一番ぜいたくで幸せなお金の使い方

家計

あっどうも、つむぎです。

ちょっと今、家計の見直ししてましてね。

 

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いろいろ見直し中

保険屋さんや金融機関に属していない独立系のファイナンシャル・プランナー(FP)さんにお願いして、家計の総点検しております。

不動産投資したりして、資産の内訳が若い頃とはだいぶ違ってきています。

あのころ入った生命保険、よく考えたらもう要らないかー、とか。

親の相続も見据えて、税金をできるだけ払わずに済むような、賢い方法を教えてもらったりとか。

やっぱりプロに頼むと違うわねー、目の付け所が。

アドバイスを受けて、あっちにおいてたものをこっちに動かして、あれはいよいよ解約して、これを新たに積み立てて、っていろいろやっています。

 

何よりも、夫と二人で相談に乗ってもらって、いろいろ話をしていくと、なんとなくボンヤリしていたことがクリアになっていく感じがします。

資産をどうするか、ということ以上に、この先どうやって生きて行こうか、という共通の認識が持てるようになったり。

カウンセリングみたいな側面もあるのかな。

夫婦お互いになかなか共有しきれていなかった、「え、そんなこと考えてたの?」と思うようなことが明らかになることも。

長年夫婦やっていますけれども、育ってきた環境が違うから、すれ違いは否めないわけですよ。

お前まだ言ってんのか

で、何度も言っていますけれども、うちの夫は車が趣味です。

買うまではすごくワクワクしているくせにすぐ飽きて、

「新しい車が〜」

「今なら下取りが〜」

とか言い出す不治の病です。

不憫な男だねぇ。

大量生産大量消費のシステムにしっかり翻弄されとるね。

 

これまで、車購入をめぐる夫婦間バトルはけっこう繰り広げてきました。

最近彼は不動産の方が面白くなってしまったようで、車に関しては少しクールダウンしています。

私との攻防も今は冷戦状態。

しかし人というのは簡単には変わらないものですね。

今回のFPさんとの相談でも「やっぱ、いい車乗りたいっすよね〜」とか言っちゃってんの。

懲りないね、まったく。

一生懸命、ストレスフルな仕事を頑張っているのも、いい車が買えるから、なんだって。

そのFPさんも車好きらしく、

「わかりますよー、やっぱりいいですよねー、車は」

とか2人して盛り上がっていらっしゃる。

ふーん…

 

意味わかんね(°▽°)

 

夫婦といえども他人です。

私にはまったくその感覚がわからない。

ま、私、免許も持ってないんだから仕方ない。

それ以前に、私って物欲自体があんまりない。

ブランドものとかも、あんまり興味ない。

大抵のものは中古品でも全然かまわない。

これって何なんだろうって疑問に思って調べてみたんですよ。

モノより思い出

一昔前の車のコマーシャルじゃないですけれども。

高価なものを買うよりは、旅行とか「経験」に使うことの方がより幸福感を得られる、という研究結果があるそうです。

服や靴、家電製品や車など、物を買った時に感じる幸福感は、よほどその物に対して特別な思い入れでもない限り、だんだん薄れていってしまうものらしい。

確かに言われてみればそう。

欲しいと思っていたものが手に入ってしまうと、それは非日常が日常になるということで。

もしかして選んでる時や迷っている時が一番楽しかったりするのかも。

夫を見ててもそんな気がする。

 

一方で、旅行とか自分で体験したことは、色あせにくい。

何年か経って写真を見たりして思い出しても懐かしい。

楽しかった感情と一緒に、記憶として強く残るからかな、と。

最高のお金の使い方

しかしそれ以上に、もっと幸福感が得られる最高のお金の使い方は、

「自分磨きにお金を使うこと」

だと思うんです。

あの、必ずしもエステとか高級化粧品とかの美容的な自分磨きのことではないですよ。

 

たとえば、ずっとやりたいと思っていたけど、忙しさにかまけてやらずにきたこと。

勉強したいと思っていたけどじっくり学べていないこと。

そっちの意味の「自分磨き:スキルのブラッシュアップ」ってことです。

 

そこにお金をかけて、時間をかけて、エネルギー注いで没頭できる時間が持てたら、私にとってこんなぜいたくなことはありません。

日々「時間がない」「子どもの世話が」「仕事が」「きっかけが」って、なんやかんや言い訳してやらずにきたことが私にもありまして。

でも心のどこかにはずっとひっかかってて、いつまでもできない自分にがっかりして。

まぁ、それをやらなくても今の仕事は回っているし、表面上は何の問題もないんだけれど。

自分を大切にできていないような感覚がずっと心地悪い。

そういうことを学ぶことにお金を使えれば、きっと気分がいいし、自分を大切にできている、という自信を持つことができる。

いい機会だから

で、せっかくなので、FPさんに勇気を出して聞いてみたんですね。

「たとえば、例えばの話ですよ?

ちょっと私、今のお仕事を中断してですね、

専門的なことを学ぶために、しばし学校に通ったりなんかしたら…

わが家の家計的にどうすかね?

大打撃ですかね?

致命的ですかね?

これから子どもたちだって教育費かかってくるのに、いい年こいて何寝ぼけたこと言ってやがんだって感じですかね?」って(だいぶ自信ない)。

 

FPさんは淡々と、支払う学費や通学にかかる費用と、雇用保険などからもらえる給付も考慮に入れて計算してくれました。

すると

「そうですね。学校に行っている間は貯金があんまり増えないですけど、その後また今のように働き続けるなら、将来的にまったく問題ない。誤差みたいなものですね。」

とのありがたいお言葉。

おお、マジか。

マジですか。

 

さらに付け加えて、

「すごいじゃないですか。今もしっかり働いているのに、もっと勉強したいなんて。」

FPさん神様に見えたわ。

拝みたいわ。

それだよ、それ。

私が言ってほしかった言葉は。

誰かに背中押してもらいたかったのよね。

なんかボンヤリ考えていたけれど、ちょっと現実味おびてきたわ。

私にとって一番ぜいたくで幸せなお金の使い方ができるかもしれない。

それは「学ぶこと」。

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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