この間、たまたま「激レアさんを連れてきた。」という番組を見ていました。
娘さんを幼稚園までママチャリで送迎していたら自転車レースにハマり、50歳でプロ競輪選手になっちゃった方、というのが取り上げられていました。
内容を要約するとこんな感じ
娘さんを自宅から距離のある幼稚園にママチャリで送り迎えしていたら、姉妹の卒園までトータルで走行距離が、4万km(地球1周分)になったという、専業主婦のお母さん。
39歳の時に、娘たちと遊んでいたプールで、自転車競技をしている人に「いい脚してる」と声を掛けられ、300kmの自転車レースへの出場を勧められます。
レースの日には1日家を空けるので、徹夜で家事を済ませて参戦。
結果は初出場で優勝。
その後自転車レースにハマり、平日は家事、土日は自転車レースに参加をしていました。
48歳の時に「ガールズ競輪の復活」というニュースを知り競輪学校に入ることを考えます。
周りは20代の若者ばかりでしたが、見事合格。
10ヵ月の寮生活ののち、50歳という最高齢でプロの競輪選手としてデビュー。
4年8ヵ月にわたりレースに出場し、怪我のため54歳のときに引退。
現在はガールズケイリンのサポートスタッフとして、新人の訓練に携わっているそうです。
スタジオにMCとゲストがいて、「激レアさん」とされる元競輪選手の方がそこに登場してお話をされるという、珍しい体験を持つ素人さんのトークバラエティ番組です。
もやもや
何歳になっても挑戦することを止めずにやり切った姿に感動すら覚えたし、同じ子育てを経験した女性ということで、見ているこちらもとても勇気の出るよい番組だったのですが、見ていて、うーん…。
バラエティ番組なんだから細かいことは気にせず楽しめばいいのですが、ちょっとした違和感が。
たとえばね、50歳を目前に競輪選手の養成校に入るという決断が、それまで専業主婦(しかも義親と同居)として過ごしてきた人にとって、どれだけ大きいものだったかが、スタジオにいるタレントさんにいまいち伝わっていなかったところとか。
養成校で最年長ということで生徒会長を任され、「ごみの分別を徹底するために、ごみ箱のところにわかりやすい表示を出したりしていた」というくだりで、なぜかタレント側から「PTAの人みたい…」というコメントともに笑いが起きたところとか。
キャスティングが惜しかった
あとは全体を通して、家事や家族の世話をやりながら、日々トレーニングの時間を捻出することの難しさとか、家を空けること・家族に対する申し訳なさ、とか。
けっこう激レアさんは一生懸命そのあたりの話をしていたのだけど、タレントさんが思ったような反応をしていなかったんですよね。
「ふーん」みたいな。
この、主婦特有の大変さや心苦しさがわかってない。
スタジオにいたのはMCのオードリー若林さんと、確か広瀬アリスさん、高橋克実さんがゲストだったのでね、共感しろというのが無理な話なんだけど。
好きなタレントさんたちばかりなので、別に怒ってるわけじゃないんです。
経験してないからピンときてないんだろうな、という感じ。
それに、もしかしたら本当はもっとリアクションしてたのに、ディレクターが編集したのかもしれないし。
ただ、イチ視聴者として、そこはスルーしないで、もっと感心して頑張りを称えるべきポイントだぞ、おい、とは思いましたね。
あとは、「競輪学校の寮生活は軍隊並みに厳しかったけど、家事をほとんどしなくていいから、主婦にとってはむしろ天国だと思った」という、めちゃくちゃ私たちにとっては共感できるエピソードも、「へぇー」みたいな感じで。
みんな笑っているんだけど、いまいち響いてない。
画面で見ててもそれが伝わってくる。
見ているこちらとしては、とても消化不良な感じ。
たとえばそうね、これがね、磯野貴理子とか、松居直美とか、森尾由美みたいなゲストだったら、「わかるぅー!!」ってうるさいぐらい共感できたんだと思うなぁ。
キャスティングが間違ってんだよなぁ。
まぁ、もはやそれだと別の番組になっちゃうけどさ。
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