人生は選択の連続です。
進学や就職、結婚や出産…。
ワーママの皆さんなら、これまでも、たくさんの「選択」をしてきたと思います。
どちらかを選ぶとき、人は不安を感じるもの
私たちが何か新しいことをやり始めようとするとき、特にそれが未知の体験だったときは、必ず「不安」を感じます。
程度の差はあれど、緊張や不安を全く感じない人なんていないと思います。
たとえば仕事でいきなり職責の重いポジションをオファーされ、受けるか迷っている時。
異動や転勤を打診され、これまでと全く違う仕事をやるプレッシャーを感じている時。
慣れ親しんだ仕事を離れ、新しい仕事に転職しようか迷っている時…などなど。
こんな時、考えれば考えるほど湧き上がってくるのが不安な感情ですよね。
自慢できることではありませんが、私、不安に結構、敏感なほうです。
よく不安な感情に圧倒されたり、パニクったり、バックレたくなったりします。
子どもによっては、人見知りとか場所見知りとかする子っていると思いますが、まさに、そんな子どもでした。
大人になっても完全には克服できているとは言えませんが、それでも、思い切って転職したりとかもしているので、近頃は不安な感情との付き合い方がわかってきたような気がします。
不安を直視する
不安は決して気持ちのいいものではありません。
どこかに押し込めたり、過ぎ去ってくれたらと思いがちです。
でも、そう思えば思うほど不安は存在感を増していきます。
なるべく前向きに、不安なんて感じていないふりをしてやり過ごそうとしても、不安は消えてなくなったりしません。
見えなくなるように無理やりフタをしようとしても、あふれてきてしまうのが不安という感情。
遅かれ早かれ、不安な気持ちとはきちんと向き合う必要があります。
不安な時に問いかける2つの質問
何か迷っていることがあったり、不安に感じていることがある場合。
2つの質問を自分自身に対してしてみることにしています。
一つ目の質問
一つ目は、起こる可能性がある「最悪の事態」って何?ということです。
たとえば、資格試験を受験しようか迷っているとします。
忙しいから勉強をちゃんとできるかどうか不安とか、勉強時間を確保できるかどうかわからないとか、実技のある試験だったら準備不足で臨んで恥をかきそうだとか、消極的になる理由はいくらでも考え付くと思います。
でも突き詰めて考えたら、「最悪の事態」っていったいなんでしょう。
単純に家に不合格通知が届く。
それぐらいではないでしょうか。
それってそんなに恐れること?
確かに頑張って勉強して不合格だったらがっかりして落ち込むでしょうが、それでお先真っ暗になるわけではないはずです。
また次の試験に向けて勉強するなり、やっぱり自分には向いてないと踏ん切りをつけて他の道を探すなりすればいいわけですしね。
もう一つの質問
二つ目には、もし、恐怖に屈して後ろ向きな選択をした場合、どうなるのか?と尋ねます。
先ほどの資格試験の例でいうと、不合格になるのを恐れて受けなかった場合、今と同じ場所にとどまることになります。
それが新しい仕事を始めるのに必要だったり有利になる資格なのだとしたら、いつまでもあこがれの職業を夢見ながら、違う仕事を毎日続けることになりますね。
変化はなく平穏な毎日かもしれませんが、果たして自分はそれで満足か?
いや現状に不満があるから、本当は何かを変えたいから、資格の勉強をしようと思ったのでは?
一生、グジグジしながら不完全燃焼の気持ちを抱えて過ごすのも、それはそれでしんどいような気がします。
2つの質問の答えを比べて行動を起こす
私の「最悪の恐怖」が現実になったとしても、不合格通知が家に届くだけ。
一方恐れをなしてチャレンジしなければ、今抱えているもやもやがずっと続くことになる。
自分にとってどちらがよりよい状態か、を考えます。
または自分にとってどちらが我慢できないか、でもいいです。
もちろん、最悪の恐怖が現実となった場合に、それが受け入れられない、取り返しがつかないほど重大な影響を持つことなのであれば、慎重に判断する必要があります。
ただ漠然ともやもやとした不安を抱え続けるよりは、2つの質問を自分自身にしてみることをおすすめします。
よりその選択がもたらすリスクや可能性をはっきりと認識するのに役立つはずです。
そして、不安に対処する一番よい方法は、その不安や恐れを実際に経験してしまい、それに対してとにかく行動を取ってみることです。
尊敬できる人生の先輩にお話を伺うと、怖い怖いと思っていたけど、意外と経験してみたら大したことなかった、という方がほとんどなので。
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