夫の家族と、自分の家族を見て、「違うなー」と感じたこと。
西と東のはざまで
夫の実家は、関西です。
私の実家は東京で。
狭い日本とはいえ。
これまでもいろいろと、言葉の違いとか文化の違いを体験してきました。
もともと関西のお笑い番組が好きだった私なので、その違いも楽しめてきました。
結婚してから、特に感じるようになったことは、「お金」に対する態度の違い。
特に親世代の。
自分の実家の場合
東だからかどうかわかりませんが、わが家の場合、お金について話すことは「ハシタナイこと」と言われてきました。
両親がお金の話をするところ、見たことがありません。
利息がものすごかったという時代背景もあると思いますが、お金があったら貯金するのが一番。
節約・倹約に勤めて、無駄遣いをしない。
電気はこまめに消す。
水を出しっぱなしにしない。
投資なんてギャンブルと同じですわよ、んまーこわい。
やだわ、ねぇ、奥様。
そんな価値観。
実家に遊びに行ったとき、私と夫が株の話をしていたら、
「あんたたちは、金の話ばっかりして」
といなされたこともありました。
気位が高いつもりかもしれませんが、株などの投資をたしなんでいないうちの両親には、
「よくわからないこと」を話されても、不愉快だったのかもしれません。
つまり、
「よくわからない、だから考えるの嫌いだし、知りたくもない」という感情。
夫実家の場合
義実家とのカルチャーギャップでびっくりしたのは、親子でお金の話を普通にしているところ。
何か珍しいものを持ってると「あんたそれ、いくらで買うたん?」とか。
「この株な、上がると思ててんけど、さっぱりやったわ」とか。
ベースにある文化として、お金の話をすることにあまりためらいもないというか。
「ええやろ、これ。安かってん。」
というのを積極的にシェアするんですね。
それが新鮮でした。
そして、阪神タイガースの今季の成績の話をしていたかと思ったら、どうしたら相続税が安くなるか、という話が自然と始まるんです。
親子でざっくばらんに。
親が死んだらどうなるか、なんてなかなか話しづらい話題。
お義父さんはわざわざ、自分の入ってる保険証書を全部取り出してきて、夫と
「これ入りすぎやで?」
「ほんまかー。付き合いで入ったんやけどな。ほな解約した方がええかな」
と相談しています。
「よくわからない、でも得する話なら好きだし知りたい」
そんな感じ。
要はコミュニケーション
どちらが風通しがいいかは明白です。
お金のことへの向き合い方は、家庭や個人によりまちまちだということはわかってますが。
私の実家はサラリーマン家庭で、夫の実家は会社をやっている。
経営者感覚の有無。
その違いも大きいかもしれませんね。
あまりお金の話をしてこなかったうちの実家ですが、亡くなった祖母から引き継いでいるアパートがあります。
毎年、確定申告も自分たちで行っている様子。
ここをとっかかりにしたいなーと思っています。
うちも不動産投資を始めていますが、「不動産オーナー」としては、実家の方が先輩です。
「ここの経費はどう処理してるの?」
「この金額はどう算出すればいいの?」
教えを乞いながら、少しずつ、お金の話ができる関係を築いていけたらと思います。
↓まだまだ勉強中。
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