まるで別人?こんなに子どもが豹変するとは

公園子育て

これって、小学生低学年の男子あるあるだと思うんですけど。

友だちと遊ぶ約束が、うまく取り交せない。

 

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すれ違うふたり

この間も、

「今日、(同級生の)〇〇君がうちに来るって言ってた。」

と言ってその日、ずーっとワクワクしながら待っていたのに、全然来ないで休日が終了。

 

まだ小学校に入ったばかりで、クラスの連絡網も配られておらず、お友だちのお母さんの連絡先を私も知りません。

「本当に約束したの?」

「した。」

「ウチの場所は知ってるの?」

「知ってると思う。」

「何時に来るって約束したの?」

「時間は決めてない。」

「その子のお母さんは知ってるのかな?」

「わかんない。」

 

…。

 

た、頼りない約束。

そら会えないわ。

1ミリも会える気がしないわ。

リカとカンチかっつーぐらい、すれ違うわ。

その日遊べると思って楽しみにしていたのに、勝手にすっぽかされた気分になってしまい、次男はしょんぼりしていました。

今度こそ

翌週に、ばったり学校の近くでそのお友だちと会いました。

今度こそ、うちで遊びたいと思った次男。

このチャンスを逃すまいと、

「明日のお昼の1時に、僕のうちにおいでよ。」

とお誘いしていました。

その場にお母さんもいらしたので、お誘いしても問題ないか確認をとって、念のため連絡先も交換して、万全の態勢でお迎えしました。

 

遊びに来た同級生の子は、次男と同じくサッカーが好きなようで、話が合うようです。

しばらく、私のいるリビングで遊んでいた二人ですが、おもちゃの置いてある、隣の和室に移動。

オセロや人生ゲームなどで遊び始めます。

 

普段兄と遊んでいても、兄が意地悪なものですから、すぐケンカになってしまう次男。

でも、友だちとは仲良くできている様子です。

そんな様子を写真にでも撮って送ったら、

「あまりよそのおうちで遊ばせたことがないので心配で」

とおっしゃっていた相手のお母さんも安心するかなと思い、スマホで写真を撮ろうとした、まさに、その時。

別人のよう

カメラのレンズを向けられていることに気づいた次男に、

「ちょっとこっち見ないでよ。」

と扉を閉められてしまいました。

 

え、週刊誌の取材じゃないんだからさ。

いいじゃないのよ、1枚ぐらい。

「だめ!もう!邪魔しないでよ!」

と締め出され、スクープを取り損ねたカメラマン母。

仕方なくあきらめてリビングに戻りました。

 

自分も小学生の頃、友だちと遊んでいるときに親がいると、ちょっと居心地が悪い感じは経験してます。

けど、小1ぐらいはまだあまりそんなこと意識してなかった気がするけどね。

 

嫌がられるだろうなーとは思いつつ、お茶とお菓子が用意できたので、また子ども部屋に入ろうとしました。

するとそのとき、別に聞くとはなしに聞こえてきちゃっただけなんですけど。

扉の隙間から聞こえてくる次男のセリフが、あまりに普段と違いすぎて。

 

「お前さあ、そうじゃねぇよ」

 

「貸してみ?俺がやってやるよ」

 

いや、どちら様ですか。

いつもは、「あのね、ぼくね、」とか、「ママぁだっこぉ」とか言っているくせに。

 

そういや長男の時もそうだった。

小学校に上がって、「親がすべてではない」ことを知る。

親がいなくても、登下校できる自分。

一人でどこでも歩いて行ける自分。

親より友だちといる方が楽しくなってる自分。

 

そんな自立心が芽生えてくると、突然顔を出す。

 

イキったしゃべり方をするキャラ。

 

次男は家族の中の末っ子。

かわいい癒しキャラの彼が「オトコ」を前面に出してくるのが、もう可笑しくて。

ダメだ、笑ってしまう。

ちょっといたずら

「お茶とお菓子、置いとくね」とだけ言って、部屋を出ていこうと思ったのですが。

私が部屋に入った瞬間から、

次男、一言もしゃべらず

 

たぶん、彼の頭の中を想像するに。

 

イキったキャラを母親には聞かれたくない。

 

でも、いつもの甘えた調子では、同級生の前で示しがつかない。

 

板挟み。

 

どうしよう。

 

うーん、うーん。

 

たぶんすごく脳みそフル回転して考えた結果、

 

小1、

 

だんまりを決め込む。

 

 

わかってる。

早く出ていってほしいよね。

でもやっぱり面白いから居座っちゃおうかしら、意地悪母さん。

 

友だちに向かって、

「〇〇くんは兄弟いるの?

妹?

何歳?

そうか、4歳なんだ。

ケンカとかする?

へえ、やっぱり?

あとは、習い事は何かやってる?

あ、そうなんだー。

すごいねー。

おうちでは、何して遊ぶの?

ああ、ゲームが好きなんだ。

そうだよね、1時間ぐらいしかやらせてもらえないよね。

うちもそうだったんだけどさ、お約束守んないからさ。

ゲーム1時間もできなくなっちゃってんのよ。」

お友だちと軽快なトークを楽しむ母。

 

次男、その間、

石のように固まり一言もしゃべらない。

ひたすら母が出て行ってくれるのを待ってる。

我慢してる、我慢してる。

ぷくくくくく。

 

次男がそろそろ「早く出ていけ」オーラを放出し始めたので、ここで母は退散。

扉を閉めて中の様子をうかがっていると、聞こえてきた次男の声。

 

「…まぁ、お茶でも飲みなよ」

 

 

し、渋っ!

客人に粗茶を勧める小1。

しっぶっ!

扉のすぐ外で声を出さずに震えながら笑う母

だめだ、お腹痛い(笑)

ふと考えちゃった

初めて小学校の同級生をお招きしたので、緊張したのでしょう。

お友だちが帰ると、次男は気が緩んだ様子で甘えてきました。

「ママぁ」

と膝の上に乗っかってきます。

ずいぶん重くなったなぁ。

いつの間にか大きくなっちゃったなぁ。

 

今日はよかったねぇ。

大好きなお友だちが来てくれて、仲良く遊べたね。

お友だちは、ちゃんと挨拶もできて礼儀正しい、いい子だったね。

また遊びに来てもらおうね。

あ、今度はお友だちの家に行きたいの?

分かった、お母さんに聞いてみるね。

 

こうして、彼の世界は広がっていきます。

いろんな人に出会って、お友だちが増えて。

 

もうすぐ、あっちのイキリキャラの方が板についてきて、この膝の上の甘えん坊はだんだんと出現頻度が減り、いつか永遠に会えなくなってしまうでしょう。

この少し湿った暖かい手も、いつのまにか私の手をするりとすり抜けて、どこかへ行ってしまうのでしょう。

思わず、次男をぎゅーっと抱きしめました。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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