もうすぐ休校が終わりますね。
長かった、遠かった。
学校の課題とか、気が狂いそうだった(特に小学生の方)。
とはいえ、上はだいぶ手がかからなくなってきた中学生。
大変さは未就学児を育てている皆さんとは比べものにならないものの、心配事は尽きないわけで。
学校がどうなるのか、子どもの学びはどうなるのか、ヤキモキした期間でもありました。
中学生の長男の場合
口ごたえはするし、文句ばっかりだし、本当にいうこと全く聞かなくて、母は辟易してますけどね。
勉強をすることがある程度日常の中に組み込まれていたことだけは、助かったなぁと思います。
小6の年明けた頃ですかね、中学入学準備のためということで本人の希望もあってZ会に入りました。
始めてみると、動画授業もあり、分厚い問題集もあり、かなりやり応えがありそうです。
私の中学時代は兄のやり残した進研ゼミをやっていました。
それに比べると、うーむ、さすがZ会。
質実剛健。
教材はあっさりした見た目ながら、内容が濃そうです。
ちょっと問題を見させてもらったんだけど、親でも「え、ちょっと、けっこう難しくない?」と戸惑うものも。
ああ、そうか。
教育産業に詳しい人が言っていた、
「進研ゼミは成績が中程度の子がターゲットで、Z会は上位層向け」
あれ本当なんだなぁというのを実感。
比べてみるもんですね。
うちの子は特段成績がいいわけでもないけれど、一応ちゃんとやってはいるようだ。
で、最近やたらと進学したい高校の話をしている。
家から自転車で通える距離の、都立のそこそこ上位校。
ネットで調べてみると、私が中学生だった頃よりも偏差値上がっててびっくりしたんですけども。
四半世紀も経ってりゃ、勢力図も変わるもんだ。
でもZ会に食らいついていけるなら、まぁ、勉強についてはなんとなく大丈夫そうなのかな。
実際、中学が始まって、定期テストとかがどんなもんか見てみないとわかりませんが。
実は割と本気で検討していたN中等部
まだ4月後半ぐらいの、
「感染者数が全然減らないじゃん!やばいじゃんジャパン!」
という雰囲気だったあたりのこと。
専門家の予測では、収束まで2年はかかるんじゃね?というような話が出ていました。
息子の通う公立中学校は入学式もなくなり、再開の目処も立ちそうになくて。
オンライン授業も動画配信も行われておらず、大量のプリントが配られただけ…。
なんというか、このまま中学に全然行かずに高校受験になるんじゃないかとか、漠然とした不安に駆られていた頃です。
何かの広告で見た、学校法人角川ドワンゴ学園という運営元の、N中等部。
なんでもネットコースが今年度からスタートしたそうで、カリキュラムは小学校の復習から中学の授業のほか、答えのない問題に取り組む学習や研究課題など「先端教育」「イマドキ」感が漂います。
それに加えてクリエイティブ系、ITプログラミング系の活動も充実している印象でした。
コロナ禍に何の手立ても打てないでいる公立中学と対照的にね、キラッキラして見えましてね。
資料請求したり、オンライン説明会を聞いたりと半ば本気で、検討していました。
ちょうどそんな時にテレビで、その中等部の上にあたるネット通信制のN高等学校が取り上げられていたんです。
一時期世間を騒がせた、あの村上ファンドの村上世彰氏がだいぶ雰囲気変わっていまして。
N高の投資部顧問として、高校生のプレゼンを聞いたり、将来の出資を約束したりといった場面が流れていました。
こういう授業って、普通の高校ではあんまり体験できることではないよなぁ…。
通信制ということもあって、いわゆる普通の高校では馴染めないような子たちでも、生き生きと、堂々と将来の夢を語ったりしていて、型にはまらない教育のあり方、いいなぁ、なんて思ってたんですよね。
ま、結局のところ、N中等部は普通に公立の中学にも在籍しながら通うことになるので、だとしたら塾や習い事代わりのような感じなのかなぁ、と。
5月後半になってリアルの中学校もなんとか再開しそうな見通しが出てきたので、今回は入学には至りませんでしたが。
どうしても特色ある教育を受けたかったら、高校からでもいいかなぁとか思ったり。
これからは
ただ、常々思っているのは、普通に国数英理社という教科を従来どおりのやり方でやっていて、偏差値でなんとなく進路を決めて、この子たちは変化の激しい時代を生き抜いていけるのだろうか…ということ。
いろんなしがらみがあるのはわかっていますが、公立の学校で、パッと、サッと、オンライン授業の一つも始められない人たちに、プログラミングとかちゃんと教えられるとは到底思えない。
そういう意味じゃ、こういうN中等部やN高等学校っていう選択肢も、好きなこと興味のあることをとことん突き詰められそうで、アリかもなぁって気分になってます。
新型コロナでなお一層、オンラインを活用した教育も注目を浴びてきていますし。
もし、第2波、第3波がきて、再び休校でろくに授業が受けられません!なんて話が出てきたら。
その時は「えいやぁ!」って申し込んじゃうかもしれません。
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