20代の4年間で1000万円貯金したあの頃を遠い目で思い出す話

豚の貯金箱家計

現在アラフォーの私。

22歳の時に就職したとき、初任給の手取りは19万円台でした。
それから、平均して年間200万円以上を貯めつづけ、26歳で結婚するときには、貯金1000万円を達成しました。

ただ、あの頃、自分でそんなに節約を頑張ったという感覚はありません。
気が付いたら貯まっていた、という感じです。(←また言ってみたいセリフだわ)

その後、育児休業や住宅ローンの繰り上げ返済で貯蓄のペースは落ちました。

が、投資をするには元手が必要、ということで、最近また貯蓄を増やすことにモチベーションが再燃してきました。

それで、まずは初心に帰ろうということで。

若かった、そりゃぁもう、ぴっちぴちだった、お肌がシャワーの水をはじいてはじいて仕方なかった当時の私が(遠くを見る目)、4年間で1000万円を貯めることができた理由を改めて振り返って、また貯蓄のモチベーションを高めてみようと思います。

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実家暮らしで、働くことに専念できた

もうこれは、恵まれていたとしか言いようがないのですが。

都内に生まれ、都内で育ち、都内で就職した私は、一人暮らしの経験がありません。

なおかつ母親は専業主婦で、学生時代と変わらずに生活のあれこれ、面倒を見てくれます。

さすがに弁当作って、とは言いませんでしたが、母が気を利かせておにぎりを作ってくれたときは、それで昼ご飯をすませてしまうことも多かったです。
そういう日は一度も財布を開くことがないんですよね。


仕事は結構忙しく、ほぼ毎日のように夜10時ぐらいまで残業していました。
残業手当もきっちりもらえるホワイト企業でした(これも恵まれてますね)。
家に遅く帰ってきてもご飯が用意されているなんて…今じゃ考えられない。

ああ、実家バンザイ。(書いてて帰りたくなっちゃった)

本当にありがたいことに、就職したからといって、家財道具をそろえる必要もなく、家賃を払うこともなく、生活費として毎月3万円を母親に渡すだけでした。

正直、一人暮らしをしたいと思ったこともあったのですが、実家暮らしがそこまで不便ではなかったことと、当時付き合っていた、今の旦那さんとの将来を考えたときに、「そのうち結婚するだろうから今引っ越すのって無駄じゃない?」と思い、やめました。

物欲がなかった

あんまりお金のかかる趣味というものがなかったです。

お化粧とかファッションとか20代女子としての興味が著しく薄かったといいますか。

ブランド物にも詳しくなかったし、
「は?ナイロンのバッグでなんで何万もすんの?意味わからん」と思ってました。

学生時代も好きなバンドのCDを買ったりライブに行くぐらい。
そのバンドも、働き始めてすぐのころに解散してしまい、お金をかけることもなくなりました。

運転免許も持ってないし、必要性がないので車を買うこともなく。

振り返っても、大きな出費をする機会がことごとくなかったですねー。
お金のかかる趣味がないので、自然と貯まっていきました。しいて言うなら、

唯一の趣味、それが貯金。

預金通帳の残高が増えていくことに喜びを覚え、一人で「むふ、むふふ」と(いやー、気持ち悪い)。

こう書くと、身なりの質素な地味で暗い人と思われそうですが、誘われたら遊びにも行きましたし、それなりに恋愛もしてたし、うん、自分ではリア充だったと思いますけど。うん。たぶん。

適度にお金は使っていた

我慢してやっていることは続きません。
節約も貯蓄も、それだけでしんどかったら無理ですよね。

自称リア充らしくね、飲み会にもよく行きましたし、海外旅行にも行きましたよ。

使うときは使う。

でも、海外旅行もGWや年末年始のピークは避けて、なるべく出費は抑えるようにしていました。

冬は友だちとスノボにもよく行きましたけど、ボードなんかはヤフオクで落札したり。

あなたの周りに、何か買うとき、一番いいものが欲しくなる人っていませんか。
数ある商品の中で、失敗したり後悔したりしたくないのか、スペックの一番高いもの、つまり価格の一番高いものを買いたがる人(=うちの旦那)。



私そういうのがないんですよね。
モノなんて使えればいい、用が足せればいいと思っているので。

買い物するにはするんですけど、そこそこの品質・価格のもので手を打つので、結果あまりお金を使いません。

欲しいモノを我慢しているわけではないので、まったくストレスに感じない、という私の性格は貯蓄をするうえで有利だな、と思うのです。

先取り貯蓄していた

給料から貯蓄分を先取りし、残ったお金で生活するという方法です。

勤め先には社内預金の制度がありまして、銀行に預けるよりもだいぶよい利率で運用することができました。

当時の給与明細を見ますとね(全部とってある捨てられない女)、年追うごとに天引き額がアップしていました。

  • 最初の頃は3万5000円。
  • ちょっと基本給が上がってきた2年目ぐらいから毎月5万円。
  • 銀行の普通預金だけでも十分に余裕が出てきてからは毎月10万円。

手元にお金があるから使っちゃうんですよね。なければないで、その中でなんとか工夫してやっていけるものです。

もちろん、毎月のお給料からの積み立てだけでは1000万円には到達しません。
大きな買い物をあまりしないので、ボーナスはほぼ全額、貯蓄へ。

給料天引きで貯まっていくので、自ら努力することなく、煩悩と戦うこともなく、着実に残高が積みあがっていきました。

社内預金は金融機関への預金と違って、預金保護(ペイオフ)の対象ではないのですが、会社がつぶれない限りは、なくならないものとして考えていました。

この貯金制度の何がいいって、申請書を勤務先に出さないと引き出せないんですよ。
そのうえ、申請してから入金されるまで、数週間待たないといけない。
もう面倒くさいったらない。

ここまで厳重に手が出しづらいというのは貯蓄していく上ではかえって好都合。

気づいたら勝手に貯まってたのは、この制度のおかげが大きいと思います。

会社にこうした制度がない場合でも、財形貯蓄とか貯蓄用口座を分けるとかして、容易には引き出せない状況をつくることが大事ですね。

まとめ

置かれた状況はさまざまと思いますが、私の場合の1000万円貯蓄法(独身時代編)はこの通り。

  1. 結婚するまで実家暮らしという与えられた環境
  2. あまりお金を使わなくても困らない自分の性格
  3. 我慢しすぎず、無理のない範囲で行う節約
  4. 給料から貯蓄分を先取りし、残ったお金で生活する先取り貯蓄

1.の環境に恵まれていた面もありますが、2.の性格は相変わらずだし、3.と4.は子育てしながらの今でも工夫しながら取り組める部分です。

お金を貯める方法というのは実はとてもシンプル。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 投資で殖やす

この3つ以外にはないと思っています。

収入はそんなに簡単に増えませんし、副業は禁止されてましたし、当時は投資の知識もなかったので、まぁできることと言ったら、出ていくお金をコントロールすることだけだったんですよね。

20代前半の、世間知らずの小娘にしては、自分、よく頑張ったなって思います。

結論として、4年間で1000万円はそんなに難しいことではなかったです。

子どもがいる今は教育費もかかりますし、遅くまで残業することもできませんが、その代わりに今は2馬力ですし、1000万円貯金することは、そこまで気の遠くなる話ではないな、ということを再確認して、また貯金をがんばっていきます。

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プロフィール
つむぎ

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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