ダメですね…。
この暑さは。
ダメなやつですね。
大人もやられる暑さ
2日ほど前に、夫が通勤途中に気持ち悪くなってしまったそうです。
なんとか職場にたどり着いたものの、ほとんど使い物にならないほど体調が悪かったらしく。
お昼ご飯も食べれないし、横になって休むスペースもない職場なのでつらかったとか。
そこまで緊急度の高い仕事がなかった日なので、早退することもできたそうなのですが、帰宅するために一番気温の高い午後の時間に外に出る気にもなれず。
ごまかしごまかし仕事をして、夕方少し暑さが和らいでから帰ってきました。
帰宅後もなんだか体が熱いと言って、ぐったりしていました。
できる限りの体を冷やすグッズを当てて、水分をたっぷりとらせたら翌日には回復しました。
やれやれと思っていたら。
金曜の夕方ごろから私、頭が痛い…。
そしてなんか気持ち悪い…。
帰りの電車で快速電車に乗ったら、ぼーっとしてて最寄り駅過ぎちゃったし。
ダメですね。
特段、運動してるわけじゃなく、通勤してるだけなのに、体調悪くなる暑さ。
ダメですよね。
なかなか賢くならない日本人
愛知県の小学1年生の男の子が熱射病で亡くなったのは、本当に心が痛いニュースでした。
亡くなられた男の子のご冥福をお祈りします。
親御さんの気持ちを思うと、辛いです。
「命にかかわる暑さです」
気象庁が高温注意情報を出して連日呼び掛けているのは何のためなのか。
津波警報でも大雨特別警報でも同じようなことが起き続けていても、なお。
「アラートには気づいていたけれど、まさかこんなひどいことになるとは思わなかった」という思いを、私たちはあと何回繰り返していくのでしょうか。
尊い命が失われたことの痛みを忘れず、教訓から学んで、人命や健康を最優先にすることを意識していかなければなりません。
家族も自分自身も、危険を危険として受け止める意識を持たないと、本当に命を落としかねない。
賢くならないといけないですね。
手遅れになる前にね。
昔の人は偉かったよね
職場の新入社員と話していて、嘘だろおい、と思ったのですが、もともとは体育の日は曜日にかかわらず、10月10日だったということを彼らはご存じないらしい。
それもそのはず、「体育の日にハッピーマンデーが導入されたのって、つい最近じゃん?」などと思っていたら、18年前ですってよ、アラフォーの皆さん。
そして意外なことに、同年代ぐらいでも、そもそも体育の日がなぜ10月10日だったのかを知らない方が多い。
1964年の東京五輪の開会式は、戦後復興した日本の姿をよりよく印象付けるため、どうしても晴れの多い10月になったといわれています。
晴れの特異日だから開会式が10月10日になった、と聞いていたんですけど、あれは誤りだそうですね。
特別、晴れが統計的に多い日ではなかったのですが、曜日の関係で10月10日が開会式になったそうです。
ですが一説によれば、当時も夏季の7月、8月開催が検討されたものの、暑さ、湿度、食中毒など衛生面の懸念から却下となったらしいです。
うん。
でもこれ、50年以上前の話ですよね?
今と比べ物にならないぐらい、夏の気温も低かったころの話ですよね?
私たちは当時よりも賢くなったのか、愚かになったのか。
何と何を天秤にかけているのか
今度の2020東京オリンピックがとてもスポーツをするにふさわしくない、原則運動中止の7月~8月にこだわっているのは、国際オリンピック委員会(IOC)が、7月15日~8月31日におさまるよう、立候補都市に求めているからだといわれています。
そしてそれは、某A合衆国で他のスポーツがシーズンオフの真夏のほうが、テレビ放映権が高く売れるからとか。
それで、この殺人的な暑さの中で、競わされる選手の気持ちを考えると…。
4年に1度ですよ。
たぶん、いろんなものを犠牲にして、その日のために厳しいトレーニングに耐えてきたわけでしょ。
すべてをかけてきた運命の日が、こともあろうに40度に迫ろうかという猛暑日なわけでしょ。
だからって、体が悲鳴を上げるまでがんばっちゃったら、死んじゃうかもしれない暑さでしょ。
確かに、スポーツの祭典にお金がかかるのは仕方ないのでしょうけど、秤の両端にかけているものの重さが違いすぎて、なんだかなぁ…という気持ちがぬぐえません。
そもそも、実施時期を動かせないのだとしたら、東京は立候補なんかしちゃいけなかったのでは?
オリンピックもそう、夏の甲子園もそう、炎天下の部活もそう、校外学習もそう。
その日程は、未来ある若者の命を危険にさらしてまで行う意味があってのことなのか。
それともただの思考停止なのか。
どっちだろうねー。
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