「パパ、サッカーのプロになりたい?」
サッカーボールをもって出かけようとしたパパに向かって、5歳の次男が投げかけた質問です。
いと、ほほえまし
ただ今5歳の次男の将来の夢は、サッカー選手。
休みの日には公園で、お兄ちゃんとパパとサッカーボールを蹴って遊んでいます。
たいてい、途中でお兄ちゃんに「下手くそ」とか言われて、泣きながら帰ってくるんですけど。
それで冒頭の質問。
「ぼくはしょうらい、サッカーせんしゅになりたい。パパは?」と。
自分と同じく、大人にも将来の夢があり、それに向かって努力したら本当になれると純粋に信じている。
ほほえましい。
意外と深い
改めて考えてみると、将来何になりたいかなんて、就職してから考えたこともない。
それより日々の仕事に追われていて、生活するだけで精一杯。
だってもうアラフォーですからね。
冒頭の質問をされた旦那も
「う、うーん…」
と答えに窮していました。
孔子が人生を振り返って詠んだ、世界一短い自伝ともいえる詩には、
「四十にして惑わず」
という言葉が出てきます。
40歳にして、心に迷いが生じなくなった、というような意味かと思います。
いやいやいや。
ちょっと待って。
私そんな境地に、
これっぽっちも達してないんですけど。
ボーっと生きてたら
日本の企業では、総合職で就職すると、スペシャリストよりゼネラリストとして、いろんな職場で少しずつ経験を積んでいくことが多いかと思います。
異動するたびに、新しい部署で必要な知識を広く薄く身に付ける。
でもまた少し経てば違うところに異動するわけで、何か一つの専門知識を極めるというところには到達しない。
最終的に何が残ってるかというと、社会人としての常識と、その会社内で生き残る力と人脈ぐらい?
でもそれは、年功序列で昇進して、新卒で入った会社で定年まで勤め上げるからこそ、その価値があるもの。
中途半端なところで転職してしまったら、あんまり大きな意味もないんですよね。
社会人経験がいくらかあっても、転職先で活かせるポータブルな技能というものは、旧来の雇用慣行の中では、なかなか身につけるのが難しいように思います。
転職するなら、意識を高く持って労働市場の動向を見極めて、勤め先や学ぶ分野を選ばないといけませんね。
そして漫然と今の仕事をこなすのではなく、普段から通勤時間などを利用して勉強したり、スクールに通ったり、読書したりして、自分への時間とお金の投資をし続けないといけない。
スマホでゲームしてる場合じゃない。
このままでいいのか
ちょっと前から、「このままでいいのか」という気がしています。
新卒で入った会社を、何の準備もなく飛び出しましたけど、相変わらず広くて浅い仕事をこなしています。
何かがとびぬけているわけではありませんが、器用貧乏なもんで、たいていのことは一応うまくやっています。
が、何事も一応はうまくできるために、ひとつの事に徹底できず、かえって大成しない。
それもひとつの能力だとは思うんです。
たぶん、このままでも、食べてはいけるだろうと思っています。
ただ、なんというか、こう。
今更ながら、恥ずかしながら、40を前に心には迷いが生じてばかりいます。
何か1つ、いやこれからの時代、2つ、3つと必要なんでしょうけど、まずは1つ。
「そのことだったら私に聞いてちょうだいな」という軸になるものがほしいなと。
もちろん、これまでの広くて浅い知識が極力無駄にはならないような方向で。
次男の屈託のない問いかけから、ずーっと頭がぐるぐるしています。
ねぇ、次男くん。
サッカーは無理だけどさ。
今から本気でがんばって努力したら、ママも何かのプロになれるかなぁ…
↓全国のワーママ奮闘中
↓応援クリックお願いします。押していただけると励みになります。
↓参考にさせてもらっています
◇家計簿*お金事情*◇
初心者のための、マネー入門!
ライフスタイル、ライフ、暮らし、生活
**男の子のママ・パパ**
子どものいる暮らし。
子育てを楽しもう♪
コメント