あ、どうも、つむぎです。
相変わらずのペースで在宅勤務したり、たまーに出勤したりの日々が続いています。
時間に余裕ができた
リモートワークで何が変わったかといえば、もちろん時間的な余裕です。
週5日毎日時間きっかりに出勤していた時とは比べ物にならないぐらい、楽です。
そもそもフルタイム出勤していたときの労働時間って、1日8時間週40時間だけ、ではないんですよね。
行き帰りの通勤にかかる時間。
朝起きてから仕事へ行く準備をする時間。
そして（ワーママにはあんまりないけど）帰宅してから家モードに切り替えるまでにかかる時間もあったりします。
こういう時間って、仕事さえしていなければ他のことにあてられるはず、だった時間です。
「出勤する」が「家で働く」になるだけで、この部分の時間がまるまる自分のものになる。
これはありがたい。
労働契約上の勤務時間はまったく変わってないんですけど。
今まで自分は、そこにカウントされていない、どれだけの時間をただ働きさせられていたのだろう、という気づきたくないことに気づいちゃった。
本当の時給に換算すると、実は思ってる以上に安いんでしょうね。
働くことでかかるコスト
お給料そのものについても、実際の手取りを「稼いだ金額」と見ていいわけではなく。
見えないところで、仕事に行くためにかかる諸経費というのがけっこう馬鹿にならない。
例えば仕事場に相応しいスーツなどの服装。
それなりにちゃんと見せるためのカバンも靴も。
女性なら特に化粧品や美容にかける部分もありますね。
仕事をしてなければ買ってなかっただろうなというモノって結構多い。
あ、モノだけじゃないですね。
家で一人仕事をしていたら、お昼は適当に納豆ご飯とかで済ませちゃうんですけど。
仕事に来てたら、職場近くのおしゃれなお店のランチ（私の場合は1回あたり約1,000円）とかつい行っちゃいますし。
さらにいえば、終業後、仕事から疲れて帰ってきた体に流し込むおビールだったりとか。
人によってはストレスから解放されるため、タバコとか嗜好品が欠かせない人もいるかもね。
うちの夫は頑張った自分へのご褒美が大好きな人で、休暇があれば温泉旅行に行きたがる。
これも、まぁコロナで行けないっていうのもあるけど、日ごろのストレスがそれほどでもなければ、そんなに頻繁に非日常に逃避する必要もないですよね。
あと、職場への旅行のお土産だとか、仕事の付き合いの飲み会の費用もあるか。
こういうのも広く考えれば諸経費になるのかなと思います。
そういうのを全部差し引いたら、意外と自分の自由にできるお金って少ないなと。
複雑だけどね
あくまで私の場合ですが。
子どもたちは日中学校に行っていますし、夫もいないし、家で一人。
リモートワークはそれなりに快適です。
通勤がないので体力的にも楽。
通勤時間や準備のための時間は自分の時間となり、家事などに充てられます。
実質的に仕事のために拘束される時間は減りました。
そして出勤するためのさまざまなコストも、ほとんど払わなくていい日が続いています。
仕事自体、在宅でもそれほどの支障がない内容ですし、必要な時だけの出勤でなんとか回っていますし。
なんなんだ、この居心地の良さは。
コロナには私の愛する音楽業界、ライブハウス業界が大打撃を受けているので、絶対感謝はしませんけども。
志村けんも岡江久美子も好きだったから憎いんだけども。
それでも、コロナがなければ、こういう働き方になってはいなかったよなとも思う。
複雑な気持ちです。
なんかごめん
夫は緊急事態宣言が終了してからは通常通り、毎日会社へ出勤しています。
彼だって、必ずしもオフィスに行かなくてもいいような仕事内容なんですけどね。
職場が旧態依然のままなので、働き方はあっさりとコロナ前に戻ってしまいました。
朝起きて、私が化粧もせず、着替えもせず、のんびり新聞を読んでいたりなんかすると、
「いいよなぁ、在宅勤務の人は」
と言いたくなるらしい。
そして実際言ってくる。
なんかごめん。
でも私悪くねぇし。
悪いのは時代の変化に対応しないあなたの勤め先だし。
不満があるなら、こっちじゃなくて上司に言ってくれる？
必ずしもオフィスに出勤する必要のない人は、リモートで働くのが当たり前になってほしい。
これがずっと続いたほうがいい。
そうしたら、出勤必須な職種の方にとっても、通勤がもっと楽になるはずじゃないですか。
ランチが混まないじゃないですか。
私も夫につらく当たられる必要ないじゃないですか。
↓働いてりゃいろいろあるわな。
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