子育てにコミットしない男を変える方法

お弁当子育て

一番罪深い男っていうのは、守れない約束をする男だ

と、どっかいつかの恋愛映画で見たような気がする。

ほんとそれ、って思う。

 

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学校行事の手伝い

小学校の校庭を使って、毎年恒例の夏祭りがあるんです。

地域に開放してね。

やぐらを組んで盆踊りとかするんです。

それの手伝いにね、PTAからも毎年何名か人を出すんですが。

男手が必要だっていうから、

「じゃ、俺やろうか」

って言ったんです、夫が。

あんた偉いよ。

人のために、子どもたちのために。

私はこういう、見返りの少ないPTAの仕事にも嫌な顔をしないで参加する、素敵な夫を持って幸せだな、そんな気持ちをかみしめました。

 

そしたらね。

前日になって夫、風邪で寝込む。

ここぞという時の体の弱さ、クララの如し。

PTAとの窓口は私になっているので、役員の皆さんに急いで連絡。

「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝り倒し。

さすがに、すでに仕事を割り振られている作業要員に穴を開けるわけにはいかないので、腕っぷしはないけれど、私が代わりにできる範囲で手伝います。

ということで、炎天下に駆り出されてきました。

お弁当づくり

週末、仕事と夏祭りの準備・運営でヘロヘロになっていた私。

クソ暑い中で土日もろくに休養できず、疲れがたまってイライラしていたんだと思います。

夏休みの学童弁当づくりは本当に憂鬱で仕方ないと、愚痴ってたんですね。

そしたら、夫がおもむろに

「うーん、ウィンナーと、ミートボールと、ミニトマトと、なにか冷凍の惣菜みたいなのでもよければ、俺でも弁当作れるかな…。」

と言い出す。

子どもたちにも

「そんな弁当でもいい?」

と聞いて、

子どもたちも

「いいよー」

と返す。

あんた偉いよ。

簡単な弁当なら代わりに作ってくれるって。

私はこういう、あまり料理をしたことがないけれど、自分のできる範囲で精いっぱい、早起きして弁当を詰める、素敵な夫を持って幸せだな、そんな気持ちをかみしめました。

 

そしたらね。

翌日の朝になって目覚まし鳴ってんのに、夫、全然動かない。

動かざること、一連の騒動の中の浜田の如し。

誰かが起きて弁当を作らなければ、子どもたちは昼に食べるものがありません。

「はぁ…」

と一つため息をついて、いつものように私が先に起きてキッチンへ向かうわけです。

がっかりさせられる

もうね、だったら黙っててくんねぇかな!って気持ちになるよね。

結局やらないなら、できもしない約束なら、しないでほしい。

最初からできない、やりたくないって言ってくれた方がね。

ムカつくけれど精神的には楽なんですよ。

はじめから頼りにしてないから。

 

変に期待しちゃって、最後裏切られるみたいな気持ちになるほうがこたえるんですよ。

「新海誠の新作、この夏公開!」

って予告編流しといて一向に公開されないまま秋が来たら、みんなポップコーンをスクリーンに向かって投げつけるでしょう?

そういうことよ。

夏祭り準備の件は風邪という不慮の事態ですから仕方ないとしても。

早起きしないのは「使命感・責任感の不足」です。

そんなもの、おめぇさんのさじ加減一つだろうが!

もやもやもやもや…。

キレずに踏みとどまるべし

これで夫を責めて、

「できない約束は最初からしないでよ!」

「じゃー、もう今後一切やりませーん!」

「ふんっ!」

「ふーんだっ!」

と互いにそっぽを向くという流れになるのは、簡単。

簡単なんですけれど、そうなってはいけない。

とも思います。

 

結局、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ではなく、あきらめたらそこからが、妻の負担が増え続ける地獄のエンドレスゲームの始まりだからです。

この悪い方向への流れは断ち切りたい。

夫の心にわずかに芽生えた「やろうかな…」と思う気持ち。

それすらないなら、もうどうしようもありませんが。

まずはその気持ちを持ったことは大いに、過剰なぐらいに評価すべきだと思うのです。

あとは、いかに子育ての世界に、夫を適応させて社会化させるか。

 

世のお母さんたちが、子どものために自分の時間を犠牲にしても労力を惜しまないのは、「そういう世界」に適応して社会化されているからにすぎない、と常々思っています。

「周りのお母さんたちは当たり前にやっている、だから私もやらなくちゃ」

でやっているにすぎないのです。

 

ということは、夫を変える手っ取り早い手段は、

「たくさんのお手本、ロールモデルに囲まれる」

経験をするということ。

ほかの男の人もやっているよ。

だからあなたもやるのが自然だよ。

そういう人たちに囲まれていれば、

「小学校の行事の手伝いもせず、子どもの弁当も作れない。やべぇな、俺」

ってなってくるから。

素敵なおやじたち

だから、子どものことに関心を持って、積極的に役割を担う男たちの中に夫を放り込めば、勝手にプレッシャーを感じて変わっていくはず。

おお、そうだ!

ちょうどいいのがあるじゃないか。

子どもたちの通う小学校には、PTAの下部組織に男親たちのグループがありまして。

題して「○○小学校おやじの会」

調べてみると、全国の小中学校にあるようです。

おやじの会

PTAが母親を中心とした活動になりがちで、活動時間帯や形態が母親に特化してしまいがちなため、父親が参加しやすい形態として「おやじの会」が存在する。

おやじ日本の見解によると、2009年現在、日本全体で約4000団体のおやじの会が存在する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今回の夏祭りでも、やぐらの設営から交通整理、やきそば焼いたり、かき氷作ったり、テキヤ役になったりと、いろんな役割を担って忙しく働く「おやじの会」のお父さんたちがたくさんいました。

※学校の夏祭りなので、他の出店もすべて、地域の商店とか、青少年団体の人たちが出しています。

クリーンなやつです。

 

あいにく、祭りの当日も風邪で寝込んでいた夫には見せられませんでしたが。

今後も学校行事があるたびに、ああいう方たちの活躍があるはず。

 

夫には、

「立派ねぇ、すごいわねぇ、あんなお父さんがいたら素敵よねぇ」

って吹き込んで、洗脳して、徐々にそっちに誘導していきたいと思います。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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