先に断わっておきたいんですが、お食事中の方はあとで読まれた方がいいかもしれない。
え、今?
昨日ね、洗い物してた時にね、呼ばれたんです。
「ねえママ、ちょっと僕のところに来てー」
とトイレから次男(保育園年長さん)の声。
何か失敗しちゃったのかしら、
いったいどうしたのかしら、
と思い、洗い物の手を止め、トイレへ駆けつけると、
何の失敗もした様子がなく、いたって普通に用を足しながら次男が、
「あのさあ、どうして人間て言葉をしゃべられるの?(原文ママ)」と聞いてきました。
おい、どうした、次男。
それ、今聞くの?
トイレで聞く必要ある?
洗い物をしていた途中の母親を、トイレに呼びつける必要ある?
君だって、生理現象の真っただ中にいて、今聞く必要ある?
うーん、なんだろ。
ふと、気になっちゃったのかな。
よくほら、作家さんやアーティストさんが作品の誕生秘話を聞かれて、
「お風呂やトイレでふっと思いついたんですよ」
とか答えるじゃない。
ひらめきってそういう瞬間に生まれるものらしいからね、往々にして。
しかし、びっくりしたよ。
いきなり大声で呼ばれたから。
成長に感無量
そもそも、ちょっと前までは毎日トイレからお呼びがかかってたんですけどね。
「終わったよー(拭いてー)」って。
年長さんに上がってから、「もうすぐ小学生だから」ということで、お尻を自分で拭けるように練習してもらって、ほぼ自立していました。
何かよっぽどの事故がない限り、母がトイレに呼ばれることもなくなってきていて。
ああ、子育ての終わりが近づいてきている、としみじみ。
トイレの個室に一緒にいる時間というのも、あれですね。
あとになって、おばあちゃんになったときに、懐かしく思い出すのかもしれない。
なんだろうな。
そう思うと、何だかこの空間が、とてつもなく愛おしく思えてきた。
うん。ちょっと臭うけど。
とりあえず、次男はそのままの態勢で話したそうだったので、同席させていただき。
どうして人間はしゃべれるのかなぁ。
しゃべらないと、何を考えているか、わからなくなっちゃうからかなぁ。
けんかしないでなかよく遊べるように、しゃべれるようになったのかなぁ。
とおしゃべりしていました。
そうしているうちに、用を足し終わった次男。
ちゃんと自分で後始末をして、手を洗います。
うんうん、頼もしくなったねえ。
赤ちゃんだったのにねえ。
ついこないだまで(いや何年前よ)、おむつしてたのにねえ。
なんだか涙が出てきそうよ、お母さん。
トイレから出ようとした時、くるっと振り返って
「なんでママは今まで生きてきたの?」
おうっと、まだ続くのか。
なんだ、どうした、次男。
「なんで生きてきたかって言われても…。えっとー、次男くんに会いたかったからだよー」
と言ったら、
「えへへー」
と笑ってどっか行っちゃいましたけど。
ママのかわいい赤ちゃんの面影はどこへやら。
何かと小難しいことを聞いてくるようになったもんだわ。
同時にさみしい
そういえば、上野動物園のパンダのシャンシャンが、明日から独り立ちの準備を始めるらしい。
あの赤ちゃんパンダがねー。
もう、お母さんのシンシンと一日中一緒に過ごすのは今日が最後だったんだって。
12月には一人暮らしになるんだって。
シャンシャンも、うちの次男も、大人になってしまうー!!
やだー!!
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