先日、小1の次男が口の中の違和感を訴えました。
「なんか硬いのがある。」
口からなんか出てきよった
何かが歯茎の中でカリカリと異物感を醸していると。
そしてしばらく、自ら口の中に手を突っ込んでモゾモゾした結果、
「小っちゃい歯が取れた」
と言って、3、4ミリほどの白い破片を持ってきました。
は?
歯の一部のようにも見えますが、もうちょっとなんていうか、金平糖のようにトゲトゲしています。
骨のような硬さがあるので、確かにこれが歯茎の中に埋まってたら気になって仕方ないでしょうね。
口の中を見てみると、奥歯が生えかかっている歯茎のところに、それが埋まってた小さな穴が空いています。
少し血も出ていますが、多分次男が指でこねくり回したせいでしょう。
で、ですよ。
問題は、What is this? ってことなんですよ。
ウズベク語で言うと、Bu nima? ってことなんですよ。
・・・。
なんでウズベク語で言っちゃったのかは、私にもよくわかんないですよ。
これは一体なんですか?
困ったときのグーグル先生。
ということで、調べてみますと多分該当するのがありました。
萌出性腐骨(ほうしゅつせいふこつ)と言って、大人の歯が生える時に、その上を覆っていた骨がうまく吸収されずに残ってしまったものです。
ほとんどが大人の歯が生え終わる時までに自然に取れてしまいます。
しかし腐骨が大きくてかむと痛い、出血するなどの場合は、歯科医院で除去します。
出典:日本小児歯科学会
何だかすごいネーミングの骨、の残骸、ということがわかりました。
なんでしょう、字面だけ見ると、オタクの趣味っぽい感じがするのは私だけでしょうか。
腐女子が萌えちゃう、どうのこうのみたいな。
痛い場合は歯科医院で除去するもの、次男は自力で取っちゃいました。
少し日本の医療費が浮きました。
ありがとうございます。
歯ではないのに歯として扱われる
確かに、その骨のかけらが埋まっていた下からは、6才臼歯がぐいぐいと生えてきています。
乳歯がグラグラして大した出血もなくぽろっと取れるのは、下から大人の歯が生えてくるときに乳歯の根っこの部分を溶かしてしまうからだそうですが。
歯茎の中の骨も同様に溶けて吸収されるはずが、なんでか知らないけど残ってしまったのですね。
なんでしょう、この子だけ、下からの突き上げに気づかず、ぼーっとしてたのでしょうか。
歯茎の中で気づいたら置いてけぼりになってしまって、行き場を失ったところを次男に引っこ抜かれたのでしょう。
よく見ると金平糖のようなトゲトゲ、ザラザラした表面も、海水に浸食された岩みたいに見えなくもない。
人体の不思議。
次男は
「歯が抜けた、歯が抜けた」
と勘違いして小躍りし、
「下の歯だから屋根に投げる!」
といって家を飛び出します。
いつも下の歯が抜けたらそうしているので。
うん。
うんうん。
それはね、あとから生えてくる永久歯がその方向へちゃんと伸びるように、というおまじないであってね。
本来その骨(もはや歯でもないし)は何ていうんだろう、もともと溶けてなくなる運命だったわけだから、上に伸びるベクトルを特に意識してこなかったと思うんだけどね。
大丈夫かな。
屋根の上に放り込まれて、やっていけっかな、あいつ。
抜けた歯の行方あれこれ
最近は抜けた乳歯をとっておくご家庭も多いようですね。
こんなかわいいケースもありますし。
マンションにお住まいの方も多く、そもそも屋根とか縁の下とか、そういったものがないという住宅事情もあるのでしょうけど。
大人になるまで一本も紛失させずに抜けた乳歯を揃えられたら、成長の記録として見ても楽しそうです。
そういえば先日、英語の絵本を読み聞かせてたら、
(つっても子どもはほとんど聞いてなくて、私の孤独な英語音読の時間だったわけですけども)、
絵本の中で、子どもの歯が抜けたときに Tooth Fairy なる妖精がやってくる、という話が出てきて、何だそりゃと思ったのを思い出しました。
欧米ではそういうしきたりのようですね。
面白いです。
抜けた歯を枕の下に隠して寝ると、夜のうちに妖精が歯を持っていって、代わりにコインが置いてあって、翌朝子どもは大喜び、という。
ってことは、欧米の親御さんはあれですか。
子どもの歯が抜けるたんびに
「妖怪まくら返し」みたいなことをしてるってことですか。
お疲れ様でーす。
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