不採用でもあきらめない!結局のところ、適材適所

仕事

今の仕事で、人の採用にかかわることがあります。

 

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採用の仕事

って言ってもまぁ、かっちりと人事採用・労務管理をやってる部署ってわけではなく。

特定の専門領域で、期間限定プロジェクトに参加してもらう人を選抜する仕事が業務の一環としてあるだけなんですが。

で、そのプロジェクトっていうのが、結構バラエティ豊かで多岐にわたっているので、

このプロジェクトはこんな感じの人物像、

あのプロジェクトはああいう人を採用したいな

っていうのが、それぞれにあるんですね。

言い方悪いですけど、人とポジションがどうハマるか、パズルしているみたいな感じ。

 

そんな仕事をしていると、つくづく、思います。

適材適所だな

リーダーシップが求められるAというプロジェクトの採用では、周りに遠慮して自分が出せず、残念ながら不合格になってしまった方がいて。

同じ方が今度は、周りとの協調性が重視されるBというプロジェクトに応募して、大変好評価ですんなり採用が決まったりとか。

で、ですよ。

人によってはね、先に応募したAというプロジェクトで一度「ご活躍をお祈り」されちゃうと、その時点で心折れちゃうこともあるんじゃないかって。

もう、うちが募集するものはすべてダメだと思い込んでしまって、その後の応募を辞めちゃうこともあるんじゃないかって。

そうすると、これ、とても大きな機会損失。

その方本人にとっても、採用する私たちにとっても。

以来、「ご活躍をお祈り」するときは、

今回は残念でしたけども、こんな別プロジェクトもあってチャンスはまだまだあるので、積極的にチャレンジしてください。

と一言添えるようにしていますが。

もっとも優れている必要はない

どんな仕事でもそうだなと思うんですね。

優秀な方というのはどこでも引く手あまただと思うんですけど、単純にそれだけじゃない。

やってもらう仕事とのマッチング、関係者との相性、人当たりの良さ、要求される専門知識と経験、これまでのバックグラウンド、前職を離職できるタイミングなどなど、いろいろなものがカチッとハマると、「あ、この人にお願いしよう」ってなるんですね。

だから必ずしも、応募者の中で最上級、最優秀である必要はない。

一度ダメでも、諦めてはいけない。

 

それから、どんな場面でも必要となるし強力な武器となるのは、コミュニケーション能力であることは間違いないのですが、それにプラスして、採用する側が覚えてしまう「他の人とは異なった特徴」というのがあるとわかりやすいな、と。

オリラジあっちゃんはただ今Youtuberになって毎日動画をアップしていますが、こちらのテレビ番組「俺の持論」でのプレゼン「優れるな、異なれ」は特に素晴らしかった。

人と異なっていることが、強みになるわけです。

逆のケースもある

ごくたまに、いくつもの大学・大学院をお出になり、書ききれないほどの学位を分野に関係なくお取りになり、それいつ使うんですかというような資格コレクターさんの履歴書を受け取ることもあります。

んー、とても勉強熱心で優秀な方だというのはビンビン伝わってくるのですが。

いろんなものに手を出し過ぎて、その方が何がしたいのかイマイチわからなくて、こちらでは手に負えないって感じを受けてしまうんですよね。

結果、本当に申し訳ないけれども、そういう方には粛々と「ご活躍をお祈り」させていただくことが多い。

とはいえ、あくまでうちのプロジェクトには合わなさそう、というだけで。

そういう頭脳明晰なスーパーコンピュータみたいな人材こそ求ム!

っていう秘密結社みたいな就職先があるかもしれないもんね。

うん、やっぱり適材適所だな。

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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