生活スタイルを変えるきっかけはアレでした

乗客雑記

出産以外に入院とかほとんどしたことない健康体でやってきましたけど。

最近ね、ちょっと健康に難ありなところが出てきました。

 

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救急車呼ぶか?という事態に

少し前のある休日のこと。

なんだか胃が痛くて、昼ご飯のあとに部屋で横になってウトウトしていたら、急に息が苦しくなりました。

だんだんと、呼吸が浅くなり、血の気が引いていきました。

足の先が冷たくなって、痺れて、こむら返りのような感じになり。

息ができない。

足が痛い。

意識が朦朧。

声が出ない。

助けも呼べない。

しばらくベッドでもがいていたら、次男が気づいて夫を呼んできてくれました。

 

もうそこからはよく覚えていないのですが、普段とあまりに違う様子に、救急車を呼ぶか?というところまで夫は考えたらしいのです。

でもいきなり119番したものか迷ったそうなので、ひとまず救急安心センター(♯7119)に電話。

ただ、夫もこういうことに慣れておらず、あたふたと私の様子を伝えるのにてこずっていた模様。

そうこうしているうちに、だんだん私の呼吸が落ち着いてきました。

しばらく休んで様子を見てから、念のため、かかりつけのお医者さんに連れて行ってもらいました。

いやしかし、休日で本当によかったな。

子どもと私だけの時だったら…と考えるとちょっと怖いです。

人生初のパニック発作

受診したところ、どうも胃腸炎のような症状に加えてパニック発作が出てしまったようです。

 

本当にびっくりしました。

死ぬかと思った。

あんなに息ができない経験は初めてです。

だんだん周りが見えなくなって、

「ああ、死ぬときってこんな風に世界が遠のいていくんだな…」とか。

さすがに走馬灯は回らなかったけど。

 

初めてのことで訳がわからず怖くて仕方なかったんだけど、病名を言われてホッとした部分もありました。

パニック発作で本当に死んだ人はいませんから。

もともと私、ちょっとしたことでメンタルが不調に陥りやすく、自律神経系が強くない自覚があります。

多くの人が持っているパニック障害が私に訪れたとしても、あんまり不思議ではありません。

満員電車がさらに苦手に

その後。

割と短期間の間に、通勤中の満員電車に乗っている時に数回パニック発作が出るようになりました。

多分その時の私は、顔が青ざめて息が浅く、尋常じゃない汗をかいていると思うのですが、周りの目線とか気にしてられません。

なんとか気力を振り絞って収まるのを待ち、電車を停めるような事態にはなりませんでしたが。

ちょっと寝不足だったり、お腹が痛かったりした時だったので、普段の健康管理も大事だな思いました。

 

そんな状況だったから外出自粛期間はとてもありがたかった。

通勤電車の感染リスクも怖いですが、自分自身の発作のリスクも憂鬱だったからです。

緊急事態宣言の非日常がどこかしら心地よかったといったら罰当たるけど、ずっと発作も起きなかったし、家族全員風邪を引くこともなかったんですよね。

私なりのパニック発作との付き合い方

これから出勤日数が増えてくると、またちょっと不安です。

ただでさえ大嫌いな満員電車。

発作を持つ人の中には、「また発作起きるかも」という不安が強くなりすぎて電車自体に乗れなくなってしまうこともあるんだとか。

自分でもこれまで各駅停車に乗るようにして満員電車を避けるようにしていましたが、このたびダメ元で人事に相談したところ、通勤経路については配慮してもらえることになりました。

少し遠回りだけど座って通勤できる別の路線への変更が認めてもらえたんです。

 

結果、満員電車から解放されて至極快適でございます。

密にもならないし。

複数路線使えるところに住んでてよかったと初めて思いました。

学校がフル再開になったら、かなり朝早く起きなければなりませんが、生活スタイルを朝方に切り替えるいい機会だと前向きにとらえようと思います。

だって朝の早起きと、息ができなくて死にそうなぐらい苦しいのと、どっちがつらいか比べたら圧倒的に後者です。

こんなことでもない限り、なかなか生活スタイルを変えることってできなかったと思うし。

 

それでも疲れた時、体調が悪い時なんか、出るときにはきっと出ちゃう発作は、ある程度長いお付き合いになりそうな気がします。

うまく付き合っていくしかないかなという気持ちでいます。

 

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プロフィール
つむぎ

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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