ゲームを取り上げられた子どもたち

子育て

最後の強硬手段に出ざるを得ませんでした。

 

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ついにゲームを取り上げる

小さいころからゲームを与えてしまった親の責任は、重い。

それを痛感しています。

どの家庭でも起こっているであろう、この問題。

子どもたちが、ゲームをし始めるとやめられない。

何時間でもやっている。

宿題が終わった後でないと、ゲームで遊べない約束だったのに、守れない。

注意されても「だって友だちが」などと言い訳ばかりして反省しようともしない。

ゲーム中に兄弟げんかが始まる。

汚い言葉での罵り合いが聞いてて耐えられないレベル。

 

ついに夫の我慢の限界に達し、先日とうとう、ゲームが禁止となりました。

本当はこんなことしたくない

家族会議や話し合いでルール変更は行ってきたのですが、いろいろな前提条件がぐだぐだになり、なんていうか最近は無法状態だったんですね。

私も仕事で出張が続き、フォローができていませんでした。

時間制限をかけていても、抜け穴を見つけてやってしまうため、あまり意味がありません。

特にタチが悪いのは、小学校高学年男児です。

 

学童もなく放課後野放しになっているため、好き勝手やっています。

そして普段の生活態度まで乱れ始めている。

ここのところ、出すべき提出物を期限がとっくに過ぎたあとに持ってくる。

ひどい時は学校側から督促されて初めてそんなものがあったと知る。

明日の持ち物などをきちんと把握していない。

宿題で使う教材を学校に置いてくる。

学校で起きた友だちとのトラブルを黙っている。

夜遅くまで寝ようとしない。

注意しても一切反省の色なし。

 

非常に情けない育ちっぷりでお恥ずかしい限りです。

たぶん、親と距離を置きたい思春期特有の心理状態もあるので、嵐が過ぎ去るのを待つしかないのかもしれませんが。

それにしたって最近の長男の態度は目に余るということで。

本当はこんなことしたくないんだけど。

うーむ。

どこで道を誤ったかなぁ。

ゲームなんかなくても支障はない

ただ、厳密にいうとこれは懲罰としてゲームを取り上げるというものではありません。

当たり前のことができなくなっているのはなぜか。

いろいろな原因を探っていくと、子どもたちがゲームというものをコントロールできておらず、生活時間をむしろゲームに支配されているという事実にぶち当たったわけです。

振り回されて必要なことができなくなるくらいなら、わが家にはゲームが要らないんじゃないかという結論に至ったためです。

子どもにとっては、小さい時からゲームで遊び、楽しくて大好きなものを取り上げられたわけですから、当然不満に思うのでしょうが。

 

でもちょっと立ち止まってほしい。

旅行に行くにも「Switch持って行っていい?」と聞き、大事なお小遣いやお年玉をすべてゲームにつぎ込み、ゲームができないとこの世の終わりのような絶望の仕方をする。

それって正常ですか?

もしこのままだったら、行きつく先として思い浮かぶのは、芝刈り機でゲームを粉砕されて叫びまくるニートのお兄さん(笑)。

この動画、ヤラセだったとしても面白い。

いや、面白いけど他人ごとじゃない。

余裕ぶっこいて「(笑)」とかつけてる場合じゃない。

うちも芝刈り機買わないといけないかもしれない。

やってみなくちゃわからない

あまりにも当然のようにゲームがあるというこの状況を「やめてみる」と、いったいどうなるか。

一度試してみよう。

夫の知り合いに、家にテレビもゲームもないという、同年代のお子さんがいる方がいます。

その方曰く「なくても何の支障もない」そうです。

宿題などもきちんとやり、暇を持て余すこともなく、スポーツに打ち込んでいるそうです。

どう見ても、うちの子たちより、ニートのお兄さんより健全だ。

テレビやゲームの話題についていけないからといって、友だちがいなくなるわけでもない。

それも「やめてみた」結果わかったことだそうです。

 

次男はわりとあっさりで、「ぼく、なくてもいいよ」と。

長男は最初こそギャーギャー言っていました。

でも自分の行いを振り返って思うところもあったのでしょう。

最終的には納得しました。

さっそく現れた変化

まだわが家のゲームなし生活は始まったばかりですが、さっそく変化がありました。

寝る時間がいつもよりも1時間早まりました。

夜になってやることなければ、眠くなる。

寝る子は育つ。

自然な生活リズムの流れを、いかにゲームが邪魔をしてせき止めていたか。

断捨離しても「意外と必要なかったな」と思えるモノが多いように、ゲームも執着しなければ必要のないもの。

ゲームソフトを買う必要もなく、浪費されている時間をほかのことに振り向けられれば、一石二鳥。

 

やめてみた結果、また別の問題が浮上する可能性はあります。

少し心配しているのは、友だちの家に入り浸ってしまうこととか…。

「やっぱりゲームを取り上げるのは失敗だった」となるかもしれない。

が、やってみないと何事もわからないのでね。

実験、実験。

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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