習い事、毒になるならやめりゃいい

子育て

少し前から、スイミングスクールに行くのを渋るようになった次男。

 

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本当に嫌がっている

泳ぐこと自体は好きだったはずなのですが、レベルアップテストのために、ちょっと苦手なことをやらないといけません。

それでこの数か月、進級できずに足踏み状態となっていました。

本人も、これまでサクサク進級できていたのに、すごくストレスを感じている模様。

スイミングの曜日が近づいてくると、嫌がるようになりました。

 

先週はとうとう、レッスンの途中で座りこんでしまいました。

後から聞くと、

「気持ちが悪くなった。

お腹が痛くなった。」

と言います。

母親と言うのは勘が働くもので、これは仮病だということはすぐわかったんですが。

本当に嫌なことをやらされるとき、まずは子どもは口だけでお腹が痛いとか言うのです。

で、そう言ってるうちに本当にお腹が痛くなってきてしまうものです。

仕事のストレスで胃腸に大打撃を受けた経験のある私は、やっぱりどうしてもかわいそう…と思ってしまいます。

無理強いはよくない

途中でやめると

「いやならやめればいい、ということを学習して、何事も長続きしなくなる」

そんなパワハラ上司の言い分みたいな仮説に根拠はないとわかっていても、

やはりへこたれない心と粘り強さのある人間には育ってほしい。

そう思ってきました。

 

これまでは、お兄ちゃんも一番上の級に合格するまで通ったのだからとか、せめて4泳法は泳げるようになるまではとか、いろいろ言って引き延ばしてきたのですが。

たまたま目にした児童精神科医の人のつぶやきの中で、

「学校に行けるにこしたことはないけれど、毒になるぐらいなら行かなくていい」

と言うのを目にして、ああ、無理強いさせてしまうのもよくないのかなぁと。

 

義務教育の学校でさえ毒になるほど嫌なら行かなくていい。

だとしたら、習い事なんてもっと、行かなくていい類のものです。

水泳は生涯続けられるスポーツですから、泳げるにこしたことはないけれど、学校のプールの授業だってある。

スクールだって、また習いたくなったときに始めることもできます。

今のスクールが嫌なら、少し遠くのスクールに変えることだってできるかも。

 

お腹が痛くなるのは、スイミングのレッスン自体が次男の精神衛生上、毒になっているということ。

将来、スポーツ選手になってほしいとか思っているわけじゃないし。

今、そこを親がゴリゴリ押し込んで、いいことあるのかなぁ。

なさそうな気がしてきたなぁ。

シンプルに考えよう

次男は運動自体は好きで、毎週末にはサッカー教室に通って芝生を駆けずり回っています。

その表情は本当に楽しそう。

サッカーは大好きなのだそうです。

スイミングをやめても、運動不足にはならなさそう。

好きなら続ければいいし、嫌ならやめればいい。

それぐらいシンプルでいいんですよね。

まだ子どもなんだから。

 

私自身、スイミングが嫌で嫌で仕方なく、低学年でスクールはドロップアウトしました。

それでも3泳法までは学校のプール授業でマスターできました(バタフライだけは溺れます)。

学校でも水泳の授業はあまり好きではなかったけれど、基本的に体育は通知表でも4か5はもらえました。

1学期も2学期も、プールだけで体育の成績が決まるわけではありません。

運動会や球技など、陸の上で少し活躍できれば、いくらでもカバーできてしまうものです。

それに、体育の成績自体、大人になってからあんまり意味を持たないし。

 

うん。

これを書いているうちに私もだんだん決意が固まってきました。

次のテストでも進級せず、次男がその時にも

「続けたくない」

というのなら、潔くやめよう。

スクールの規約を探してきて、退会方法を確認することにします。

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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