個人差かな、とも思うのですが、私の周りの男性陣は金遣いが荒い。
父
実家の父はもう70近いですが、まだ週に何日かは現役時代の会社にお世話になっています。
年金のほかにそのお給料と、アパートの家賃収入があることもあり、悠々自適に過ごしています。
そして、実家に帰るたびに買い替わっている。
車が。
これまでは国産車だったのですが、最近は、年のせいでいよいよタガが外れたか、外車が多い。
現在、実家のガレージには、外車が2台並んでいます。
そんなムダ金が余っているなら、これから教育費のかかる孫のために生前贈与でも検討されてはいかがですか、お父様。
夫
最近はだいぶマシになってきましたが、これもうちの実家の父と同じタイプでした。
車大好き。
それで免許も持ってない、車にはまったく関心のない私とは結婚後、よく揉めてました。
犬も食わない車を巡る夫婦の攻防はこちらをどうぞ。
夫は私と結婚する前も、一人暮らしのくせに無駄に広い賃貸に住み、もらったお給料は使い切る生活をしていました。
結婚したら、まずは夫に倹約というものを一から叩き込まねば。そう思ったものです。
兄
年に数回しか会っていませんので最近はどうだかわかりませんけども、ふりかえれば30年ほど前、子どものころにもらったお年玉。
兄と私ではその使途が大きく異なりました。
兄の使い道:
- ファミコンのゲームソフト
- コロコロコミック(のちにジャンプへ移行)
- ミニ四駆
- プラモデル
など、ありとあらゆる娯楽に散財。
私の使い道:
- 郵便貯金に全額預け、通帳を眺めムフフ
同じ親から生まれ、同じように育てられても、ずいぶん違うものだなと感じました。
そしてわが家の子どもたち
これまで、お年玉はほとんど私の方で預かって、それぞれの名義の口座に入れて、ジュニアNISAで積み立てていました。
でも、「お金の使い方」というものも、ほどほどに学ばせないといけないなと思い。
ためしに、もらった総額の約半分は「貯める/殖やす」、
約1割は困っている人を助けるため「寄付する」、として、
残りの約4割ほどのお年玉の使い方は、子どもたちに任せてみることにしたのですが…。
年明けて、1週間ちょっと経ったころ。
もう、ほとんど残っていませんでした(2人とも)。
心配。
母さんは本当にこの先が心配。
この計画性のなさ。
行き当たりばったり感。
目に映って欲しいと思ったものはすぐに、反射的に買っちゃう。
次男はお財布を覗き込み、「あれ、もうないや…」とつぶやいていました。
そうだよ、君のお年玉は、おにいちゃんと折半して買った大乱闘スマッシュブラザーズと、
GO VACATIONに消えたんだよ(ゲームばっかり)。
長男は長男で、大量にポケモンカードを仕入れています。
ああいう、単価は低いのにまとめて買わせて、レアなカードが入っているかどうかは運次第という商品。
私たちが子どものころにもありましたね、ビックリマンチョコシールとか。
冷静に確率を計算することができないギャンブル好きの下地を作っているようで、私は嫌なのですが、男子小学生の間では、まあー、流行っています。
息子たちよ。
大事に稼いで貯めたお金は、使う時はあっという間になくなるんです。
まだ社会に出てない君たちにはわからないだろうけど。
お手伝いした分だけお小遣いが上がる歩合制を採り入れたりしているとはいえ、
まだお金の価値ってピンとこない部分もあるでしょうけど。
大人になれば嫌でもお金の大切さが身に染みてくるだろうから。
そんなお金の使い方も悪くない
とはいえ、「そんな無駄遣いばっかりして」と言いたいのをぐっとこらえて、子どもたちに任せてみると、少し違った考えも浮かんできました。
「これがいい!」と即断して買いたいものを購入し、楽しく遊んでいる子どもたちを見ると、それはそれでもいいのかなと思えてきます。
私は逆に、すっからかんになる恐怖からか、いけないことをしているような罪悪感からか分かりませんが、お金を使えない子どもだったので。
「あれがしたい、これがしたい」と思っても、「お金がかかる」と思うと諦めてしまう。
必要なところには投資しなければいけないし、それが有意義なお金の使い方ならば、楽しんで使えばよかったのに。
だから、なんの躊躇もなく、直感に従ってほしいものを手に入れる、彼らがちょっとうらやましい気もします。
何ていうんですか、「今を生きることを楽しんでいる」っていうかね。
まぁ、いくらお金があったって、あの世には持っていけませんものね。
物欲が干上がる
かといってねぇ。
今さら私ほしいものも思いつきません。
最近ね、ますます物欲が枯れてきたようです。
服もアクセサリーもバッグも靴も、化粧品も家電も、今持っているもので何も不自由はないし。
誕生日やクリスマス、「プレゼント何がいい?」と夫に聞かれても、
「うーん…(しばし長考)、別に何もいらないなぁ」という色気のない答えしか出てこない。
しいて言うなら、
「好きなだけ寝てていい朝」とか?
「一人でいろいろなことを考えられる時間」とか?
そんなの、夫に子どもたちを公園にでも連れて行ってもらえれば叶う望みですので。
つくづく、金のかからない女だなー、私。
お金は手段であって、目的ではない
通帳の残高はただの数字であって、銀行口座に置いてある限り、自分にとっては死に金です。
大事なのは稼いだお金を使って、何を成し遂げたいのか。
そう考えると、お金のかかる趣味があるというのは、一概に悪いことではありません。
それをまかなえるだけの収入があって、心から楽しめているなら、それはそれで健全です。
とすれば、生活費の心配はとりあえずなくて、特段「お金を使う目的のない」私の場合、無理して稼がなくてもいいのではと思えてきます。
・・・。
あれ?
じゃあこんな思いまでして働く意味って?
何のために働いてるんだっけ私?
あ、
ああ、
あかーん。
年明けから何を考えているんだ、私は。
毎日朝起きるのがしんどくて仕方ないのに。
ただでさえ満員電車で死んだ目をしているのに。
それでも思考停止しているから毎日仕事に来れているのに!
こんなところで働く意味とか考えだしたら、あかーん。
明日から仕事に行くのが、ますますつらくなるじゃないかー!
↓全国のワーママ奮闘中
↓応援クリックお願いします。押していただけると励みになります。
↓参考にさせてもらっています
◇家計簿*お金事情*◇
初心者のための、マネー入門!
ライフスタイル、ライフ、暮らし、生活
**男の子のママ・パパ**
子どものいる暮らし。
子育てを楽しもう♪
コメント