ワーキングマザーの転職面接で絶対聞かれる質問

話し合う男女仕事

私はこれまで、働くママとして転職を経験しています。

新卒や独身の時とは違い、ワーママだからこそ面接官から聞かれる質問があると感じています。

また、ワーママだからこそ、こちらも聞いておきたいことがありますよね。

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前職の退職理由

これは子どもがいてもいなくても、転職の面接では定番の質問ですね。

企業が人を雇用しようとしているのですから、聞かれて当然の質問なのですが、聞かれた側は結構答えに窮するんですよね。

転職しようと思っているんだから、以前の職場にある程度の不満があるのは当たり前です。

それは面接官もなんとなくわかっているはずです。

要はネガティブな理由で退職した時に、いかにポジティブにうまいこと言い換えられるかですね。

こちらのサイトに言い換え例がまとまっていました。なるほどなー。

「ネガティブな退職理由」を「ポジティブな転職理由」に変換するには?
転職活動中の人に「退職理由」を聞くと、給与や待遇、人間関係などネガティブな理由を挙げる人が目立ちます。しかし、面接で不満をそのまま伝えては、応募先企業にマイナスな印象を与えかねません。ネガティブな動機に隠れているポジティブな気持ちを掘り起こし、前向きな気持ちで転職活動に臨む方法を、具体例とともにご紹介します。

前職の退職理由に子どものことが絡んでいるときはちょっと気をつけたいですね。

子育てが終わったわけではないのですから、また同じ理由で辞めてしまうのでは?と思われないようにする必要があります。

フルタイムからパートへと勤務形態を変えるとか、勤務地を自宅近くに変えることで子育てに対応しようとする場合は、素直にその事情を答えれば問題ないと思います。

子どもがいても働けるのか

面接が始まって、開口一番「お子さんまだ小さいんですよねぇ」とか嫌みったらしく言ってくる会社は程度が知れているので、こっちから願い下げだー!って感じですが、私が受けた会社の面接官は皆さん、ちゃんと心得てらっしゃいました。

職務経験とか志望理由とかを全部出し切った後で、最後に「ちなみに確認ですけども」程度で、子どものことが話題に出るというパターンが多かったです。

私がした回答は以下の通り。実情を率直に話して、なおかつ相手を安心させることが必要と思います。

  • (転職前から保育園に通わせていたので)ちゃんと預け先を確保してあること
  • (時差出勤制度のある会社なら)差支えなければ、朝早く出勤して17時までには退社したいという希望を持っていること(保育園のお迎え時間に間に合わせたいので、という理由も添えて)
  • 保育園では夜8時30分まで延長保育があるので、やむを得ない時は残業もできること
  • 子どもが病気になったときは、確かに休んだり早退したりすることはあるけれど、インフルエンザなどの登園禁止のときには、病児保育や実家の助けを借りてこれまでも乗り切ってきたこと

出張があっても大丈夫か

これは頻度や期間にもよるので、そのポストに採用となった場合、想定される出張がどの程度のものか確認するよいチャンスだと思います。

私もこれを聞かれて、もちろん可能な限りは出張するけれど、としたうえで逆質問してみました。

できれば1泊までの短期間にしてほしいとか、海外出張は難しいとか、お子さんの年齢やバックアップ体制にもよるところが大きいので、家族とも面接を受ける前に話し合って、ここまではOKというところを決めておけるといいですね。

採用されたいがために、できない出張をできると言ってしまうと、後々困るのは自分ですよ。

夫の転勤の可能性があるか

以前にそれで辞めた方がいたんでしょうかね。これもよく聞かれます。

そんなの私に聞かれても、って感じの質問です。正直、こればっかりは分かりません。

たとえ面接時点で自信満々、転勤はないと思います、と答えても、採用されて働き始めてから、夫の会社から内示が出る可能性は否定できません。

面接時点で夫が上司から転勤をほのめかされているとか、サイクル的にそろそろ順番が回ってくるのが確実だ、というのでない限り、「現時点ではその予定はないです」と言っておけばいいと思います。

もちろん、夫が転勤になっても単身赴任してもらって、私は影響を受けずに働ける!という状況ならば、それは十分アピールしてください。

面接の終盤、質問コーナーでワーママが聞いておくべきこと

業務内容はもちろんのこと、ワーキングマザーならではの切実な問題としてこっちが聞きたいのは、「そちらの職場で私は、子育てとの両立ができるのですか」ってことですよね。求人票に載っている情報もありますが、実際のところどうなのかというところを、できる限り、面接の中で確認しなければなりません。

  • 勤務時間は何時から何時までか。
  • フレックスタイム制・時差出勤制度があるか。
  • 残業は月にどれぐらいか。
  • 有給休暇は年に何日取得できるか。
  • 子どもの看護休暇はあるか(有給か無給か)。
  • 子育て女性に対して職場の理解はあるか。

あんまり聞き過ぎると、「権利ばっかり主張してきそうだな、この人」と思われるので、さじ加減が難しいところですが、このうちの自分なりに譲れない点に絞って確認しておくとよいと思います。

そして晴れて採用です!と言われてから、残りの気になる点を確認して、疑問点をクリアにしてから、「それではよろしくお願いします」とお返事したらいいと思います。

お互いにとって不幸なのは、そのあたりを明確にしないで、会社は聞かれなかったから言わなかった、転職者は聞きたいけど遠慮してしまった場合です。

実際、別の部署でしたが、2歳のお子さんを育てながら転職してきたワーママさんが、働き始めて3日目に「これではやっぱり無理です」と言って辞めて行ったことがありました。

中途採用の場合は1回の面接だけで決まることも多いので、なかなかその短時間に実情をすべて把握するのは難しいでしょう。

しかし、最初にお互い、気になっている点をよく確認していたら、もしかしたら防げたミスマッチだったかもしれないですね。


面接はコミュニケーションの場

会社のために何時間でも働きます!どこへでも行きます!という若い時のような、やる気を前面に押し出したアピールは、ワーママにはできないもの。

そのことはきちんと率直に会社に伝えて、そんな私でも

「前職の経験を活かして、こういうことでは貢献できます」

「残業ができないけど効率的に仕事します」

「子どもを育てるために家族と体制を整えてます」

という姿勢を見てもらうのがワーママの転職面接かなと思います。

それで理解が得られない会社は、働き始めてからもきっと苦労することになるでしょうから、縁がなかったからといって落ち込むことはありません。

転職を決意したママさん、小さな子がいても自分を活かせる場所は必ずあるはず。

そう信じて、いろんな会社の面接を、コミュニケーションを楽しむつもりで受けてみてくださいね。

 

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プロフィール
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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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