住宅ローンの繰り上げ返済で激しく後悔していること

家計

10年前にマイホームを買ったわが家。

都内の戸建て、しかも新築…。

住宅ローンをとにかくはやく0円にしたいと、最低限の貯金は残してどんどん繰り上げ返済していきました。

今思うとバカだったな―。

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着実に残高を減らしてきたけれど

当初、月々の返済額を、割と早い段階で借り換えによって4分の3に減らしました。

その後も期間を短縮したり、返済額を減額したりして、コツコツと。

現在は残高も毎月の返済額も半分ほどとなっています。

順調、順調、と思っていたのですが、

詳しい人から見れば「いまさら?」という話だと思いますが、

長期的なスパンで見ると、私の「とにかく早く返す返済計画」では、

超低金利の住宅ローン、

そして共働きで健康で今のところ安定的な収入があるこの状況、

その最大のメリットを活かしきれていないことがわかりました。

「借金を早く返してしまいたい!」の落とし穴

借金をしているのって落ち着かないんですよね。

借金のないきれいな体になって肩の荷を下ろしたいというか。

少しでも早く住宅ローンを返し終わって、旦那の給料だけでもやっていける家計状況になったら仕事を辞めても問題ないだろうと思っていました。

早く借金をなくしたい。

マイホームを買った共働き妻にとってはよくわかる感覚だと思うのです。

だけど、資産形成という考え方からいうと、ちょっと違うんですね。

住宅ローンはなるべく長く返していったほうがよい

本を読んだりいろいろ考えた結果。

この低金利のご時世、長い返済期間を設定して、毎月の返済額を低くしたほうがよさそうです。

 

いや、もちろん繰り上げ返済では期間短縮を選んだほうが実際の返済額は少なくて済みます。

返済期間が長ければ長いほど、それだけ払いたくもない利息を払い続けることになり、損をするようなイメージがあります。

が、それでも借金返済を先延ばしにしたほうがいい理由は、

返済期間を長―くして月々の返済額を低く抑えておく

そうすると毎月手元に残る金額が増えるので、それを投資に回せる

ということです。

 

それでも住宅ローンの返済額を多少減らしたところで、手元に増える金額は月に数万円ですね。

これっぽっちで不動産が買えるわけではないし、銀行に預けても利息なんてほとんどつかないですよね。

でも借金返済に充てるよりも、そのお金を投資に回して利息をまた再投資していくほうがお得なんですって。

シミュレーションしてみたんですけど、繰り上げ返済は後回し(というかやらないで)今からその資金を投資に回したほうが有利、という結論にどうしてもなるんですよね。

 

もちろん借り入れが長期にわたる場合の金利の上昇リスクや、運用したからといって安定して利益を出し続けられるかといった問題はあります。

でも、単純に「なんとなく借金を抱えたままでいるのは嫌だから」という感情論ではなく、実際にシミュレーションして数字を出してみると、必ずしも急いで繰り上げ返済をしなくてもいいということが腑に落ちるはず。

 

ま、借金があるだけで「寝れないんだよ、もう寝れないんだよオレたち」と情緒不安定になる方もいらっしゃるので、この辺は人それぞれですけども。

住宅ローンを抱えている方、ぜひ今現在のご自分の条件で試算してみることをお勧めします。

 

今回の記事の後日談はこちらから。

人の話を全く聞いてないヤツには、プレイバックPart2
「いいですか。話を聞かない人は、ろくな大人になれませんよ。」と常日頃から子どもたちに言っているのに、この体たらくですよ。

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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