最初の転職を考えていたころ、心身の不調を体験しました。
その時はストレスが過度になりすぎて、自分でもどうしようもなくなってしまったので、専門家の助けが必要な状態でした。
そこまでひどいことにはなっていませんが、以降もちょいちょい、程度は軽いものの、こんな症状に悩まされることがあります。
- 早く寝ても疲れが取れません。明け方うっすら目が覚めてしまいます。
- イライラがとまりません。些細なことで子どもに怒ってしまいます。
- なんだかわからないけどだるいです。何にもやる気が起きません。
- どんなにがんばっても集中できません。うまく考えがまとまらないです。
ひどくなる前のセルフメンテナンスが大事
1回つらい状態を経験しているからか、「あ、なんとなくこの感じはヤバいな」というのがわかるようになってきました。
人生、何事も経験ですな。
このままこのペースで行くとヤラレるな、という「悪い予感」がするので、その予防を心がけるようになりました。
経験から言えるのは、どんなストレス症状も重くなってからでは治りにくいということ。
軽いうちに少しケアを気をつけるだけで、回復のスピードも違ってきます。
頭痛もガンガンと痛くなるまえに頭痛薬を飲んだ方がすぐ治まるのと一緒です。
瞑想が効果あり
瞑想(メディテーション)というのを聞いたことがある方も多いと思います。
瞑想して自分の呼吸に集中することで、自身の心の動きを見つめるトレーニングです。
禅寺などで座禅を組んで深呼吸…という敷居の高いイメージや、ちょっと怪しい宗教のにおいを感じて敬遠している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、スティーブ・ジョブスが日常生活に取り入れていたのは有名ですし、グーグルなどの世界的な企業が社員の能力向上・心身のメンテナンスに瞑想を採用したりしています。
パフォーマンスの向上やストレス解消、精神的な疲労の回復にも効果があるといわれています。
実は私が学生のころ、変わったゼミに所属していて、夏には禅寺に宿泊する合宿がありました。
学生の合宿なのに「ワイワイきゃいきゃい」できない特殊な空間でした。
基本私語がNGで、ひたすら「自分と向き合え」的な。
当時は学生なのでそもそもストレスとかあまり感じていなかったと思うのですが、それでも座禅や瞑想の効果として、すっきりした気分になったのを覚えていました。
なので、なんとか忙しい毎日の中にも、瞑想を組み込めないかな、と思っていました。
でも、家に帰れば子どもの世話と家事に追われているワーママ生活の、どこに瞑想なんかする余裕があるんだよ!と思いますよね。
時間のなさを嘆いても仕方ありません。
ワーママ生活で身に付ける必須のスキルは「少しの時間も有効に使う」ということだと思うので、自分なりに瞑想ができそうな時間や場所を見つけるようにして実践することにしてみました。
忙しいワーママでもできる瞑想法
昼休みなどの「比較的」自分1人の時間がとりやすい時間でやります。
自分の席でもいいですが、電話が鳴ったら取らなきゃいけないとか、同僚からすぐ声をかけられる、という場合は、どこか別の場所を探した方がいいかもしれません。
ランチをとった場所でもいいですし、公園のベンチなどが近くにあればそこでも。
周りの目が気になるという場合も、意外と周囲の人はあなたのことを見ていません。
椅子に深めに腰かけて、楽な姿勢で目をつぶり(うっすら目を開ける半眼でも構いません)、自分の呼吸に集中します。
集中の仕方は人それぞれですが、私の場合は呼吸の回数(吸う・吐くセットで1、とカウント)を10まで数えて、10まで数えたらまた1から数えます。
すると、おそらく呼吸に集中しようとしても周囲の雑音や人の話し声に気を取られたり、日々の悩みなどが頭をよぎったりするはずです。
それは別に悪いことではないので、「ああ、今違うこと考えてたな…」と思って受け流し、再び呼吸を数えることに意識を戻します。
この、「ちょっと違うとこに行きかけた自分を、気づいて自律的に戻す」というのが大事です。
時間はそんなに取れないと思いますので、1日10分、できるだけ毎日繰り返します。
最初は集中力がなかなか続かず、すぐ他のことに意識が行ってしまったり、頭の中でいろんな考えが飛び交ってしまうと思いますが、不思議なことに、続けていくうちに余計な考えが減ってくるようになります。
私の場合は家にいると落ち着かないのと、夜間・早朝は1分1秒でも長く寝ていたい性分なので、昼休みの時間を利用しています。
子どもが寝てからとか、または起きる前の時間が10分ぐらいなら取れる、という方は家でやるのもいいと思います。
お布団の上なら胡坐をかいてもいいですし。
瞑想を行うと集中力が高まってくるともに、ちょっとした体や心の不調も和らいできますので、おすすめです。
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