GWも今日で終わりですね。
皆様はいかがお過ごしでしたか。
そんな連休も終盤の出来事です。
公園で思い切り遊ぶ
次男のリクエストで、近所の公園まで2人でやってきました。
アスレチックなどの遊具があるので、思う存分遊んでいた次男。
ジャングルジムのような遊具に、よじ登っては飛び降りる。
よじ登っては飛び降りる、よじ登っては飛び降りるを、エンドレスリピートしていました。
ところが。
調子に乗って少し高いところから飛び降りたその瞬間。
遊具から落ちてしまいました。
しかも、上手く受け身が取れず、無様にも顔からべちゃっと落ちました。
次男は私に対しては甘えん坊ですが、他人の目があるところだと泣きません。
顔をすりむいてうっすら血がにじんでおり、結構痛かったはずですが、泣きませんでした。
なんとか涙は我慢したものの、もう彼のテンションはダダ下がり。
「もう帰ろうか」
無言でうなずく次男。
うつむき加減でトボトボと歩き、公園の自転車置き場まで来たところで、私の袖を引っ張って一言。
「パパとお兄ちゃんには言わないで」
「そうかー。
内緒にしておきたいの?
でもねー、それは難しいかな。
だって顔すりむいてるもん。」
「でも、嫌なんだもん。言わないでっ!」
「だって、家に帰ったら絶対、この傷どうしたの?って聞かれるよ」
「じゃあ、走ってたらころんじゃったってことにする」
転んだならよくて、遊具から落ちるのはプライドが許さない。
そこに次男なりのこだわりがあったらしいです。
よくわかんないけど。
それぐらい遊具からの落ち方が、次男的にイケてなかった自覚があるのかもしれません。
わかった。
武士の情けだ。
そちの願い、聞き届けよう。
で、帰宅してから
次男、パパに向かってすげーよくしゃべる。
「あのね、公園をね、走ってたらね、
こうやってバターンってころんじゃってね、
けがしちゃったの。
これ(傷)はね、コケてね、けがしたんだよ。
でも全然痛くないよ。
泣かなかったよ。大丈夫なの」
不自然なほどよくしゃべる。
君、普段から保育園や学校であったこと、あんまり話さない人じゃん。
キャラ変わっちゃってんじゃん。
聞かれてもないのにベラベラベラベラと。
その話の間も、ちらっちらっとこちらを見る。
やめてー。
「どうっすか、先輩。
うまくごまかせてますよね、自分。
だいじょうぶっすよね、バレてないっすよね」
みたいな目線でこっち見ないで。
お母さん吹き出しちゃう。
万が一に備えてネタバレ
とはいえ、結構な高さからべちゃっと落ちたわけです。
顔もすりむいているので、頭を打った可能性もないとは言えません。
夫には次男にバレないようにこそっと、ことの顛末を話し、
「いざ顔色が悪くなったり吐いたりしたら、すぐ病院に担ぎ込めるようにしておいて」
と、内密に話をしておきました。
「わかった」とうなずく夫。
ほっときなさい
すると夫がおもむろに、にやにやしながら次男の方へ近寄っていきます。
「そっかー、大変だったね。
どうやって転んだの?
誰かとぶつかったの?
何にもないところで?
痛かったでしょう?」
と、詳細を詰め始めた。
やめて、いじったらダメだってば。
あかん、こいつおもしろがってやがる。
こうなったら私が援護してやらねば、次男の可愛らしい嘘の、もろいメッキがはがれてしまう。
「いや、ほんとにね、あれはしょうがないよね。
コケちゃったんだもんね。
あれはコケるよね。
コケる以外の選択肢がないような場所だったよね」
と私、意味不明の必死のフォロー。
何?このアメリカのコメディードラマで見るような、二重に挟まれて嘘つき続けないといけなくなってる立ち位置。
なんでこうなった。
その後も次男のオトコのプライドを守るため、大人げない夫の質問を防ぐ。
私はかわいい次男の盾になる。
キャプテン・アメリカばりに。
なんとか会話を破綻させることなくやり過ごしたんだけど。
男って、(どっちも)めんどくせぇなぁ。
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