今にも退職しそうな後輩へのしくじり授業

先生仕事

以前勤めていた職場の後輩(30代半ば)が、なにやらメンタル的に不調に陥っているらしく、退職しようか悩んでいるらしいという話を聞きました。

 

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しんどそうだな

同じ部署になったことはないんですが、仕事以外のつながりでなぜか私に懐いてくれたという、珍しい後輩でした。

ちょっと「思い込んだら一直線!」みたいに暴走する傾向がありましたけど。

 

そんな彼女について、人づてに聞いた噂です。

新しく来た上司との相性がすこぶる悪く、ことあるごとに衝突。

本人の頑固な性格も災いして、周囲の人間も助けてくれなくなってしまい、孤立無援の状態で仕事をしているとか。

大丈夫かな

心配になって、LINEで連絡してみました。

ちょっと仕事、大変そうだって聞いたけど?

「そうなんですよ。

体調もすぐれないし、もうなんか、全部嫌になっちゃって。

先輩(=私のこと)も辞めて、新しいところで、楽しそうに仕事してるじゃないですか。

そういうの見ると、この職場にこだわっている意味もないかなぁって。

先輩、退職しても大丈夫って、言ってくれません?

背中を押してほしいです。」

 

自分のことを引き合いに出されたので、偉そうなこと言える立場じゃないんですが。

うん、あのね。

ちょっと落ち着いて話そ?

ね?

やってはいけないワーキングマザーの転職NGと注意点
転職する前によーく考えて、悔いのない職業生活を。

こちらの記事にも書いたんですが、衝動的に仕事を辞めてしまうのはおすすめできません。

一人で抱え込んでしまってはいけない。

特に体調まで悪くなっているなら、ぜひ少し休んでほしい。

幸い労働安全衛生法遵守のホワイトな職場なので、メンタルな病気になって休んでも、それなりに配慮してもらえる環境です。

そんな恵まれた職場を、辞めるのは簡単です。

でも以前と同じように働ける場所を見つけるのは簡単なことではありません。

 

そのあたりも話してみましたが、彼女の決意は揺らぎません。

転職するのは別にいいんだ

彼女としてはもう、辞めたい。

ここにずっととどまる意味が見えない。

「ベンチャー企業で働こうかなと思ってるんですよ。」

だそうで。

うん。

別にいいのよ。

あなたがやりたいことができるなら。

一つの職場にしがみついて、体を壊しては元も子もないし。

働く意欲までは奪われていないようだから、環境さえ変わればまた生き生きとしてくるでしょう。

 

転職自体は否定しません。

辞めようとしている人をいくら引き留めようとしても、なかなか難しいもの。

私自身もそうだったわけですから。

生来の頑固者である彼女のことだから、なおさら。

転職前にこれだけはやっておこう

ただ一つ、ただ一つだけ。

ちょっと自暴自棄気味の彼女にアドバイスだ。

昔いたからわかるけど、今そこそこのお給料がもらえているよね。

いくらかは貯金があるはずだよね。

それだったら、勤続年数が10年以上ある今のうちに、社会的な信用のある今のうちに。

 

ローンを借りて中古のワンルームマンションの1つでも買っておけ。

 

ちゃんと立地とか物件を選べば空室リスクも抑えられるし、入居者さえいれば自分の代わりにローンの残高を減らしてくれる。

何より、退職して今より不安定な身分になるんなら、給料以外の収入源が多少なりともあるって、いいぞ。

ローンが終われば晴れてマンションは自分のものだし、しばらくしてまた売ってしまってもいいし。

転職して後悔していること

私が転職後、何を後悔したかって、長く勤めた前職の在職中に、ローンで不動産買っちゃえばよかったってこと。

いろいろ勉強してみて、超低金利の恩恵を受けられるうちに買った方がいいなって思ったんですよ。

でないとこれは機会損失だとさえ思うようになった。

それなのに。

何も考えず転職して、勤続年数が3年に満たない現在。

不動産投資のローンが下りないんですよ。

「かぼちゃの馬車」や「スルガ銀行」の問題が起きてからは、特に審査が厳しくなっています。

以前と比べても年収はそんなに変わらないのですが、いかんせん、年数が足りないんですって。

いくら稼いでいるかという額面よりも、長く働いてきて安定しているか、これからもその収入が続くか、という点が重視される傾向にあるみたい。

なんだそりゃって感じですけども。

 

なじみの不動産屋が言うには、独立開業して何千万と稼いでいる弁護士さんでも、ローン審査が通らないらしい。

もちろんその弁護士さんはキャッシュで買おうと思えばマンションぐらい買えちゃうんだけども、他人の金でローンを返すレバレッジをかけた不動産投資がしたいから、どうしてもローンを借りたいとのこと。

自分の腕1本で生きていける自営業や開業士業のほうが、戦闘力が高そうな気がするんですけど。

羊のように飼いならされた弱小サラリーマンにも最終兵器が残されてるんですよね。

勤続ののちに手に入る「ローンの通りやすさ」という武器が。

失って初めて気づくんだよ

自由の利かない雇われの身だと忘れがちなんだけども。

つまらない、やりたいことができない、情熱の持てない仕事。

灰色に色あせて見えるような、長年を過ごした職場には、魅力を感じることはできないと思うかもしれない。

でもね。

そんな職場でも、「安定して勤めていられる」という社会的な信用度が高いという点だけは、素晴らしいのです。

そこで10年以上頑張ってきた彼女自身の社会的信用度もまた、相当、尊いものなんだよ。

 

それを、手放してから私は気づいたんだよぉぅ(泣)。

 

だから後輩ちゃんよ。

むやみに借金を負わせるつもりはないが、もしその気があるんなら、永年勤続のメリットだけは、手放す前にしっかり享受しておけ。

なんなら、うちの夫が不動産投資を始めた業者、紹介するよ。

管理がしっかりしてるからおすすめだよ。

それがね、同じくメンタルをやられちゃって、職場で誰にも相談せずに、借りるものも借りずに退職してしまった私からの、捨て身のアドバイスなのです。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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母さん、あんまり無理しちゃいけないよ

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