それぞれの生存戦略

チェス仕事

昨今の新型コロナウイルス関連のニュースを見ていて、

「へぇ、そういう見方があるのか」

と目からウロコだったことがあります。

 

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ウイルスの生存戦略

新型コロナウイルスは、これまでのSARSなんかと違って、感染しても8割の人が軽症で済むと言いますね。

だからどんどん広がっていても気づかない。

かかった本人も気づかず、動き回っている間にほかの人に移してしまうのが、厄介な感染症。

ぼくらの大好きな志村けんまで連れていきやがって。

憎い、憎いぞ、コロナウイルス。

 

だけど、これをウイルス側から見たときのメカニズムの解説が「ほう、なるほど」と思ったんです。

ウイルスは感染者がそこそこ元気であって初めて生き残ることができる。

かかったそばから、次から次へとバタバタ死なれてしまっては、ウイルス側は新しい感染者に接触できないので広がらないわけです。

それじゃ困るから、感染者が死なない程度に症状を抑えている。

「大半が軽く済む」ことで、人間たちを油断させ、初動を遅らせ、爆発的な感染につなげている。

(ま、ウイルスだけの思惑だけでない部分もありますが)

 

こうやって見ると、生き残り戦略の取り方が、すごーく利口で、したたかなウイルスだ、という視点。

そもそもウイルスというものに「生き残ろうとする意志」があるとか、そんな詩人的なこと、考えたこともない。

ウイルスはそもそも生物ではないという議論もあるようですが。

でもまるで意志があるかのように見えてくる。

専門家の方が解説していて「そういう視点があるのか」と不謹慎にも感心してしまいました。

日本国民の生存戦略

日本の全世帯に、布マスクが2枚配られると聞きました。

だっふんだ!と言われるまでもなく、日本中がズッコケました。

まじめに働き、子どもたちも家の中で我慢しているし、自粛要請にも出来る範囲で従ってきたけど、政府から全国一律に支給されるのは、マスク2枚。

布マスク2枚。

1世帯に2枚。

たった2枚の支給が、一度きり…。

 

どういう神経でドヤっておられるのか知りませんが、安倍さんは、ちっとは新型コロナウイルスの生存戦略のクレバーさを見習ったらいいと思います。

史上最大の規模の危機にあって、国民を生き延びさせるには、何が必要か。

本当にその答えが「1世帯に布マスク2枚」なんですか?

どんな世の中になっていくか

さて、選挙があるまで、政治家の無能を嘆いていてもどうにもならないんでね。

庶民は庶民らしく「できることに注力する」のが今のところ正解なんだと思います。

ただ、それだけで本当にいいのかな?

働き方は人それぞれなんで、一律のこれっていう答えはなかなか出ないんですけど。

 

不景気な世の中になっていくんだろうな、という気はします。

リモートワークもこれを機に進みそうです。

どこでも働ける職種、というのも注目を浴びていくでしょう。

ほかにはどんな変化が起こりそうか、シミュレーションしてみませんか?

 

なぜなら、この新型コロナウイルスが終わったら、それで「めでたし、めでたし」ではないかもしれないから。

ウイルスの進化・変化のスピードは、私たちの想像をはるかに超えているそうです。

大騒ぎになった挙句、結局は肩透かし感のあった新型インフルエンザウイルスだって、いつ変異してもっと強力になって帰ってくるかわかりません。

どこかの動物の体内で今、突然変異によってもんのすごい強毒性を持ったやつが生まれているかもしれない。

何かのきっかけでそれが人間にうつって、ヒトからヒトへうつって、そこから爆発的に拡がる可能性だってある。

 

グローバル化で、人の移動、モノの移動が活発になるほど、ことのほか、感染症には脆弱な世の中であることが露呈しました。

またいつ、コロナウイルス並みのパンデミックが起こらないとは言い切れません。

地震と一緒です。

いつかはわからないけど、たぶん、こういうやつは、また来ます。

私たちが生きている間かどうかはわかりません。

でも、エボラやSARSからの年数でいうと、私たちが働いている間にまた起こる可能性は十分考えられます。

 

そのとき、今の会社で、働き方で、大丈夫なのか?

自分や子どもたちを守れるか?

身を守るために、何かできることはあるか?

今、目の前の仕事をがんばるほかに、できることはないか?

私たちの生存戦略

ついつい、「不安な世の中だから」と守りに入りがちですけど。

大事な「戦略を練る・備える」ということに関する投資は、惜しんじゃダメだと思うんです。

 

たとえば、今回の新型コロナウイルスでは、業界によって明暗が分かれています。

今はまだそんなに目立ちませんが、従業員に給料を払えない会社がこの先出てくるかもしれない。

その時、その業界にしがみつくしかないのか、どこの業界に転職しても武器になるようなスキルを身につけておくのか。

それだけでもだいぶ違うと思う。

たとえば、自分が働きに出れないようになったとき、景気に左右されにくく、ベーシックインカム的に暮らしを支えてくれる、不動産賃貸などの不労所得を用意しておくことはできないか。

大きく値下がりしているときに、配当利回りのいい株を仕込んでおくことはできないか。

 

今ここで、ウイルスに負けないように対策をすることはもちろん大事なことです。

無事、この危機を乗り切ったとして。

コロナを生き延びた、その先は?

その先に待っているのは、どんな未来?

私たちも新しい生活のパターン、仕事のパターンを、模索していかないといけないのでは?と思います。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
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夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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