していることに気付いたんですよ。
恐ろしいですね、時間の流れって。
私が多分、係の中で2番目ぐらいに古い。
道理で最近、
「ねぇ、つむぎさん、これってどうやるの?」
「これの経緯って知ってる?」
ってちょくちょく質問されるようになったわけだ。
で、今度新しく採用された中途の方が入ってきて、業務を一部お渡しするんです。
普段、毎日なんとなくこなしている業務を、これから言語化して人に伝えなければなりません。
…結構これが、気が重いと言うか。
今ちょっと他のプロジェクトが立て込んで来たりしていて、時間的に厳しいなぁっていうのもあり。
私が入ったときも、マニュアルみたいなものは特になくて。
あっても平成16年とか書いてあったり。
いつのだよ、早く捨てろよ。
担当がそれぞれに分かれているので、共通する部分もあれば、全然違うやり方でやっていたりするために、全体のマニュアルが作りづらいんですよね。
まぁ、でも、「これだけは絶対にはずすな」というチェックリスト的なものは、この2年ほどで整備はしてきたので。
これに沿って、その都度説明していくしかないかなぁ。
子どもには「自分の言葉でしっかり理解したうえで、わかりやすく説明しなさい」などと偉そうに言っていますが、自分もしっかりしなさいよって感じですよね。
私も、もうしばらくはこの職場にいるでしょうから、あんまりかっちりがっつりとした引き継ぎ書みたいなものは作らずに、
必殺「わかんないことあったら、いつでも聞いてちょ」の長期戦スタイルで乗り切っていこうと思います。
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