ウズウズ、ウズウズ…
せっかくライブイベントが活況だったのに
懐かしい話をしますと。
1990年代ぐらいまで、口パクでもテレビに出てミュージシャンを気取っていた方たちは、確かにいたと思います。
高音がきれいに出なくても、音程取れていなくても、音源収録ではいろいろ加工して、なんとかCDが出せていたから。
デジタル化が進み、多くのコンテンツがスマホで気軽に楽しめるようになると、CDは売れなくなります。
エンターテイメントの価値は「その場でしか味わうことのできない感動」にシフトしていきました。
と、同時に、アーティストの真価というものが、ライブパフォーマンスで問われるようになります。
本当に実力のある人たちの生の声とか、卓越した演奏とか、ダンスのキレとか、そういう「本物」が評価される時代になり。
とても良いことだと思っています。
そんな私が、青春時代に愛読していた雑誌はもちろんコレね。
音楽イベントからはしばらく遠ざかっていましたが、母親となり10年以上が経ち、髪を振り乱していた育児がひと段落してきたころ、好きなアーティストやバンドのライブに通うのが、最近の楽しみになっていました。
ニュースで報道された、ライブハウスの客層は意外と高かったでしょう?
私みたいな人が、日本にはたくさんいるのだろうと推察されます。
コンサートなどライブ産業の売上は、過去20年で4倍以上にも伸びたそうです。
そこに来て、このコロナショック。
イベント中止・自粛
イベント産業が、大きな打撃を受けています。
2月26日には官邸から「多数が集まる全国的なスポーツ、文化イベント等について、今後2週間の中止、延期又は規模縮小等の対応」が要請されました。
私も3月に2つほど、ライブに参戦するはずだったのが、延期になりました。
もうね、生きていく気力がないのね。
これのために頑張って仕事とかしてんのにね。
何を楽しみに生きていけばいいのか、わかんないのね。
誰も悪くないし、誰も感染したくないし、感染させたくないし。
大阪などのライブハウスで感染が広がったことを思うと、仕方のない判断。
わかってるけど、やり切れない気持ちになります。
こんな状況はいつまで続くのでしょう。
どんなにイベントを中止にさせても、リスクの高い高齢者が自覚なく動き回ってたら意味ないしなぁ。
いや、世代間の分断はこれ以上煽ってても仕方ないと思うんですが。
なんていうの、若い人たちや働き盛りが無気力になるような行動は、慎んでいただきたいですよね。
私の場合、もうチケット買っちゃってる次のライブ参戦予定は6月です。
それまでに事態が収まっていることを願っていますが…。
収益がなくなってしまうアーティスト、運営側、ライブハウスの経営者、本当にお気の毒。
新型コロナウィルスの対応を、実演芸術の主催者だけに任せるのはどうかと思う。
でも、全てを税金でなんとかしろというのもちょっと違う気がする。
ファンが、自分たちが、何かできることがないものか。
課金させろ
ツアーができなくなった私の推しはですね、この期間に延期になったライブの代わりに、YouTubeでスタジオセッションを生配信してくれました。
無料でね。
ファンの健康を守るために苦渋の選択だったと思います。
準備する時間もそんなになかっただろうに、素敵な演奏でした。
泣けました。
もうね、お願いだから、金取ってくれと言いたい。
例えばね、ライブ会場で売るはずだったグッズは、通販してくれたら買いますよ。
ライブハウスもそう。
「若いミュージシャンが演奏し、羽ばたいていった場所。音楽のともしびは消したくない」と頑張っている経営者の方々がおられます。
この人たちのおかげで、音楽が楽しめているのだから、応援したい。
イベント関連で宿泊施設や飲食店も大変そうですし。
いくつかのクラウドファンディングで、イベントがなくなってしまった人たち、みんなの巣篭もりで立ちいかなくなった飲食店や旅館などを助けようというプロジェクトが始まっています。
経営が苦しくなって、店やハコをたたむようなところまで追い詰められる前に、どんどん、こういうものを使ってほしいと思います。
恩返ししたいと思っているファンは、日本中にいると思うので。
なんでしょう。
子どもたち連れてどこかへ出かける気にもならないし、親の私も家にずっといるの、ストレスなんでしょうね。
金を使いたくて仕方ない。
お願いだから、課金させて。
投げ銭させて。
ファンはそう思っています。
↓気が狂いそう〜ナナナナナナナ〜
NO MUSIC,NO LIFE.
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