先日、保険屋さんに来てもらって、夫婦ともども加入している保険を見直すことにしました。
旦那さんが心配していること
旦那さんの母方の家系はいわゆるがん家系。
お義母さんを若くして亡くしています。
叔父さんもがんを患いました。
旦那本人、サプリメントで栄養補給したり運動したり、健康には気を遣っております。
おかげさまで今のところ、健康診断も人間ドックも結果は良好。
ですが、ほかの人よりがんにかかりやすい遺伝的素質がある、と本人は思っています。
そこへ加えて最近、身近な上司や先輩が立て続けにがんと闘病するという出来事がありました。
上司の体験談ですが、まず診断・治療が開始されるまでの検査費からすでに高額で、本当に札束に羽が生えて、勢いよく飛び立っていくような毎日に、ものすごく不安になったそうです。
高額療養費制度で返ってくるものがあるとはいえ、やはりそれなりに負担は重い。
とくに40代後半~50代の、お子さんが高校生、大学生というお金のかかる時期と、治療費の負担が重なり、とにかく大変だったと。
そして、少し年上の先輩については、しばらく闘病されていましたが、3人のお子さんを残して、先日、天国に旅立ってしまいました。
私のように、お気楽な長寿家系に育った人間には、あまりリアルに想像ができません。
しかし、旦那さんは母親の闘病を間近に見て育ち、そして看取った経験があります。
そして遺伝的にも「もしかして自分もがんに…」というのは、私が想像するよりももっと切実な懸念事項なわけです。
上司と先輩の話は、とても他人事とは思えない。
世間一般で言われる、「がんは2人に1人がかかる病気」という統計以上に、がんはいつかかるかわからない、という想いがあります。
そしていざ病気になれば、家族に多大な負担となることを体験として知っています。
今はがんと診断されても長期の入院にはならず、普段の生活を続けながら通院して治療することも多いと聞きます。
そこで旦那さん、がんと診断されたらまとまった一時金が支払われる保険に加入することにしました。
改めて保障内容を確認
保険屋さんに来てもらって相談をしていたのですが、自分の入っている保険、意外と保障内容を忘れてしまうものですね。
入院したら1日いくら、手術したらその何倍の保険金、とか。
加入するときは説明を聞いて、ふんふん、と納得するのですが、意外と頭に残ってないものだったな、と反省しました。
保険が怖いのは、一度病気をして弱ったときには、健康な人と同じ好条件で入れる保険が、もう選択肢にないことだと思います。
もちろん、最近は持病があっても入れる保険が出てきてはいますが、通常よりも保険料は割高で、保障は手薄いなど、条件が厳しくなってしまうことに。
保険屋も慈善事業じゃないんで仕方ないですけど。
私も旦那も、20代の若い時に終身の保険に入っておいてよかったと思うのは、保険料が安いままでずーっといけること。
しかも60歳で払い込みが終わるようにしてあるので、がんばって現役世代に納めておけば、あとは死ぬまで受け取るだけです。
さすがに私も、この先80代、90代になっても一度も病気やけがで入院や手術をせずに死ぬことはないでしょうから。
保険屋さん曰く、私が20代で入ったときの医療保障、同じものに今入ろうと思ったら、倍ぐらいの保険料になってしまうそうです。
もちろん、医療技術の進歩はすごくて、治療の方法は時代とともに変化していますので、現在主流の治療内容が保障の範囲内かどうかは、折を見て確認しなければなりませんが。
あと何年生きるのでしょうね
こちらの本によれば、私たちの子どもたちの平均寿命は100歳超。
今40歳ぐらいの人でも、平均して95歳ぐらいまで生きるとも言われています。
私は、まだ折り返し地点にも立てていない。
恐ろしい話ですが、何十年もヨボヨボの体で生きていくとしたら、いったいいくら貯めておけば安心なのかなんて、見当もつきませんね。
早く死んでも子どもたちのことが心配だし、長生きすれば自分の貯金が底をつかないかが心配だし。
いい塩梅のところで、ピンピンコロリが理想なんですけど。
病気を告知されたとき、年を取って気力体力が落ち、体調がものすごく悪い中で、さらにお金の心配までしなくてはならないとなると、余計に体に悪そうです。
病は気からって言いますし。
毎月の保険料は確かにバカにならないんですけど、病気も地震もいつ来るかわからないのが悩ましいところですね。
無駄な保障かは見直しつつも、
いざ、深刻な病気に直面し、仕事は?家族は?と心配事を抱え、「もしかしたら死ぬかもしれない」と恐怖にさいなまれた時に、
「ま、でも保険があるから、いくらかマシか」
と思えるぐらいには、備えておこうと思っています。
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