以前勤めていた職場の先輩。
華麗な学歴を持つ才女でした。
容姿もおきれいな方で。
私、生まれ変わったらこんな見た目で生まれてきたかったなーと思う女性でした。
社内での評判は
とにかく仕事ができる。
同期の中でも昇進が早く、順調にキャリアを重ねていました。
若い時から期待され、その期待にも見事にこたえていた彼女。
結構、社内の上層部の人に対しても物おじせず、はっきりものを言うので、一目置かれていました。
が、彼女が40を超えたころからでしょうか。
だんだんと、彼女への評価が変わっていきました。
「気が強い」「すぐ噛みついてくる」「めんどくさい」と。
同僚・後輩・部下からそうした声が出てくるのは、まぁ仕方ないですけど、とうとう上司からも。
「あんなだから結婚できないんだよ」と酔った勢いで言っていたオジサンもいましたね。
さすがに最後の奴はどうしようもないんで無視しますが、それ以外の指摘というか、批判というかは、うーん…納得しないでもない。
彼女との会話
同じ部署になったことはなかったんですけど、縁あって彼女とは飲み会なんかでお話しする機会がありました。
社内でも存在感のある女性でしたので、尊敬もしていましたし、なんならちょっと畏怖の念も抱いていたんですが。
彼女との会話、確かにキャリアの先を行くロールモデルとして参考になるような、示唆に富んだお話ではあるのですけど、なーんか後味が悪い。
なんていうか、
すっげえ疲れる。
なぜなんだろうと疑問に思い、ほかの人と彼女がしている会話を、梅酒飲みながらじーっと観察して、分析してみたことがあります。
そして気づいたんですけど、彼女、全部の受け答えが否定から入る感じなんですね。
誰かが何かを言ったとします。
するとすかさず
「でもね、」
「というよりは、」
「いやそうじゃなくて、」
「ちょっと違うんじゃない?」みたいな。
あまりにそれが多いので、会話をしている相手には
「とにかく自分のやることなすこと全部否定された」
という印象しか残らない。
はたから聞いてると、なんで飲み会の席で圧迫面接してんのかな、という感じ。
もう、会もお開きになるころには、バッサリ切られて心が傷だらけの屍が彼女の周りに転がってるような感じ。
そんなに否定しなくても
これって何なのでしょうかね。
単に議論が好きなのでしょうか。
よく会議を活発にするために、多数派に対してあえて批判や反論をすることがあります。
それは「悪魔の代弁者」と呼ばれるディベートのテクニックのひとつ。
同調圧力で自由闊達な意見交換ができなくなる停滞状態を打開することができます。
だけど、プライベートでお酒を飲む席でも、そのディベートみたいな論破してやろうという姿勢で臨むのですか?
それとも、自然体でいてもそんな感じなのですか?
自分の意見っていうより、他人を批判することに固執していませんか?
そもそも、楽しいですか?
違う違うそうじゃない
彼女はお酒も相当強いことで有名でした。
それでよく嘆いていました。
「私と飲むとさ、お酒が強すぎるせいか、相手の方が先に潰れちゃうのよね。
それでだと思うんだけど、次に誘っても全然来てくれないのよ」と。
違う違う、酒が強すぎるからじゃない。
あなたと飲むと、
酒がまずくなるからです(・ω<)!
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