先日、下の子の来年春の入学に向けて、学童クラブの申し込みをしてきました。
上の子が小学校に上がってから丸5年が経とうとしています。
私の住む地域の話ですが、この5年で、大きく変わったなと思いました。
保育園
保育園の待機児童の問題、一時期(今も?)ずいぶん騒がれましたよね。
私の住んでいる地域では、株式会社などの新規参入があって、過去10年ぐらいの間で、認可保育園がだいぶ増えました。
さすがに都内、土地がないので、園庭などはこじんまりしたところが多かったようですが。
育休から復帰するころ、運よく家の近くや、最寄駅と自宅のちょうど中間に、複数の園が開設されたため、周辺では一時的に競争率が下がって入りやすくなりました。
おかげさまで、わが家の2人は待機することなく、第1志望の認可園に入れることができました。
そう。肌で感じていました。
保育園の開園ラッシュを。
恩恵にあずかることができ、大変ありがたかったです。
学童クラブ
あれだけの開園ラッシュで、ぼこぼこと新設の保育園が整備されていった一方で、ここら辺で学童が新たに開設されたという話は聞きません。
英語民間学童やスポーツクラブなどの参入はありますが、あくまでそれは習い事の一部。
費用も桁違い。
公立学童については、一部民間会社へ運営を委託するなど、サービス提供の形態は変わっていますが、新しく学童クラブ数を増やしたり、拡張して定員増をするなどの話は出てきません。
つまり、
共働き家庭は子どもを保育園に入れたい。
保育園が足りないので待機児が増える。
「保育園落ちた日本死ね」
待機児童対策として保育園を増設。
保育園児はそのうち小学生になる。
小学生になれば、学童クラブを利用する。
学童クラブを増やさないと、あぶれる子が出てくる。←いまここ。
謎です。
謎なんです。
なぜそれに対して何もしないのか。→うちの自治体。
保育園児より成熟しているとはいえ、小学1年生なんてまだまだお子ちゃまです。
お留守番してたら、さみしくなって親の携帯に電話してきちゃいます。
鍵の管理だってままならない。
保育園と違って、近隣に住む祖父母の状況などにより、学童が不要なお子さんも確かにいるでしょう。
短時間勤務のお宅なら、子どもが一人で留守番する時間を、短くできるご家庭もあるでしょう。
でもさ。
女性活躍とか言っときながら、保育園の利用者がこれだけ増えてるんだから、学童に対して何の対策もしなけりゃ、足りなくなるって、ちょっと考えたらわかるでしょ?
祈るしかない
実際のところ、小5のお兄ちゃんの入学時には3年生でも定員に余裕のあった学童クラブ、今では大激戦です。
両親ともフルタイムで会社勤めでも、入れないことがあります。
パートタイムのママや、自宅で仕事をするフリーランスのママのご家庭、新3年生は、ほぼ絶望的。
2年生でもどうかわかりません。
(注:保育園と違って学童クラブは、一度入ったら安心というわけではなく、毎年申し込み・審査が必要です。)
わが家の次男も、1年生は優先度が高いので入所できないってことはないと思うのですが、2年、3年生になったらどうかなぁ。
そのころ長男は中学生なので「お兄ちゃんが見れるから安心ね」とママ友からはよくいわれますが、うち、兄弟でけんかばっかりしているから、心配なんですよね。
多分、学童に行っていた方が、次男の身の安全が確保できると思う…。
友だちとのトラブルより、兄から受けるハラスメントの方が心配。
ほんとうに弟に対して当たりがキツイ。
どんな育てられ方したのかしら。
まったく、親の顔が見てみたいわ。
将来的には、働き方を変えてもいいかなと最近思っているのですが、まだまだ仕事は辞められないので。
入れなかったら、「学童落ちた日本死ね」って記事でも書くんですかね。
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