PTA役員を引き受けてみた

子育て

まぁ、いつかはやるんだべさ、と思ってたからね。

 

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避けていました

今回初めて、PTA役員になりました。

短期の特別委員にはなったことがあるんですが、常設の役員については、怒られるの覚悟で言うと、今までできるだけ当たらないように避けてきました。

学区の小学校は、比較的、保護者の方たちが協力的で、よく世間のPTA問題で言われるような、

「うちはフルタイムで働いててできません」

「小さい子がいるからできません」

「介護があるからできません」

「病気があるからできません」

シーン…(誰も手を挙げないまま帰れなくて、結局くじ引き)

みたいな場面にぶち当たったことがなく、

「私で良ければ…」

というお母さんが引き受けてくださっていました。

もちろん主婦の方も、フルタイムで働いている方も。

 

そんな方々の厚意に甘えて、役員はやらずに今まで来たんですけど。

それではただ乗りだろうと。

フリーライダー(必要なコストを負担せず利益だけを受ける人)でいるのは、一見楽そうに見えますが、私自身の気持ちがすがすがしくないのです。

別にやらなくてもいいならやらなきゃいいんだけどさ。

ボランティアだし。

卒業まで何もやらない人がいても、別にどうとも思わないけどさ。

これはもう、なんていうの?

個人的にね、「お天道様が見てるから」とか、そういう話なんですよ。

自分が後ろめたさを感じずにいたいと思っただけ。

いや、本当に事情があってできない人もいるからね。

あくまで私が、という話ですよ。

さすがに息子が2人もお世話になっていながら、何もしないというわけにもいかないだろう、となんとなく思っちゃったんだよね。

時間に対する思い込み

まだ長男が低学年のときは、次男も小さくて、仕事にも復帰したばかりで毎日がいっぱいいっぱいでした。

そんな時には、「フルタイムで働いていて、下の子も小さくて、ただでさえ休みが足りないのに、これ以上何かを引き受けるなんて無理。絶対に無理」と思っていました。

そのころに比べれば、次男も小学生となり、子どもたちも体調を崩すことが減ってきて、多少なりとも余裕が出てきたのかもしれません。

今回「やってもいいかな」と思えるのは、そういう面もあるんですが。

 

「忙しい」「時間がない」という思い込みを変えてみようかな、とも思ったんですよね。

たとえば、家の水道でも冷暖房でも何でもいいんですが、何かの設備が壊れたとする。

それを直さないと生活に支障が出る。

そうしたら、仕事をなんとか調整して、修理に立ち会いますよね。

子どもが熱出した、とかでもいいや。

「時間が足りない」とか言い訳してられない状況になれば、休んで時間を作るんです。

休むと仕事がのちのち大変だと分かっていても。

仕事より優先順位が高いタスクが発生したら、それをやるんです。

仕事だって、結局何とかなるでしょ。

何とかするでしょ。

そうして、優先したものに、時間は割かれていくんです。

 

「時間がない」は言い訳で、正確にはそれを優先していない、というだけ。

時間をつくり出すには、先に予定を入れてしまえばいい。

 

そうでないと、仕事と家事に追われている今の生活に、余暇なんて生まれない。

何か新しいことを始める時間など、生まれない。

「いっぱいいっぱいだ」と思ってるから余裕がないわけで。

いっぱいいっぱいと思っているところに、時間は何とかなるはずだと発想を変えてひねり出そうと頑張ってみると、結構時間があるってことに気づくんですよ。

不足、足りない、という側から物事を見るより、ある、足りてる、充足しているという側から物事を見ると、本当に「ある」状態に近づいて行けるということです。

これ、何かどこかで読んだことある話だな、と思ったらこれでした。

結構売れた本です。

うんざりするほど分厚くて、文章のクセが強いですが、なかなか面白いですよ。

どうせやるなら

PTA活動に限らず、なんでもそうなんだけど。

「大変そうだな」と思うことって、やってみると意外とそこまで負担に感じないってこともあると思うんですね。

今回引き受けた役員の面々も、ほとんどが働くお母さんたち(ちらほらお父さんも)だったので、

「集まるの、平日昼間はキツくね?」

という話になり。

学校の予定に合わせなくてもよい集まりは、

「じゃ、なるべく土曜で」

と話がまとまりました。

「仕事が休みづらい」がネックだったけど、それもクリアになって、自分も気持ちよく活動に参加できるなら、今まで避けていたのがなんだったんだろうって思います。

まだ始まったばっかりだから、わかんないですけど。

この先、締切とかあって、もろもろ重なって余裕がなくなったら、

「なんで引き受けた、あの時の私!このアホー!」

って泣きながら後悔するかもしれんけど。

 

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都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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