いや、辞めるっつう話ではないですよ。
まだ住宅ローンも残ってるし、子どもだって教育費がかかるの、これからですから。
現実には辞めたくても辞められないんですけど、今日は妄想の話。
だってね、「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」って、フランスの作家、ジュール・ヴェルヌさんも言ってたもん。
ホームステイを受け入れたい
海外に行くのが若い時は好きでしたが、もうなんか、海外旅行とかめんどくさいな、日本から離れたくねぇな、行くならやっぱ温泉だな、と心が老いに抗えなくなってきましたアラフォーです。
でも海外との接点はあるといい。
そう、子どもたちのためにも異文化に触れさせてあげたいし。
言葉なんか教え合ったり、互いの文化の話をしたり、国境を超えた友情ができたら最高じゃないですか?
少し調べてみると、ホームステイを受け入れることで、多少の謝礼を出してくれるプログラムもありますね。
食事代とか水道光熱水費とかに充てたらなくなっちゃうような少額なので、ほとんどボランティアになりますが。
私が日中働いていても受け入れはできるのかもしれませんけど、子どもたちが留守番しているだけの家に他人がいるのもちょっと抵抗があるかなと。
旦那は大学生の時にアメリカに短期留学してホームステイを経験しましたが、ホストファミリーが子だくさんの共働き家庭で、何のお構いもなかった(むしろ無報酬でベビーシッターさせられた)そうです。
食事も「勝手にシリアルでも食べとけば?」みたいな。
そういうのがしたいわけじゃないからねぇ…。
民泊を経営したい
最近街にあふれる観光客を眺めていますと、日本を楽しんでいますか?と聞きたくなります。
彼ら、やっぱりお仕着せの観光コースを巡るだけでは満足できないんじゃないのかな。
自分の経験からしても、海外旅行して何が思い出に残るかっていうと、現地の人たちとのふれあいです。
どきどきしながら話しかけたイタリア語がちゃんと通じたな、とか。
インバウンド産業にいる方たちを除いて、彼ら観光客が「日本に来て日本人と話せたな、楽しかったな」という経験をどれだけ持って帰ってくれてるんでしょうか。
そんな背景もあって、きちんとホストのいる民泊や心の交流のあるゲストハウスが人気を集めているようです。
一時期民泊と言えば、賃貸で埋まらないビミョーな部屋を、ホテルが取れないからとにかく泊まれればいい、という観光客にまた貸しするようなグレーな運営が横行していたようですが。
今年の6月には、民泊新法で、ルール化がきちんとされました。
民泊仲介の世界最大手であるエアビーアンドビーが、許認可を得ていない国内の施設の掲載を取りやめたのはニュースになりましたね。
やるとしたらきちんと許認可をとって、堂々とやるべきですね、当たり前だけど。
いや、大変だとは思うんですよ。
設備も整えないといけないし、消防法とか簡易宿所登録とか役所に出す書類作って、近所にはあいさつ回りしないといけないし、Wi-fiとかアメニティも必要だし、長期の滞在客ならまだしも、1泊や2泊の客がほとんどであれば稼働率も限界があるだろうし、そもそも特区以外は営業できる上限が180日とか、条例で週末しか客をとったらいけないとか言われているし、チェックアウトのたびに清掃しなくちゃいけないし、それも外注したらお金かかるし、エアビーの手数料だってタダではないし、何かトラブルが生じたらすぐに対応しなくちゃいけないし…。
だんだん書いてて、骨折り損のくたびれ儲けとしか思えなくなってきました。
うーん、これについてはもう少し考える必要がありそうです。
不動産経営したい
都内にいくつか不動産を持つ計画を立てています。
自分の親も都内にアパートを持っていて、家賃収入を年金にプラスして、わりと余裕のある生活をしています。
それもゆくゆくは相続することになるかもしれないし、今から勉強しておかないと、と思って。
今は東京オリンピックを前に土地が値上がってる状態で、手を出すか出さざるべきか、難しいところです。
一方で銀行の貸出金利は超低金利なので、資金が少なくても有利だったり。
まぁ、空室リスクがあるので借金なくなるまでは働かないと危ないですけどね。
最低限のリスクは抑えつつ、「やってみないとわからない」の精神でやらないと、いつまでたっても始められないのでね。
しかし、最近の地震の映像見てるとねー、東京もいつ来るかねぇ。
それだけが怖いですねぇ。
賢くなりたい
仕事をしてて、よかったなと思うことの一つは、仕事をしていなかったら話を聞くチャンスもなかったような、「えげつないほど頭のよい人」と会う機会があることです。
この間はある凄腕のコンサルタントさんとお会いしたのですが、彼らの仕事のやり方というのはすごいですね。
依頼を受けたら、その業界や情勢について何の予備知識もないところからインプットをし始め、短期間でその業界に精通する知識を身に付けてしまうとのこと。
猛烈な勢いでキャッチアップして、1-2週間後にはベテランの業界人とも対等に会話できるところまで自分を持っていってしまう。
そして仮説を立てたら意思決定するに足るデータを集めて、短期間のうちに事業を改革するアイディアを提示する。
もうなんか、スーパーマンじゃないですか。
それは地頭のよさというやつなのか、何か技術があるのか。
そんなもの何も身に付けずに、のらりくらりと仕事をし続けてきたわが身が恥ずかしいのですが、単純に「賢すぎてかっこいい・・・」と思ってしまいました。
もしそういったやり方が、生まれ持った地頭のよさだけではなく、理論に裏打ちされた「後からでも身に付く技術」なのであれば、それを習得してみたいなーという気持ちです。
また学生になりたい
思い返せば学生時代ってすごい贅沢ですよね。
だって好きなこと好きなだけ勉強できるんですよ。
働きながら資格をとったりするのも嫌いじゃないですけども。
仕事が単調な時にも、何か目標に向かっていればハリが出ますし。
MBAでも仕事に役立つ知識でもなんでもいいのですが、しっかり学ぶために学校に行くというのもアリだと思うんですよね。
そこでしか得られない経験、人脈、刺激というものがあるでしょうから。
生涯にわたって教育と就労を交互に行うリカレント教育が注目を集めています。
変化の激しい現代社会に適応するためには、私たち一人一人が、生涯学び続けることが必要であるという考え方です。
もう少し日本の企業も柔軟にこうした制度を活用してくれるといいですよね。
日本の「転職すればするほど年収が落ちていく」傾向の強い労働市場では、一般の労働者が学校に行くためにキャリアを中断するというのは、なかなか難しいものがあります。
絵も描きたい
でもせっかく仕事を辞めるんなら、思い切って芸術大学もいいですね。
もうなんか、難しい規則とかお金のこととか全部忘れて、絵を描くことに没頭できたら幸せだろうなぁ。
近い将来、仕事がAIに奪われる!と言われていますが、ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業には向いていません。
となれば、人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中できるようになるわけです。
フランスの戯曲に
「生活?そんなことは召使いどもに任せておけ」
という有名なセリフがありますが、
「仕事?そんなことは機械に任せておけ」
という時代が来るかも。
家事とか生活のめんどくさいことから解放されたら、誰もが芸術的な才能を発揮して、歌い、踊り、曲を作り、絵を描き、文学作品を生み出す…そんな時代が来るかもよ。
ああ、夢は広がりますね。
…さて、妄想はこれぐらいにして、そろそろ仕事にでも行きますか。
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