やっちゃった。近年稀にみる大失態。

子育て

先日、夫が泊りの出張だったため、いつもは夫にお願いしている、朝の保育園への送り当番を、久しぶりに私が担当することになりました。

 

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どうかしてるぜ

保育園への送りにかかる時間を見越して、若干いつもより早めに起きて用意をしました。

荷物は持った。

忘れ物もない。

時間も大丈夫。

よし。

と思って、子どもを自転車の後ろに乗せて出発。

 

よく晴れた気持ちのいい朝で、鼻歌でも歌いたくなりそうな気分。

軽快にママチャリを漕いでいました。

 

が。

 

しばらくしてから、後ろに座った次男の不安そうな声。

「…ママ?」

「ん?どうしたの?」

と自転車を停めて後ろを振り返ると、不思議そうな表情の次男が私を見つめています。

 

 

・・・。

 

 

・・・。

 

 

 

・・・。(3秒経過)

 

 

あ、

やばい。

 

やっちゃった

なんという失態。

 

もう、大失態。

 

私、消えてなくなった方がいい。

 

 

保育園に寄るのを忘れるという。

 

 

ありえなーい。

にゃにゃにゃにゃーい。

とまこまーい。

 

「次男を保育園に送り届ける」

というミッションが、頭からすっぽりと抜け落ち、いつものように、家を出て、駅に直行するルートを快走していました。

何っにも考えてなかった。

無意識。

 

もうほんと、なんだろ。

若年性ですか、なんですか、これ。

きれいさっぱり忘れていた。

何の疑問もひっかかりもなく、駅に向かっていた。

やだ、こわい。

自分が、きょわい。

 

あわてて折り返し、保育園に送って、また駅に向かって、出勤時間にはギリギリ間に合いましたけど。

いつかやるとは思ってたらしい

出張から帰ってきた夫に話しました。

ニヤニヤしながら、

「基本、おっちょこちょいだもんね」

という、想定内でしたよ的な反応。

ええ。

そうです。

もう、何も言い返せません。

 

とにもかくにも、次男に対して申し訳なさすぎる。

いつもの保育園に向かう道とは、全然違う道を一心不乱に進む母の背中を、彼はいったい、どんな気持ちで見ていたか。

お迎えに行ったら、「ママー、朝さぁ、ぼくのこと、わすれちゃったのー?」と笑う次男。

母は、自己嫌悪です。

ごめんね、ごめんね。

忘れたわけじゃないんだけど…。

いや忘れたことになるのか、これ。

 

昔見た映画「ホームアローン」のお母さん、こんな気持ちだったのかもしれない。

なんかドタバタコメディ映画のイメージだったけど、母親になってから見ると、もうなんか、涙なしでは見れないんだよね。

忙殺されて息子を忘れる母親に、こんなに共感する日が来るなんて思わなかったな、あの頃。

あれ、そういえば、ホームアローンって続編もあったよね?

と思って調べてみたら、テレビ映画まで含めると「ホームアローン5」まであるらしい…。

いやいやいや、さすがに私も。

5回も子どもを忘れるなんて。

そこまでは、いくらなんでも。

しないと思うけど。

自信は、ない。

 

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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