はいどうも、つむぎです。
先日、きっかけは些細なことだったと思うんですが。
ちょっと激しく中学生の長男とやりあうことになりまして。
お兄ちゃんの気持ち
思春期に入ってから、日常生活でやたらとイラ立ちがみられた長男です。
それにしたって理不尽なほど、親の言うことを聞かない。
粗暴なふるまいとだらしない生活習慣。
先日の三者面談でも先生から「言葉遣いが気になります」と言われてしまいました。
この際だから、全部吐き出させてみようと思いまして。
「何が不満なのか全部言ってごらん」と。
そこで出てきたのは親に対する不満でした。
次男ばかりかわいがって、自分は愛されていない。
いつもどこかでそう感じていた、というようなことを言いました。
特に学童が終わって一人きりの時間が増えた小4からが、特に寂しかったんだと。
どうしたらいいのか
「お母さんだってフルタイムで働いてんだから仕方ないでしょ!」と言い返したくもなりましたが、グッと堪えて。
「寂しい思いさせてごめんね」と謝りました。
そう思わせたのは、こっちの責任だと思うんで。
二人とも、鼻水と涙でぐちょぐちょのきったない顔で。
何やってんだか。
これ核家族で、フルタイムで働くワーママにとっては、避けては通れない道だと思うんですよ。
学童を卒業した後の過ごし方。
寂しくならないように、塾や習い事で平日の午後を埋めることもできたかも知れませんが。
長男はもう小4には戻れないもんで。
大事なのは、この先、どうしていくかです。
ちょうど同じ時に読んでみたこちらの本。
精神科医の著者が、親子関係を改善する子育てスキルについて書いています。
臨床ケースも交えてしっかりした理論の元に書かれているので、とても納得できました。
褒め方にもコツがある
ある行動をしたら褒められる→うれしくなる→その行動が結果として増える。
心理学で必ず出てくる学習理論です。
だけど、なんとなく褒めていればいいというわけではない、とこの著者は言います。
子どもに響く褒め方というのがある。
褒められたら誰でも嬉しいものですが、どうして褒められたのか、褒められた理由がわかっていないと、特定の行動を増やすことにはつながらないのだそうです。
ポイントは具体的に褒める。
何が褒められる行動なのかをわからせる。
もっと早く知っていればなあ
親になるときにこのスキルを知っていればずいぶん楽になり、子育ても楽しめたかもしれない。
この本は12歳までのお子さんに効果があるそうです。
親子で一緒に遊びながら「特別な時間」を過ごす方法も解説されています。
特に「お母さん見て見て!」の気持ちを素直に出してくれる幼児期のお子さんなら、効果テキメンでしょう。
ただ、うちの長男は13歳の中学生。
まー、扱いづらい年齢です。
それでも。
不満を吐き出させ、愛情が足りないと思わせてしまったことを心から詫びてから、彼のイラ立ちは少し落ち着いてきました。
それに合わせて、この本でも出てきた具体的な褒め方を心がけるようにしていたら、少し行動が変わってきたような気がします。
まだ以前からの癖が出ることもありますが、すこーしだけ、弟に優しくなったり。
すこーしだけ、聞き分けがよくなったり。
褒め方大事
親の褒め言葉は、子どもにとって何よりのごほうびになる。
大人が想像するよりも、ずっと大きなごほうび。
特に寂しがりやで愛情を欲しているという長男です。
これからでも、たくさん褒めてあげたら…
この年齢でもまだ間に合うんじゃないか、と思っています。
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