「どんなに最悪でも“NO”と断られるだけ」ゆりやんのメンタリティ

アメリカ国旗雑記

ねぇ見ました?

アメリカズ・ガット・タレント。

ゆりやんがサイモンと渡り合ってて、なんかいろんな意味で、すごかったよね。

 

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America’s Got Talent

アメリカズ・ガット・タレント(AGT)は、アメリカで大人気のオーディション番組。

毎回さまざまなアーティストが登場して、圧巻のパフォーマンスを見せます。

本当に感動を呼ぶ素晴らしい才能もあれば、「なんだこりゃ」な人たちも出てきます。

Yuriyan Retriever Teaches Simon Cowell How To Dance! – America's Got Talent 2019

ゆりやんは、あの太めの幼児体型でアメリカ国旗のビキニ着て、もはやダンスなのか何なのかよくわからない「芸」で会場を沸かせてました。

盛り上がったとはいえ、水着で手首をくるくるさせてるだけなんで、当然オーディションは通過できなかったようですが。

でも、芸人として爪痕は残したのかな、その後の反響を見るに。

日本のメディアでは、英語で名物審査員との当意即妙なやりとりを繰り広げたことに称賛が集まっていますけど、彼女ぐらい英語を話す人は日本にもたくさんいるわけで。

何がすごいって、あのパフォーマンスを、あの観客と審査員の前で、臆することなくやってのけた、その度胸だと思うんです。

お笑い養成所で鍛えられたのかな

多くの芸人さんがお笑いの基礎を学ぶNSCという、皆さんご存じの吉本の養成所があって。

そこでは振付師のラッキィ池田さんが、学生の「羞恥心を取り除く」ことを目的に、ひたすらハイテンションで踊って自身の殻を破らせるギャグダンスの授業があるんだとか。

恥を捨ててしまえば、何も怖いものはない。

芸人にはそれぐらいの度胸が必要だということなんでしょう。

ゆりやんは養成所を首席で卒業したらしいです。

そんな彼女が以前、とある番組で話していた座右の銘が、印象に残っています。

The worst word they can say is “NO”.

直訳すると「彼らが言うことができる最悪の言葉は “NO”」。

つまり、「どんなに最悪でも“NO”と言われるだけ」。

“NO”と断られるのは些細なこと。

だから失敗を恐れず、行動を起こしていけばいい。

 

とはいえ。

たった2文字なのに強力な言葉ですよね。

“NO”という言葉。

誰だって、この言葉を聞くことはとても怖い。

断られたら、ダメだと言われたら、どうしよう。

立ち直れないほど傷ついてしまう。

築いてきた自信が揺らいでしまう。

うまくいかなかったら、やってみようとしたこと自体を後悔しそう。

 

その結果、できる限りこの言葉を聞かなくて済むように、チャレンジすることをやめてしまう。

それは自分の可能性の芽を自らつぶしているとも言えるわけです。

ゆりやん、すごいな

アメリカズ・ガット・タレントでのゆりやんの姿を見て、ああ、きっと彼女はあの座右の銘にしたがって、“NO”と言われることを恐れずに、生きているんだな、と思いました。

 

翻ってどうも私は、必要以上に周りにどう思われるかを気に病んで、恥をかかないように、失敗しないように、まかり間違っても“NO”と言われないように、と思って引っ込み思案になりがち。

とてもじゃないけど、あんなに大勢の前でパフォーマンスをするなど、考えただけでゾッとしてしまいます。

 

だからゆりやんの強靭なハートの強さは、ひたすら尊敬してしまうのです。

一回りも年下の彼女が、なんだか大きく見えます。

 

そろそろ私も、自分の殻を破らないとダメですよね…。

さぁ。

じゃ、まず手始めに。

あの水着はどこに行けば売ってるのかな?

 

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